2016年7月23日 (土)

2016年度出資馬

今年の出資馬ですが、早々にオーディエンスの15(父エイシンフラッシュ、母の父スペシャルウィーク、祖母シェイクハンド)に決めてしまいました。

50口募集なので勇気が必要でしたが、今年はツアーに一日だけとはいえ参加し、そのなかで一番気に入ったのがこの馬で、おそらくこれから12月まで変わらないだろうなと思いましたので、えいやと申込書を投函しました。

決め手は以下の通りです。

  • 祖母が活躍馬で兄弟もそこそこ活躍している
  • 馬格があるが、重苦しいところはなくむしろ機敏そう。展示時の「エイシンフラッシュの子供でもこれだけの馬はそうはいない」という岡田社長の発言に納得
  • 入厩予定厩舎が和田正一郎厩舎である

他にも気になる馬がいないわけではなかったのですが、ステイゴールド産駒はどれが走るのかさっぱりわからないし(ツアー時の説明でも調教師の先生たちもわからないといっているらしい)、アイルハヴアナザーとマツリダゴッホの子供はみんな似ていてどれか一頭に決めるのが難しい…ということでこの馬にしました。

これまで比較的安価な馬が活躍し、それに気を良くして高い馬に出資すると走ってくれない、というのがパターンでしたが、この子にはぜひ活躍してもらわねば。

もしご一緒の方がいらっしゃいましたら宜しくお願い致します。

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2016年6月 5日 (日)

マイネルバールマン新馬勝ち

マイネルバールマン(父ジョーカプチーノ、牡2歳)がやってくれました。

今年、関東の初の新馬戦で見事勝利。

デビュー戦なので競馬場に行って観戦しましたが、パドックの馬っぷりもレースぶりも完璧でした。

馬に出資するときは、吟味して自分の気に入った馬を選ぶわけですが、予算制約もあったりして、完全に納得して出資することの方がめずらしいです。たいがい、もう少し背中が長いほうが好みだとか、後躯がしっかりしていたらなあとか。

バールマンの場合は、バランスも筋肉の付き具合も素晴らしく、「あとここがこうだったら」というような箇所がありません。

そのうえで走ったら2馬身差の勝利なのですから、期待も膨らもうというものです。願わくばこのまま順調に成長せんことを!

また、このレースで初めて口取り写真に参加できました。勝った後に勝利の喜びを分かち合うというのはいいものですね。

PS このレースで3着だったブレスジャーニー(父バトルプラン)の末脚は凄かったですね。上がり3Fを32.9秒、フットワークがきれいで、2着のホットセット(父マンハッタンカフェ)ともども次走目が離せないなあと思いました。

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2015年12月20日 (日)

1歳馬近況更新

まずユニオンのカーリーエンジェルの2014(父ジャングルポケット)。

現在は、BTCの屋内ウッドチップ主体にハロン23秒くらいのキャンターを乗っている。中間に来場された牧浦充徳調教師が、「2つ上の姉を管理していますが、馬体が決して大きくないものの背中が良いのは同じですね。この血統の良さが出ています」と話されいるように、柔らかみを感じさせる走りを見せている。ペースが上がったときの走りが楽しみである。馬体の成長と相談しながら、運動量に強弱をつけたメニューを組んでいく。

ユニオンの近況では、このように調教師さんのコメントを載せてくれるケースが多いです。調教師が気にかけてくれるということがわかるだけでも心強いものです。

体は小さいながら足元はすっきりしており、この時期ながら冬毛もあまり出ておらず、新陳代謝がよさそうなのも好感がもてます。

次はラフィアンのクリスビーナスの14 (父ジョーカプチーノ)。

クリスビーナスの14は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路で乗り込まれています。昼夜放牧を切り上げて騎乗を再開。順調に進められています。主任は「先日から強めの負荷をかけ始めていて、15-15を消化できました。力強さがあって、良くなってきています」と話していました。(12月14日現在の近況)

おっ、15-15!。

真歌の坂路で1ハロン15秒が出ていれば平地では14秒ぐらいの感覚でしょうか。かなり傾斜がきつい坂路で、坂の後半にかかると苦しそうな呼吸で上がっていく馬もいるなかで、当歳のこの時期で15-15ができるというのは嬉しいですね。

しかしまあ、当歳馬の近況の頻度というのはなんとかなりませんでしょうか。

まあ1週間ぐらいで変化があるわけではないのはよくわかっているのですが(私も飼い犬の様子を定期的に報告しろ、と言われても、「毎日寝てる。元気である」ぐらいしか言いようがありません)、特にユニオンのように1か月おきに数行だと、もう少し何とかならんかー!と思ってしまいます。

年が明ければ例年調教の様子がyoutubeでアップされたりして情報量が増えますので、それを楽しみに待ちますかね…。

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2015年12月19日 (土)

マイネルディアベル24戦目

明日の中山最終レースにマイネルディアベル(牡4、父ナイキアディライト)が出走します。

前走、先頭から2秒差の13着に敗れ、敗因はブリンカーをつけなかったこと(陣営の申請忘れ)と分析されていますが、それ以上にこの馬の場合、前半3Fが緩い流れならないと先行できず、持ち味を発揮できない、という点が大きかったのではないかと思います。

明日は中山1600mで枠は4番といいところを引きました。2年前の朝日杯FS4着のときと同じ枠です。メンバー的にも前半何が何でも行きたいという馬もいなさそうなので、なんとか35秒台後半のラップで前半3Fをこなしてもらいたいところです。

要はペースひとつ。

そうやって展開が向いたとしても末脚が確かなゴッドフリートローズマンブリッジサトノアッシュらにゴール前飲み込まれそうですが、持ち前の粘り腰で掲示板をめざしてほしいと思います。

【レース後追記】

8着でした。

上手くスローで逃げられたのですが、残り1Fを切ったところで後続に交わされてしまいました。あとコンマ1秒粘れれば掲示板だったのですが、そろそろ連戦の疲れが出てきたのかもしれませんね。でもよく頑張りました。

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2015年12月15日 (火)

パイロがすごいと聞いて

私が敬愛する職場の同僚かつ本物の馬主さんのとうちゃんさんによれば、今地方競馬界の馬主さんが注目を集めているのはパイロだとか。

その理由を聞くと、

同じ系統のタピットの産駒が大活躍している
ダートでの勝ち上がり率が高い

という事のようです。

調べてみると、活躍の舞台がダート短距離に偏っているせいか、地味な印象ですが中央の初年度産駒(現4歳)の勝ち上がり率はほぼ5割で、非社台系の種牡馬である事を勘案するとなかなかの数字です。

ユニオンだと今ローズカーニバルの2014がパイロ産駒です。

グランド牧場のパイロ産駒は中央登録馬は全頭が勝ち上がっています。
ほほう。これは。

ダートはグランド牧場の得意科目ですし、競馬界を席捲しているディープインパクトやステイゴールドの子供達とかち合わないカテゴリーのレースに適性がありそうで、これは結構いい馬を見つけたのでは。ウヒ。

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2015年12月14日 (月)

申込書投函

クリスビーナスの14につき、ラフィアンから予約受付確認メールと出資いただけますメールが来たので、出資申込書を記入して投函しました。

毎年この投函する瞬間は、なんとも言えない感慨があります。期待と、ほんの少しの「違う馬の名前を書くべきだったのでは」という逡巡とが入り混じった気持ちで、最後はえいやっという感じでポストに押し込む瞬間は、何年やっても変わりません。

出資したらあとは応援するだけなので気が楽です。

出資前は、この歩様はいいのかとか、こっちの馬の方がいいんじゃないかとか、気になって仕方ありません。

ひどいときは日替わりで気になる馬が変わったりして、こうなってくるとなかなか決められず、楽しいはずの馬選びが苦痛になって来ます。

一頭に絞ったあとは如何にして家庭内決裁を通すかで、これはさらに頭も胃も痛くなる作業です。

その全てが終わり、今は明鏡止水の心境です。

って言いながら、まだ募集期間がたっぷり残っているユニオンのカタログを開いているのですが。これぞ中毒…

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2015年12月13日 (日)

インド新幹線は採算がとれるか

本日の朝日新聞での記述。

今回の路線は沿線に人口100万人を超える巨大都市が並び、「世界でも数少ない好条件」(国土交通省幹部)とされる。日印共同の事業調査は、ムンバイ‐アーメダバード間の新幹線の運賃を2300ルピー(約4200円)と想定し、「採算性がある」とした。だが、インドで鉄道は「安価な庶民の足」というイメージが強く、現在は同区間を最安200ルピー(約360円)ほどで乗車できる。

これまでの鉄道と新幹線は別物でしょう。

東海道新幹線が開通した1964年の日本の一人当たり国民所得はわずか30万5千円でした。当時の東京‐新大阪間の運賃は2等が2,480円、1等が5,030円でした。

他方、現在のインドでは、人口が多いため一人当たりGDPは1600ドル程度(20万円弱)ですが、2020年ごろには年間所得が1万5千ドル(約180万円)を超える上位中間層、富裕層が3.5億人(!)を超えるとされています。

これらの層ではデリー‐ムンバイ間の料金4,200円は十分支出可能なはずです。

感覚的にも「3丁目の夕日」の時代の日本でも新幹線には大勢人が乗ったのですから、インドでも同様に大勢の人がのるでしょう。

記事では格安航空会社との競争も記載されており、確かにこれは脅威ではありますが、鉄道と飛行機では輸送力も大きく違いますので、日本の新幹線同様、インド新幹線も国を支える基幹インフラとして機能するものと思います。

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2015年12月12日 (土)

2015年ユニオンの出資馬

昨年はユニオンでも出資はしなかったので、今年の2歳馬はいません。やはり2歳がいないというのはさびしいです。

昨年の分も頑張ろう、という気持ちでユニオンも吟味して出資したのはこの一頭。

カーリーエンジェルの14(父ジャングルポケット)

出資のポイントは、以下の通りです。

【血統】

言わずと知れた、エガオヲミセテオレハマッテルゼエノクフラアンジェリコと兄弟がことごとく走っており、叔母エアグルーヴからは次から次へと活躍馬が出ている、我が国の最優良牝系です。文句のつけようがありません。

【馬体】

遅生まれということもあって、11月時点での馬体重は405㎏と小柄なのが気がかりですが、写真やビデオからは、小さいながらもバランスがよく、体をうまく使って歩いている様子がわかります。毛艶もよく、母は高齢ですが健康な馬のように思いました。姉のシャンデリアハウスも小さい馬体ながら健闘しており、そのうち2勝目を挙げるものと思います。

【価格】

この牝系の馬が、馬体も小さいだけで他には欠点がないのに1200万円。ありえない。出資するしかないでしょう。

デビューは遅めかもしれませんが、夢をみさせてくれそうな血統だけに、わくわくしつつじっくりとその日を待ちたいと思います。

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2015年ラフィアンの出資馬

2014年は出資しなかったので、2年ぶりの出資となります。

いろいろと迷いましたが、クリスビーナスの14(父ジョーカプチーノ)に出資しました。といってもまだ予約メールを送った段階ですが…。

出資の決め手は以下の通り。

【馬体】

9月撮影の馬体が素晴らしいと思いました。1歳ながら筋肉が発達していて、いかにも走りそうです。

タイセイエクレールも500㎏前後の馬ながら、パドックではバランスがよく、鈍重さを感じさせない体をしていますので、お母さんのクリスビーナスはきっと仔だしがよいのでしょう。

【血統】

父がジョーカプチーノで、カタログは血統表もブラックタイプも3代前までしか掲載されていないため、「地味な血統」という印象をお持ちの方もおられるようですが、曾祖母Midsummer MagicThe Minstrelの全妹。5代母はFlaming PageですからNijinskyが出た牝系です。

9月撮影の写真は、毛色こそ違うもののThe Minstrelの姿形によく似ています。3代も遡ったら影響力は相当薄れているだろう、と思いますが、隔世遺伝ということもあります。

【価格】

私には1400万円ぐらいがボーダーです…。

兄タイセイエクレールが未勝利を勝ったあたりから急に売れ出して、天邪鬼なので別の馬にしようかと思ったのですが、The Minstrelの筋肉質な馬体とそっくりということが決めてとなって申し込みをしました。

ちなみに、最後まで悩んだほかの候補馬は以下の通りでした。

ケイウンブルームの14(父タイムパラドックス)
ラビングトスカーナの14(父スマートファルコン)
コスモクラッベの14(父ダノンシャンティ)

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2014年8月23日 (土)

ホワイトマズル×サンデーサイレンス

ここのところ出資馬たちが牧場で英気を養っていたり、出走している馬は二ケタ着順が続いたりして、そうなるとせっかく募集の季節がやってきたのに、今一つ気持ちが盛り上がりません。

そうした沈滞ムードのなかで、「おっ」と一瞬興奮したデータありました。

父がホワイトマズル、母の父がサンデーサイレンスの牡馬ないしせん馬の成績です。

                                                                                                                                                                                                                                                         
馬名年齢総レース数収得賞金本賞金
アサクサキングス10231280045720
シルポート9541545039093
シャドウゲイト12461647026080
シンゲン11291070026050
ロードオブザリング739225011870
ナリタスレンダー9459507259
クレスコワールド101015504953
リヴィエラブルー10347004333
ミッキーホワイト62013003797
シャドウダンサー359002580
ヤマニンランスタン123301245
アサクサマジック582001144
メテオーラビアンカ4122001070
オースミフィーバー122200680
エヴリシーズン41660469
ホワイトシチー1240310
ボンドストリート618100250
ザジャズダンス4900
グランドライン57200
ベストヴィジョン3400
クラウンビアンコ5400
平均8,424
勝ち上がり率61.9%
一億円上率23.8%

これって、結構すごい数字じゃないですか?

いくら母父サンデーサイレンスのマジックがあるとはいっても、これだけのサンプルがあって平均獲得賞金が8400万円というのはそうそうお目にかかるものではありません。

さてこの配合の組み合わせの馬がラフィアンで募集にかかっていますが、今のところまだ10口も売れていません。ほほう…。

今牧場に戻っている馬たちが復帰して賞金を稼いでくれるまで残ってくれているといいのですが。

馬たち頑張って。お願い。

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ルーベンスクラフトはブービー

月岡特別に出走したルーベンスクラフト(父スペシャルウィーク、牝4歳)は、15頭立て14着でした。

むう。

大きく出遅れてレースにならず最下位だった前走に比べればレースに参加でいたので一歩前進ではあります。

先頭との着差は1.4秒差なので、着順ほど負けてない・・・と数字だけみると思いたくなるところですが、他の馬がスパートをかけたときについていけない様子をみていると、現状では力の差があるようです。

なかなか順調に使えない馬だけに、レースの反動が出ないといいのですが。

なお、レースではカムイミンタラを応援していました。

父マンタハッタンカフェ、母ミュンシーという大物感のある血統で、よくマイネルクレイズと一緒に走っているので親近感をもってみているのですが、今日もよく追い込んだもののあと一歩の4着。

出資者の方はもどかしいと思いますが、まだ伸びしろが感じられる馬で、いつかさらに成長してくる、そんなわくわく感があるのがいいですね。

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2014年7月29日 (火)

SONA

今日はラマダン明け休暇で祝日でした。

イスラム教国だとラマダン明け休暇はもっと長いのですが、フィリピンでは公的な祝日は1日だけです。

さて、昨日は大統領の施政方針演説がありました。SONA(State of Nation Address)といい、1時間半から2時間にわたって、大統領が議会で政策方針を述べるものです。

アキノ政権は2011年から2016年までの6年間。フィリピンは、再選が禁止されているので、1期6年でお終いです。今年は2014年で今年、SONAをやると残すはあと1回です。

昨年も思ったのですが、残りがあと2年を切ると、新しい政策が打ち出しにくくなるのでしょうか、演説の内容が、今後の方針よりも、これまでの成果を強調する内容になっているような気がします。

国民に対する説明責任という意味ではわかりやすく、成果でもって示すのは政治の正しいあり方だと思います。他方、やはり将来の政策や今後の新しいインフラ投資の見通しについて、自分の任期以降のことはコミットできないのかもしれませんが、民間企業や海外の投資家については知りたいのではないかと思いました。

あとは、今年の特徴としては

  • 災害復旧・復興(昨年はボホール地震と台風30号があったので)
  • ミンダナオ和平(3月に和平合意がなされたので、今後のステップを順調に進めていくことが大事)
  • フィリピン軍の装備の充実(その背景は触れていませんが、西フィリピン海の最近の情勢を念頭においてのものと思われます)

といったことに触れていることでしょうか。

マクロ経済が好調で、歳入も増えているので政策を遂行する余地も増えているところ、このまま順調に経済発展して、貧困率も下がるとよいのですが。

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2014年7月27日 (日)

柴田未崎騎手

柴田未崎騎手が復帰後初勝利を挙げたそうで、おめでとうございます。

未崎騎手は、私が20年前に始めた一口馬主で初勝利を挙げたマイネルスティングの主戦騎手でした。

スティングは、勝った時の手綱は柴田善臣騎手でしたが、所属厩舎の高木厩舎に入ってきたのが新人の未崎騎手だったので、最多の12戦に騎乗しています。

スティングの引退レース(6着)も当時▲印のついた未崎騎手騎乗でした。

すっかり忘れていたのですが、この時の勝ち馬はマイネブリリアン、3着はマイネルナポレオンだったのですね。

ナポレオンは出資馬だったのですが、一緒に走っていたのを忘れるぐらい、スティングの引退レースということで印象が強かったのだと思います。それぐらい、初めての勝ち星をくれたスティングには思い入れがありました。

ちなみにこの時は、引退するとは思っていなかったところ、前日に競馬新聞を買ったら「このレースで引退の予定。頑張ってほしいね」という厩舎のコメントが載っていて驚いたことを覚えています。

そういう思い入れのある馬に乗っていた未崎騎手ですので、なんとなく応援したくなるのが人情というもの。

柴田大知騎手は、ラフィアンの主戦ということでいつもお世話になっていますし、未崎騎手もこの勝ち星をきっかけに活躍してくれることを祈念しています。また私の出資馬に乗ってくれたらうれしいのですが。

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アニラオ

今日は、マニラから車で2時間ぐらいのところにあるアニラオというダイブリゾートに行ってダイビングをしてきました。

ダイビングのいいところは、ボートに乗ったり潜ったりしている間は、一切のことを忘れられることですね。特に私の場合は、技量がまだまだなので、余計なことを考える余裕もないのですが。

アニラオには、数多くのダイビングスポットがあって、かれこれ10回ぐらい行っていると思いますが、飽きることがありません。

今日行ったのは、ラヤグラヤグバフラと、新しいサイトだというアガフタというところ。

最初のラヤグヤラグバフラでは、ウミガメやフエダイ、ヤガラ、ハナダイ、チョウチョウウオ、クマノミなど、アガフタでは、ヘコアユ、ツバメウオ、シャコ、ハリセンボン、ほとんど岩のように巨大なフグ、ハナヒゲウツボなどなど。

私は水中カメラを持っていないのと、ダイブマスターがフィリピンの人なので、あとで魚の名前を確認するのが困難なのですが、そのほか、たくさんの覚えきれないぐらいの魚がいます。

と、書くとすごく楽しそうなのですが、今日はモンスーンが強くて水面に上がってきてから波にもまれているうちに、気持ち悪くなってしまいました。これが波酔いというやつか…。

ダイビング中に気持ち悪くなるというのは非常につらく、「気持ち悪くなったらレギュレーターの中に吐けばよい」と人はいうのですが、そんな芸当はとても私にはできません。幸い、今日は2本目を潜る前に治まったので事なきを得ましたが。

なお、私がいつもお世話になっているのは、Bontoc in Batangasというダイブショップ、というか民宿ですが、フィリピン人のご主人いわく、日本のお客さんにもたくさんきてほしいとのこと。日本人のお客さんを呼ぶなら日本語が通じた方がいいんじゃない? というと、「君がダイブマスターになってここで働いてくれればいい!」と…。初心者をつかまえて何を言いだすのか。

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2014年7月26日 (土)

マイネルディアベル、中京記念に出走

マイネルディアベル(牡3、父ナイキアディライト)が中京記念に出走します。

前日前売りの時点で単勝68倍のブービー人気です。

1レース単位でネット経由購入できる競馬新聞もみましたが、見事に無印。

出走で興奮しているのは出資者だけか、という空気っぷりですが、この馬の場合、とにかく人気がなくてもそれ以上の走りをみせてきています。

明日も、いつものように、馬群に飲み込まれそうで飲み込まれない、最後まであきらめないガッツを見せてくれるでしょう。和田騎手の腕にも期待です。

【レース後追記】

13番人気13着。

さすが競馬ファンの皆さん、よくわかってらっしゃる…。

3F通過が35秒台で、スローなのかと思いきややはりこの馬場ではハイペースだったようで、上位に来た馬は、一頭だけ一番内を通ったティアップゴールド(6着)を除いて、中段から後方待機の馬たちばかりでした。

とはいえ、直線追い出してから抵抗できずにそうそうに脱落していましたので、後方待機していたら伸びたかというとそれも考えにくいです。

今日のディアベルの敗因は

  • 距離が長すぎた
  • 馬場も重すぎた
  • ペースが速すぎた
  • 相手が強すぎた

ということでしょう。

もうこれで1600mより長い距離を使うことはないのではないでしょうか。

ダメージが少ないといいのですが。

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コロナボレアリス

ユニオンの3歳馬、コロナボレアリス(父ファンタスティックライト)が2戦目で未勝利戦を勝ち上がりました。

コロナボレアリスは、ユニオンの活躍馬アルフェッカの子供で、アルフェッカ自身も未勝利戦をぎりぎりで勝ち上がり、その後活躍した馬なので、コロナボレアリスも今後が楽しみです。

私は出資者ではありませんが、この馬が勝ち上がったのには少し心を動かされました。

というのも、この馬は2歳の2月までは極めて順調な調整を続けていたのですが、去年の3月に繋靭帯炎を発症。

しばらく乗り運動を控えていて、ようやく治って調教を開始できたと思ったら8月末にまた繋靭帯炎を発症してしまったのです。

1歳の12月の写真が素晴らしく、以来気にかかっていたので情報更新されるたびにフォローしていたのですが、いつもウォーキングマシーンでの運動にとどめ患部を冷水で冷しているといった内容の近況ばかりでしたので、出資者の方も、「これは厳しいかもしれない」と思っておられたのではないでしょうか。

それが、デビュー2戦目で鮮やかな勝利。育成牧場も、西浦調教師も、クラブ、出資者の皆さんも耐え忍んで焦らず待っていた甲斐がありましたね。

おめでとうございました。

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2014年7月24日 (木)

マイネルインプレス初時計

期待の2歳馬、マイネルインプレス(牡2、父ステイゴールド)が初時計を出しました。

7月20日には、5Fから69秒-14秒台(強め追う)、7月23日には同じく5Fから70.4秒-13.1秒(G前仕掛け)の時計を美浦ウッドコースで出しています。

昔は、マイネルメッサーがいきなり65秒台の時計を出して、新馬戦を快勝したような記憶がありますが、最近はラフィアンでもそういう馬はいないので、まずまず良しとしましょう。柴田大知騎手が稽古をつけてくれていることをみても期待されていることがわかります。

ギャロップのPOG本でも「父の産駒でここまで動いた馬はいない」などと書かれていて、父がステイゴールドという、私にしてはメジャーな種牡馬の馬を買ってしまっただけについつい大きな期待をかけてしまうのですが、このまま無事にデビューを迎えてくれればと思います。

ところで今週デビューを迎える2歳馬で注目しているのは、ユニオンのロープアドープ(父キンシャサノキセキ)とラフィアンのマイネルオフィール(父ゴールドアリュール)。

ロープアドープは、誰もが認める好馬体の馬で募集開始後ほどなく満口になるような素質馬ですが、先日の追切でマイネルバイカに先着したことをみても、並みの新馬ではありません。

マイネルオフィールは、古馬500万下と併せて余裕の先着。カタログでは後躯が頼りない感じがしたのですが、追切の動画をみているとそんな感じは全然ありませんね。

ラフィアンの馬が活躍するということは、それだけ今年の2歳馬のレベル全体が高いということで、ぜひ頑張ってほしいと思います。

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母父トニービン×母母父ディクタス

マイネルディアベルは、和田騎手で中京記念に向かうようですね。

今日の追切では、さんざん叩かれて終い1ハロンが13.8秒かかっているので、常識的には不安になりますが、この馬の場合、前走でも坂路の時計は54秒台と早くありませんでしたので、大和田先生がいうとおり、あまり心配しなくてもいいのかもしれません。

さて、鉾田ツアーで岡田社長は、ディアベルの体質を解説しているときに「ディクタスにトニービン、ナイキアディライト。うーん…」とうなっていましたが、この配合ってどうなのでしょうか。

父ナイキアディライトはサンプル数が少なすぎるので、母父トニービン×母母父ディクタスという馬の成績を調べてみました。世代は現2歳から11歳の10世代です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
馬名性別年齢収得賞金本賞金種牡馬
ドリームパスポート11785043180フジキセキ
セイクリッドセブン722507507フジキセキ
ラウンドワールド414256140ディープインパクト
マイネルディーン57505974ダンスインザダーク
マイネルディアベル318505740ナイキアディライト
オモイデサクラ74502765サクラバクシンオー
モンマックス44502670サクラバクシンオー
ミラグロッサ65102066フジキセキ
ムービーハウス92001754フジキセキ
ナムライチバンボシ42001742フサイチリシャール
ハギノハーセルフ94501730コロナドズクエスト
コスモディセント62001490ステイゴールド
ハギノエントラータ102001260ブラックホーク
フィーリングトーン8200970ワイルドラッシュ
ハギノウタヒメ80820ジェリ
ザグレース50745ディープインパクト
パルマローザ110535アグネスタキオン
カーネルインチーフ90275コマンダーインチーフ
クイーンオブザメイ100192ブラックホーク
アウダーチェ100130スペシャルウィーク
テイエムモーレツ60120ダンスインザダーク
グレートアイランド3090マンハッタンカフェ
ミカエフェクト800トワイニング
ハギノグリッター1100メジロマックイーン
レオーネドーロ800アグネスタキオン
トランジット600アドマイヤマックス
アサクサアドリア800エアエミネム
ムスタングキング300サクラバクシンオー
イセノミライ700ゼンノロブロイ
ヒカルリクエスト1000アグネスタキオン

全30頭中、14頭が勝ち上がり、獲得賞金の平均は、2930万円(!)。平均値はドリームパスポートがいるのでこの数字になっているわけですが、ドリパスを除いても1542万円なのですから、なかなかの値です。

もっとも全30頭といっても、繁殖牝馬の数は、グレースランドムービースクリーンサドーダンサートニーズメモリイハギノトニーレディの5頭だけ。サンプル数が少ないですが、しかし、いずれの繁殖牝馬もコンスタントに走る馬を出している点は、気にかけておいてよいと思います。

でも年齢や繋養牧場的に、今後一口クラブに出てくる可能性があるのは、グレースランドぐらいでしょうかね。せっかく見つけたのに、少々残念です。

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2014年7月23日 (水)

母父シンボリクリスエス×母母父サンデーサイレンス

niftyニュースをみていたら、ハルウララが千葉県の牧場にいるという記事があり、その中で「引退後10年が経ち…」といった趣旨の記載がありました。

Targetで調べてみたら今年18歳。いろいろありましたが、地方競馬で勝ち上がれなかった馬が18歳の今も存命というのは、幸せな馬生だったとも言えます。

しかし、もう10年ですか。月日の経つのははやいですね。

それはさておき。

競馬ファンだと、あの馬の子供がもうデビューか、みたいなところで月日の流れの速さを感じたりするものですが、ラフィアン募集馬のチューベローズに関連して、

「母父シンボリクリスエス×母母父サンデーサイレンス」

という繁殖牝馬の産駒成績について検索したら、さしていないだろうと思いきやすでに11頭もいてびっくりしました。

シンボリクリスエスなんて、ついこないだ走っていたような気がするのですが。さすがにそれはないか。

さてその結果は以下の通り。

                                                                                                                           
馬名 性別 収得賞金 本賞金 母名
サンマディソン 3 900 1860 チューベローズ
フェイトカラー 3 400 940 ウエストコースト
エイシンヴァラー 3 400 700 エーシンラージシー
エスティレイズ 3 0 430 エターナルレイズ
カシマムンムーン 3 0 0 カシマヴィーナス
ショッキングコート 3 0 0 シャンディガフ
サイレンスシャドウ 4 0 0 シャンディガフ
コラーゲン 4 0 0 ウエストコースト
リンリンクスクス 3 0 0 レッドストリング
テイケイネクサス 2 0 0 ヒダカナデシコ
タイセイマリーン 2 0 0 コヴェンティナ

まだ2歳の2頭を除いて9頭としても、勝ち上がっているのは3頭で、勝ち上がり率.333ですか。

大種牡馬サンデーサイレンスにシンボリクリスエスの配合でこれは、少し期待外れといっていいかもしれません。

うーん、さてどうしようかいな、と思って、獲得賞金トップのサンマディソンの母をみると、その名はチューベローズ!

む、む。こういう場合はどうすればいいのか。

全体の傾向に従えばシンクリ×サンデーの繁殖牝馬はそれほど傑出しているわけではない、しかしチューベローズはそのトップ。統計をとるか個別事例に賭けるか。

迷ったら、「主役は馬だ」。今後の馬体の成長をみて決めたいと思います。

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2014年7月22日 (火)

台風の名前

台風10号は、フィリピンをそれて台湾方面に向かっているようです。

先週、マニラ首都圏を直撃した台風9号は、勢力を強く保ったまま中国に向かい、何十年に一度の強さの台風として中国では大きな被害が出たようで、今年も自然災害には十分な警戒が必要な年になりそうです。

ところで台風の国際名は、どのように決まるかご存知でしょうか。

昨年フィリピンを襲った台風30号は、国際名「ハイエン」と呼ばれています。これは中国語で海燕という意味なのですが、実はこれ、あらかじめ決められている名前なのです。

先般、日本に上陸した台風8号の国際名はノグリーですが、韓国語でたぬきという意味です。

台風の名前は、東アジア・東南アジア・アメリカの14か国があらかじめ名前をつけており、全部で140個あります。

これが一巡すると、1個目の名前に戻ります。

今の台風10号はマットゥモ(米語で大雨の意味)、次に発生するであろう台風11号は、予言しておきますと(笑)、ハーロンです(ベトナム語でハロン湾からとっている)。

詳しくはこちらの気象庁のHP をご覧ください。

それにしても、各国の台風の名前の付け方はバラエティに富んでいます。

日本は星座からつけているようですが、他の国は、アリ(蟻)とか、バビンカ(プリン)とか、なんでそうなったのかわからない名前もたくさんあります。

ちなみにフィリピンでは国際名とは別にフィリピン固有の名称をつけています。最初に発生した台風はAから始まる人の名前(今年の1号はAgatonアガトンでした)、それから順にBから始まる名前、Cから始まる名前・・・となっています。

去年の台風30号は、台風ヨランダ(Yolanda)と当地では呼ばれています。

ヨランダは、女性につけられる名前で、防災を担当しているある国際機関の担当者の名前がJolanta(Yolandaと語源は同じで東欧バージョン)であるのを知ったときは、なんたる偶然!と思ったものです。世界に多数いると思われるヨランダさんは、ちょっと気の毒な気がします。

ちなみにフィリピンの人に言わせると、「なぜか被害が大きい台風には女性の名前の場合が多い」とか。なんとなくわかるような、わからないような。

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