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2005年12月13日 (火)

薬を飲まなかった時代の平均寿命

昔、ストロング・メディシンというジェフリー・アーチャーの小説を読んだことがあります。これは薬業界の内幕を舞台にした小説で、筋はすっかり忘れましたが、その中で風邪薬は対症療法に過ぎず、結局人間の自然治癒力が風邪を治すのであって、例えば子どもの胸に塗る風邪薬を塗っている母親の宣伝はそういうイメージで売っているが実際には風邪を治すのには役立たない、というようなことが書いてありました。

当時高校生だった私はそれを信じ、以来、風邪程度では薬を飲まずにやってきたわけですが、あるとき、仕事で一緒になったお医者さんにそのことを話すと「あのですね、薬がなかった時代は、人間の平均寿命は30歳代だったのですから」と、至極当然のことをおっしゃられ、以来、風邪をひたら葛根湯でもルルでも飲むようになりました。大して有効ではないと軽視していた頃と今とでは、実際に効き具合が違うように思えるのは、プラシーボ効果というやつでしょうか。

確かに、薬は風邪ウィルスを退治するわけではないのでアーチャーの言うことは正しいわけですが、症状を軽快させ体力を温存するというは、それはそれで素人なりに大事なのではないかと最近は思っています。

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