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2005年12月23日 (金)

ユニセフ外国コイン募金

出張に出かけていました。今回の出張で乗った英国航空は「Change for Good」というユニセフと提携したキャンペーンを行っており、飛行機に乗ると各座席に使い残しの外国通貨を入れる封筒が置いてあります。その封筒に外国通貨(どこの国の通貨でも良い)を入れるとそれがユニセフ募金になる仕組みです。

日本でも外国コイン募金として知られており、成田空港などに募金箱が設置されています。両替できない外国通貨は持っていても死蔵するだけですので、素晴らしい発想だと思います。

こうしたユニセフの広報活動には感心するところが多く、例えば寄付金額でどれだけのことができるか(たとえばポリオの予防注射1本6円、約1万円で700人分のはしかの予防接種など)を明示しており、大変わかりやすくなっています。私もそうしたところに惹かれてカード募金をしていますが、ときどき「それだけの費用でできるのであれば、なぜポリオはいまだに撲滅できないのだろうか」という疑問がわきます。

おそらく、この金額はそれぞれ予防接種の薬代金そのものを示しているだと思いますが、実際にはこれ以外に子ども達に注射を打つまでにかかる様々なコストがかかります。予防注射の必要性を理解してもらい病院や保健所にきてもらうための広報費用、薬を各保健所まで送り届ける運送費、予防接種を行う人やこのオペレーションにかかわる人の人件費などを入れると、実際に子ども達に予防接種をするのは結構大変な苦労があり、薬があっても接種できないがためになかなかポリオの撲滅ができないということなのでしょう。

今流行りの言葉でいうと、サービスデリバリーの問題ということになると思いますが、ユニセフの資金使途報告や活動報告には、ぜひこの部分に関し、ユニセフがどういう工夫をし実際に援助を届けているかということについて書いていただけるとありがたいなと思います。

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