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2006年1月

2006年1月31日 (火)

パリの公衆トイレが無料に

Tky200601280251 なるそうです(こちらの朝日新聞の記事ご参照)。

最近は慣れましたが、トイレに入るのに小銭が必要というのは私も含め、多くの日本人には違和感があるのではないでしょうか。また、パリの自動式公衆トイレは記事の写真のとおり、大通りの歩道にデンとありますので、ただでさえ気恥ずかしい上に、あの前で「えーっと」と言いながら小銭を数えている「間」はその恥ずかしさを倍加させます。

というわけで、ホームレスのみならず日本人観光客にとっても歓迎すべきニュースかと思います。

ちなみにフランスでは幼児のオシッコには寛容なようで、知人の話ですが、シャンドマルス公園(エッフェル塔の前の公園)で「このあたりにトイレありませんか」と聞くと「誰の? え、この子の? (両手を広げながら)この公園全部がトイレだ」と言われたそうです。

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2006年1月30日 (月)

教科書の間違い

先日、センター試験の政治・経済の問題で、高校の教科書に載っているグラフとそっくりのグラフが出題され、教科書のグラフが間違っていたがゆえに、ある受験生が教科書どおりの回答を書いたら間違えてしまった、というニュースがありました。

社会人になり教科書をみる機会などほとんどなくなりましたが、一度だけ、仕事で「来年度用の政治・経済の教科書の内容をチェックしてほしい」と頼まれたことがあります。みてみると、かなり古いデータに基づいた記述がなされており、現状と異なっている箇所が数個所ありましたので、最新のデータをつけてコメントを返した記憶があります。

政治・経済の教科書というのは、他科目に比べてデータの更新や記述内容の変更が頻繁に行われる必要があるので、出版社側も大変なのかもしれません。もっとも今回のミスは、日・米・英のデータのうち、米と英を取り違えていたということで、そういった事情で寛恕されるべきものではなさそうですが。

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1月29日のパリ

2006129_022 冬には珍しい晴れ間が出ました。気温は低いながら、今週は天気がいい日が続くようです。このところ、暗くて寒い日々に飽きがきており、少しの晴れ間や日没時刻が少しずつ遅れていくことに楽しみを見出しています。

写真はエッフェル塔を背にした陸軍士官学校です。17時頃。

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2006年1月28日 (土)

サオヒメ 連闘で出走

月曜日に走ったばかりのサオヒメですが、日曜日東京12Rに安藤勝己騎手で出走します。連闘は陣営の「こんなはずではない」という思いの表れですし、ジョッキーもアンカツとくれば改めて期待も高まろうというものです。前走が前走だけに人気はないでしょうが、東京では勝ち鞍もありますし、距離も1400mの新馬戦で2着に来ていることから条件は悪くなさそうです。

安藤騎手には、かなり前になりますが出資馬だったマイネルジェットに乗ってもらったことがあります。友人が安藤騎手と話す機会があった際に、マイネルジェットの名前を出すと即座に「あの馬、走らんことないよ」という返事が返ってきたそうです。トップジョッキーは頭の中に現役馬のデータベースが入っているそうですが、それを裏付けるようなエピソードです。

ところで、サオヒメという名前について、ブログなどを読んでいると心無い書き込みが多いですが、ユニオンの会員でない人のために書いておきますと、意味は「佐保姫」(春をつかさどる女神)で、母の名前ハルカゼが由来となっています。私は命名者ではありませんが、一応念のため。

追記:直線、新馬戦を彷彿とさせる追い込みをみせ4着と希望のもてる結果でした。上がりは一番速く、直線前が狭くならなければ3着はあったかもしれません。さすが安藤勝己騎手。今日は朝から気分がよかったです(時差が8時間あるため、レース結果を知るのは朝8時すぎなのです)。

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日本のODA、借款供与に偏重 インドネシア副大統領

共同通信配信の記事はジャカルタポストの原報道を的確に訳していないということなので(こちらのエントリが詳しいです)、原文をみて思うところをいくつか書いてみます。

副大統領は、「日本はインドネシアに対して借款を供与することに熱心すぎる。借款の高い返済率(repayment rate)はインドネシアよりも日本を利するものだ」「私は借款に対して支援という言葉は決して使わない。正しい言葉は協力だ。日本は我々が返済しなければならないにもかかわらず、常に借款を支援と考えている。」と述べています。

まず、事実関係の指摘からですが、

1.日本の援助は要請主義ですから、インドネシア政府の要請なしには援助しません。

2.借款の高い返済率というのが、もし利率や償還期間のことを言っているのであれば、円借款の利率は超低利・超長期で、これにまさる条件は第二世銀(IDA)ローンぐらいなもので、通常の世銀融資やIMF融資と比べて高い譲許性を有しています。

3.借款は支援かそうでないか。円借款のような譲許的融資は、「市場からの借入+無償資金」を混ぜ合わせたものと考えられますが、譲許性を確保するための「無償」分がまさに支援にあたります。

4.副大統領は、円借款で整備されたインドネシアの経済社会資本(港湾、道路、空港、灌漑、農村道路、教育、保健、等々)の便益について触れていません。これらは規模的に無償資金協力だけでは到底賄いきれないものです。

従って、副大統領は、円借款=債務負担という理解から円借款は援助ではないと言っておられますが、上記2、3、4の点から、やはり円借款はインドネシアへの支援なのです。

ただし、アジア通貨危機以降、インドネシアが重い債務負担に悩んでいることは事実です。開発途上国の債務危機は、一般に考えられているような無計画な借入ではなく、一次産品価格の下落や通貨危機などの外的ショックによってもたらされます。副大統領がスピーチの中で触れられている北スマトラの事業とは水力発電とアルミ精錬工場を組み合わせたアサハンプロジェクトのことを言っているのだと思いますが、このプロジェクトなどその典型で、事業完成後、アルミの国際価格が低迷し、結果的に当初見込んでいた利益が得られていないものです。

ひところ借款は債務負担を生むので悪いものだ、という議論がなされていましたが、最近では借款そのものが悪いのではなく、一次産品価格の下落や通貨危機等によって引き起こされる外的ショックを緩和する有効なメカニズムの不在が問題であり、これを解決すべきとの議論も出ています。

以上を踏まえつつ、副大統領には、借款だから支援ではない、とお考えになるのではなく、円借款は譲許的であること、債務負担を増大させた原因は借款以外にもあること、これまで円借款がインドネシアの経済社会基盤整備にどれだけの貢献をしているかを踏まえたうえで、日本の協力の評価をしていただきたいと思います。

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2006年1月27日 (金)

トロットレース

Phot_menuprix今週末、ヴァンセンヌ競馬場でアメリカ賞という繋駕競走(トロットレース)の大きなレースがあるようで、パリ中のメトロの駅に左のポスターが貼ってあります。私の知る限り、こうしたポスターが貼られるのは他に凱旋門賞、パリ大障害だけなので、相当なイベントなのでしょう。

アメリカ賞というのは、1920年に、第一次世界大戦へのアメリカの参戦を記念して創設されたそうです。歴史を感じます。

繋駕競走は、実は正直よくわかっていません。テレビでみていると、先行・差しのどちらが有利というわけでもなさそうですし、調子よく行っているな、と思ってみていると思わず馬がギャロップしてしまい失格とか、いろんな予想要素があるようで、面白そうではあります。

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2006年1月26日 (木)

世銀の例に学ぶ

企画立案部門の議論に決着がつき、実施機関の組織統合問題に議論が移ってきました(こちらこちらの報道など)。

現在、開発の世界で最も影響力があるのは世銀です。世銀の強さは、1.開発理論に裏付けられた政策とそれを可能にする調査研究能力、2.豊富な資金力、3.政策支援や能力開発、案件形成を行う技術協力、を持っている点にあります。このうちのどれが欠けても、世銀は今ほどの影響力を行使できません。

実施機関のあり方にはいろいろなオプションがあると思いますが、どのような形になるにせよ、世界第2位の援助大国にふさわしい、上記3点を備えた組織作りを目指していただきたいと思います。

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2006年1月25日 (水)

フランスの外交力

フランスの外交力-自主独立の伝統と戦略(山田文比古著、集英社新書)を読みました。

私自身、フランスがなぜイラク戦争において米国に同調しなかったのか、また仏語圏アフリカ諸国になぜこれほど深くコミットしているのか、開発援助における文化協力の比重がなぜこんなに高いのかなど、フランスについて様々な疑問があったのですが、それぞれにつき明快な回答が書かれており、勉強になりました。

著者は、在フランス大使館公使で、それ以前はフランス国際関係研究所で客員研究員として国際関係やフランス外交について研究しており、その際に得た知識や資料などをもとに書いたということですが、研究成果の一部をこのように新書でわかりやすく示していただけるのは大変ありがたいことです。上に述べた、私と同じような疑問を持っておられる方にお勧めです。

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2006年1月24日 (火)

サオヒメ残念

月曜日の代替競馬に出走したサオヒメですが、4番人気ながら先頭から2.2秒差の12着に敗れました。

今回は叩き2走目でしかも牝馬限定戦でチャンスだと思っていただけに、特にがっくりきてしまいました。今回に限らず、出資馬が惨敗すると落胆のあまりふと「何でこんな思いをせにゃならんのだ」と思ったりもしますが、なぜかやめられません。中島みゆきの歌で「夢見れば人生はつらい思いが多くなるけど、夢見ずにいられない」というのがありますが、そんな感じでしょうか。

今回のサオヒメは、菊沢ジョッキーによれば砂をかぶって走る気をなくしたということですので、次こそ実力を発揮して欲しいところです。

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2006年1月22日 (日)

家族連れにアパートホテル

先日、シタディーヌというアパートホテルを利用しました。アパートホテルとは、短期滞在者用のアパートで、部屋にキッチン(冷蔵庫、電子レンジ付き)がついており、コインランドリーの設備もついています。

ベッドメーキングは週1回で荷物係もおらず、こういうところで経費節減を図っているためか、宿泊料は部屋の大きさに比べて安めです。

小さい子供連れにはこういうところは便利です。ホテルでは夕食のたびに子どもが入ってもいい場所を探す必要がありますし、そういうところに行ったとしても子どもを静かにさせておくのは大変です。その点、アパートホテルであれば、近所のピカール(冷凍食品チェーン)で何か買ってきてチンすれば安上がりに気兼ねなく食事ができ、家族連れには結構使いでがありそうです。

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2006年1月21日 (土)

雪で競馬開催中止

今日は中山でサオヒメが最終レースに出走予定だったのですが、降雪のため開催が中止になってしまいました。先週の段階で調教師が「次は勝てるだろう」とコメントしていた由で状態もよさそうでしたので、残念です。

降雪で競馬開催が中止になると、昔出資していたマイネルウェールズを思い出します。初めてツアーに参加して実馬をみて出資した馬で、思い入れも強かったのですが、デビュー予定の開催が降雪のため中止になり、あろうことかその当日に調教中に転倒、骨折して予後不良になってしまいました。代替競馬の新聞を開いて当該レースに同馬の名前がなく、「あれっ」と思ったのですが、後で事の顛末を聞いたときはさすがに愕然としました。

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2006年1月20日 (金)

ODA戦略に首相直属の会議

朝日新聞に「ODA戦略に首相直属の会議 麻生外相が構想」という記事が掲載されています。会議の名称は、「対外経済協力会議」ということです。

この記事を読んでの第一印象は、これまでもあった「対外経済協力関係閣僚会議」と何が違うのかということです。少人数会合に変えることで意思決定を早める狙いということですが、「対外経済協力関係閣僚会議」が機能しなかったのは、参加閣僚が多かったからなのでしょうか。

先日、ウィリアム・イースタリーの講演に関する話題をエントリしました。そのなかで、イースタリーは、ミレニアム開発目標への取り組みが失敗している原因として、課題(この場合ミレニアム開発目標の達成)に集団で取り組んでいるが故に、個別のプレーヤーが責任を問われない集団無責任体制になってしまっていることを挙げています。つまり、個別のタスクを個別のプレーヤーに与え、個別に責任を与えないと、課題に真剣に取り組もうという正しいインセンティヴが働かないというのです。この理屈は、旧共産圏の集団農場が生産性が低い一方で、農民に個人栽培を認めたとたんに生産性が向上した事例などによって経験的にも証明されています。

既存の対外経済協力関係閣僚会議が機能しなかった原因も、この集団体制にあるのではないでしょうか。ODAに関わる話をみんなで話しあって決めるわけですが、その結果、ODAの成果が上がらなかったとしても、個別に責任を問われる省庁はありません。しいて言えば、ODAの総合調整機能を果たすことになっている外務省が責任を問われるのでしょうが、その外務大臣にとってさえ、ODAというアジェンダは、数多くあるアジェンダ(日米関係、日欧関係、日中関係、安全保障、イラク問題、エネルギー問題、海外の邦人保護、等々)の一つに過ぎません。

記事では、「麻生氏はODA戦略に関する新たな会議について、首相直属で防衛上の重要事項を審議する安全保障会議の仕組みにならうことを提案」とありますが、この安全保障会議が機能しているのは、まさに防衛という個別の専門的タスクに責任を負っている、防衛庁という組織が存在するからではないのでしょうか。

だとすれば、ODAに戦略性を持たせるための解決策とは、これまで失敗してきた閣僚間会議の焼き直しではなく、防衛における防衛庁に匹敵する、専門的タスクに個別に責任を負う組織の設置、すなわちODA庁の創設であるように思います。

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2006年1月19日 (木)

アホウドリの糞でできた国

アホウドリの糞でできた国 ナウル共和国物語という本があります。ナウルは、太平洋に浮かぶ島嶼国家で、アホウドリの糞が蓄積されてできたリン鉱石がとれることから、国民は長らく税金ゼロ、学校・病院などの基礎的公共サービスもタダという恩恵を受けてきた国ですが、そのリン鉱石が枯渇してしまったことから起きる顛末を書いた本です。

ほとんど全てのページにイラストがあり、30分で読めます。こんな話が世の中にあるのかという話ばかりで、どなたでも興味深く読めると思います。

私的には、リン鉱石が枯渇してしまい窮地に陥ったナウルにオーストラリアが申し出た援助の内容がもっともびっくりしました。援助の条件として、オーストラリアに来ていたアフガン難民、イラク難民をナウルで収容せよと言い、これをナウルも承諾して、人口1万人の国(島そのものが国なのですが)に2000人もの難民を送り込んだというのです。こんな援助、いや、二国間関係があるのでしょうか。

OECDのオーストラリア援助審査(OECD加盟国がお互いの援助政策、実施状況を相互にチェックする仕組み)の結果に書いてある、貧困削減やパートナー国の持続可能性、能力開発の重視、全政府的アプローチなどといった文言とのあまりのギャップに驚きを禁じえません。

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2006年1月18日 (水)

父モンジュー

Montjeu ラフィアンで父モンジュー、母ブレックファストベイ、母の父チャーンウッドフォレストという馬が募集されることになりました。

父モンジュー(写真)は、初年度産駒から3頭のG1馬、しかも凱旋門賞馬・愛ダービー馬(ハリケーンラン)、英ダービー1着馬(モティベーター。2着は同じくモンジュー産駒のウォークインザパーク)を出すという、あのサンデーサイレンス産駒のデビュー年を思わせるような驚異的な成績を記録、いきなり仏チャンピオンサイヤー、英でもデインヒルに次ぐ2位になった馬です。

欧州の場合、一般レースの賞金が低い一方、凱旋門賞やダービーといったG1レースの賞金が高いのでチャンピオンサイヤーといっても産駒が平均的に走っているかどうかはまた別なのですが、フランスでは27頭の勝ち馬を出したということであり、これは本物-しかも相当の-とみるのが妥当でしょう。

父がサドラーズウェルズで、血統からくる重さを心配する向きも多いでしょうが、オペラハウス産駒やインザウィングスを経たシングスピールの産駒が日本でも活躍しているのをみれば、軽々に重いといって切ることはできません。

こんな種牡馬の子どもが、自分の所属しているクラブで募集されるということはラッキーと言わねばなりません。まだどんな馬体をしているか写真もみていませんが、こう書いているだけでワクワクしてくる馬です。

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2006年1月17日 (火)

ガラスルーフの車など

2006115_003 フランス車にはガラスルーフ(というのでしょうか)の車が多いです。写真はプジョー307SWですが、屋根が大きくガラス張りになっているのが特徴です。

プジョー307SW以外にも、プジョー407SWやルノーのエスパスなどがありますが、たまにこれらの車種のタクシーに乗ると、後部座席での思いがけない開放感に思わず「うわー」と言ってしまいます。

最近は日本車でも日産のラフェスタのようにガラスルーフの車が出ているそうですが、日産がさきがけとなったというのは、やはりフランス(ルノー)の影響なのでしょうか。

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2006年1月16日 (月)

子どもの連れ出し先(2)

2006115_009 寒くなってくるとどうしても外出するのが億劫になってしまいますが、子どもを部屋に閉じ込めておくわけにも行きません。先日など、目を放したすきに部屋のなかで縄跳びをし、階下から苦情がきてしまいました。菓子折りもって侘びにいきましたが、決まり悪かったです。

そこで今日はブーローニュの森に自転車に乗りに行ってきました。森の中はサイクリングに適した道が整備されていて快適です。今日は晴れたせいか、ジョギングする人、散歩する人、サイクリングする人など、寒いにもかかわらず大勢の人が来ていました。

冬はさすがに寒々しいですが、夏は本当にきれいな場所です。貸し自転車屋がありますので(1時間5ユーロ。身分証明書が必要)、街中の観光ばかりで飽きたら、ポタリングもいいかもしれません。

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マイネルレモリーノ繋靱帯炎

トレーニングセンター近郊の牧場で調整していたマイネルレモリーノですが、右前脚の球節が浮腫み、骨膜炎および繋靭帯炎と診断されたとのこと。しばらくは休養です。

今年に入り、スプートニクが蹄球を痛めたのに続いてのトラブルで、お参りでもしたい気分ですが、お参りする先がありません。ということで(?)、ここに書いてみます。どうか速やかに回復しますように。

なお、繋靭帯炎で検索したらこんな記事を見つけました。以前ユニオンの会報で和田牧場のショックウェーブ治療について紹介されており、この治療を導入してから和田厩舎の成績が上がっているという話が載っていましたが、治療効果は科学的にも実証されているのですね。

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2006年1月15日 (日)

外務省貯蔵の賓客用ワイン8千本

外務省貯蔵の賓客用ワイン8千本 なぜか9割は仏産という記事が朝日新聞に掲載されています。

記事は購入しているワインの内容をみることで「買いすぎ」かどうかをみようとしているのだと思いますが、公費の無駄遣いを論じる際には、費用に対する効果を比較する必要があります。

「外交の舞台でテーブルを彩るワインは欠かせないだろうが」と記事はワインを購入すること自体は認めているようです。であれば、追求すべきは、購入しているワインの内容よりも開催されている会合(要人往来、国際会議)の数と質ではないでしょうか。あくまでワインは外交関係の円滑化という上位目標を達成するための小道具に過ぎないのですから。

エリゼ宮には3万本のワインが貯蔵されているそうですが、パリは各種国際会議が多く行われる都市で、様々な会議のホスト国となることで国際的な地位を高めています(例えばこちらの記事の7ページ「コーヒーブレイク 国際会議のホスト」参照)。

私としては、日本の外務省が、それこそ貯蔵8千本のワインを使い切るくらいの勢いで、賓客の招聘や、先般行われた鳥インフルエンザ対策に関する国際会議、アフリカ開発会議(TICAD)などの会議のホストを通じて日本の国益および国際社会全体の利益を増進するべく外交を展開していただけるのであれば、ワインの内容がボルドーがほとんどであることなどどうでもいいです。

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2006年1月14日 (土)

長崎五島名産手延麺

先日、日本からお越し頂いた方に浜崎製麺所「長崎五島名産 不油完熟麺」といううどんのセットを頂きました。よく中華街で安いうどんを買ってきて食べているのですが、このうどんは食感(のど越し)、透明感のある色艶など、未体験の味で大変美味しく頂きました。ざるうどんに適しているということですが、ざるうどん以外に暖かくして食べてもとても美味しかったです。

こういうお土産は大変嬉しいものです。重いのにありがとうございました。

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2006年1月13日 (金)

フランス鉄道の旅

2005_020 フランス鉄道の旅(地球の歩き方 BY TRAIN)という本があります。

何の気なしに買った本ですが、これがすばらしい。地球の歩き方シリーズですからガイドブックなわけですが、掲載されている写真が旅情を誘うもので読んでいるだけで鉄道旅行のワクワク感が味わえる本です。ふつうの旅行ガイドがパリに多くの紙幅を割いているのとは異なり、普段行かないような地方の情報の方が多いということも本書の魅力です。

実際、この本に載っている路線のいくつか(ラ・リューヌ登山鉄道プチトラン・ダルトゥーストソンム湾鉄道)に乗りましたが、いずれも大変楽しかったです。どの列車も人気が高く、フランス人の家族連れで満員でした。写真はスペインとの国境バスク地方のラ・リューヌ登山鉄道からのパノラマですが、なかなかだと思いませんか。

本の後半に載っている実用情報も実に細かく有用で、フランスを旅行予定の人も、そうでない人もお勧めの一冊です。

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2006年1月12日 (木)

ODA企画・実施それぞれ一元化

読売新聞に「ODA企画・実施それぞれ一元化、援助庁など創設」という記事が掲載されています(1月10日付)。

この記事のなかで、「政府内ではJBICに関し、無駄な援助が多いことや援助決定までの経過が不透明なことへの批判が根強い」という箇所があります。

「無駄な」とか「不透明」とかは、援助にかかる枕詞ないし係り結びみたいなものですが、政府が言うというのは珍しいです。といいますか、援助の意思決定は政府が行い、JBICはそれを実施する機関ですから、これは政府が自己批判しているということでしょうか?

たぶんそれはありえないので、記者の勘違いか、情報元の「政府」の人がODAに関連している外務省や財務省以外の人である、ということのどちらかなのでしょう。

ちなみにJBICの援助が無駄が多いかどうかについては、こちらをご参照。

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2006年1月11日 (水)

Au Bon Accueil

こちらに住んでいる日本人の人に「どこのフレンチレストランが美味しかったですか」と質問すると、意外に「うーん」と答えにつまることが多いです。美味しいところがたくさんありすぎて甲乙つけがたいのか、あるいはフランス料理の品評は難しいのか、普段おいしいものを食べていないのか、理由は様々ですが。

私も困ってしまう派なのですが(普段食べてないので)、一つあげるとすれば、7区にあるAu Bon Accueilでしょうか。このレストランはパリについたその日に前任者と上司に連れて行ってもらったところですが、とにかく美味しかったです。

パリに来る直前まで忙しくしており、会社近くのドトールコーヒーのミラノサンドAを常食としていたこともあったのだと思いますが、「世の中こんな食事をしている人もいるのか!」とショックを受けながら鴨を貪り、ワインをがぶ飲みした記憶があります。

ちなみに知り合いのフランス人に「パリ左岸で安くて美味しいレストランを教えて欲しい」とお願いしたところ、挙げられた5軒のなかにこの店も入っていたので、きっと味は確かなのだと思います。英語ですが、こちらにレビューが載っています。

エッフェル塔からすぐ近くの場所にあり、特に当てのないときなどにいかがでしょうか。なお、小さいお店なので、予約はしたほうがいいと思います。

Au Bon Accueil
14 rue de Monttessuy, 75007
Tel: +33 (0) 1 47 05 46 11
最寄の地下鉄駅:Alma-Marceau

なお、パリで場所を調べるときは、multimapのサイトが便利です。

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2006年1月10日 (火)

報道されない国際貢献

昨年末の話なのでいささか旧聞に属しますが、外務省のHPにザンビア向け債務救済措置をとったというプレスリリースが掲載されています。

このプレスリリースには、債務救済措置、拡大重債務貧困国イニシアティヴ、TDB決議など、聞きなれない言葉がたくさん含まれていますが、要するに、日本政府がザンビア政府に対してもっていた債権740億円分を放棄する(ザンビアの日本への借金をチャラにする)ということです。

債権放棄は、債務負担が過大で外貨収入や税収のほとんどを返済に充てなければならない国にとっては大変重要な措置です。過去に供与した借款(多くはODAによる譲許的な融資です)の債権を焦げ付かせてしまったこと、また途上国に対して債務負担を課す結果になってしまったことは反省すべきことであり、そのためにプレスリリースも控えめになっているのでしょうが、日本の重要な国際貢献であることにかわりなく、もっと知られてもいいように思います。

2006109_006 私の知る限り、この件を報道した日本の新聞はなかったようですが、当のザンビアでは、主要各紙が1面トップで伝えています(写真)。ザンビア国民は知っているのに、日本国民は知らないというこの非対称性をなんとか解消できないものでしょうか。

ちなみにザンビアはこういう国です。
(基礎データ)
人口:1092万人
一人当たりGDP:401ドル
期待寿命:32.4歳
非識字率:18.6%
(出典:African Economic Outlook 2004/2005)

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ラフィアンの種牡馬別勝ち上がり率

バブルガムフェローの種牡馬データを調べるためにnetkeibaの競馬データベースを使っていて、ふと思いついて検索してみました(2005年末時点で3歳以上を対象。産駒数は登録産駒だけなので募集頭数ではありません。また、全ての種牡馬について調べたわけではありません)。

種牡馬名      産駒数 勝上り 勝上り率 G勝ち G勝率
                  頭数        頭数
マイネルラヴ                7       6         85.7%   1       14.3%
ダンスインザダーク       5       4     80.0%      0         0.0%
チーフベアハート          5       4     80.0%      1       20.0%
ブライアンズタイム   17   13     76.4%      4       23.5%
スターオブコジーン   29   22    75.8%       2        6.9%

サンデーサイレンス   8    6     75.0%       0        0.0%
オペラハウス       11   8     72.7%       0         0.0%
トウカイテイオー      16   10    62.5%       0         0.0%
フォーティナイナー    5       3        60.0%        1       20.0%
バブルガムフェロー    7   4     57.1%       0        0.0%

ペンタイア         37   21    56.7%       2         5.4%
タマモクロス        31   18    47.4%       1         3.2%
シルヴァーエンディング 22   10    45.5%       1        4.5%
イブンベイ         18    7    38.9%       0        0.0%
カブラヤオー                11       4       36.4%       1         9.0%

グランパズドリーム        17      5        29.4%       0         0.0%

(参考:社台レースホース)
サンデーサイレンス   204  144   70.6%   17     8.3%
       
数字がずれてみにくいのはご容赦下さい。勝ち上がり率、G勝ち頭数率のほかに2勝以上馬率なども出せればいいのですが、そこまで時間ありません。噂のターゲットとか使えば簡単なのでしょうか。

それにしても、上位陣は驚異的な数字ですね。特にブライアンズタイムなどは単に勝ち上がるだけではなくて、ほぼ4頭に1頭が重賞勝ち馬なのですから凄いものです。今年の募集馬では、パーフェクトライフとマイネラフィーネにまだ残口がありますね。「黙って買っておけ」でしょうか。

ちなみに私はラフィアンの会員になって13年ですが、ブライアンズタイムはおろか、ラヴにもスターオブコジーンにも出資したことがありません。近年の不振はこういうところにあったのか、と今更ながらに気づきました。13年もかかって遅すぎる、という声が聞こえてきそうです。トホホ。

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2006年1月 8日 (日)

バブルガムフェローの気になる数字

今月のユニオンの会報の「Pick Up Pegasus 2005」にP52フィアクリスが取り上げられています。そこでの記述に「SS後継種牡馬の中でも、とりわけ産駒が堅実に走っている父バブルガムフェロー。芝・ダート問わずに安定した成績を残し、リーディングサイヤーランキングでは、常に上位にランクインしている。」とあります。

この点について、バブルガムフェローのリーディングサイヤーランキングは以下のとおりです。   

         2001 2002 2003 2004 2005
順位   160   25   13     9   11
AEI    0.32    0.82   0.87    0.92   0.92

なるほど、これをみると確かに常に上位にランキングされているという記述のとおりです。 他方、生産年別のランキングをみてみますと、以下のとおりとなっており、初年度産駒および2年目の成績がよく、それ以降順位およびアーニングインデックスとも年々低下しているという数字が出ています。

         1999 2000 2001 2002 2003
順位       8       6      11     16      89
AEI     1.15   1.18    0.86   0.66    0.20

この数字の解釈としては、①初年度、2年度目には優秀な繁殖牝馬が集ったが、3年目以降はスペシャルウィーク等の他の有力SS後継種牡馬のデビューに伴い層が薄くなった、②バブルガムフェロー産駒は晩成傾向にある、の2通りが考えられます。

ちなみに種牡馬ビジネスでは、成功させるために初年度は優秀な繁殖牝馬を集め、2年目、3年目は繁殖牝馬の質は落ちるものの、4年目以降は初年度産駒がデビューしたのをみて種付けするため、再び成績は上向くというサイクルが見られます。バブルガムフェローの場合、初年度産駒のデビューをみて種付けしたはずの2003年産の成績が、2歳戦のみとはいえ、デビュー27頭のうち勝ち馬1頭という成績は少々期待はずれといわざるを得ず、今年度以降もサイヤーランキングの10位前後をキープできるかどうかは微妙なところです。

既にバブルガムフェロー産駒のサンルージュの04に出資した身としては、depressingなデータですが、ここはひとつサンルージュの04に中興の祖となってほしいものです。後は冒頭のP52フィアクリスへの出資をどうするか。一世代に2頭のバブルガムフェロー産駒というのはリスクが大きすぎますでしょうか。悩むところです。

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2006年1月 7日 (土)

スプートニクショック

スプートニクは蹄球をぶつけてしまい、予定していた伏見特別を回避しました。競走馬はこうした小さなトラブルでも再度調整をやり直す必要があり、つくづく難しいものだと思います。

なお、このスプートニクという名前はなかなか気に入っています。由来は父タイキシャトルからの連想ですが、スプートニクは単に世界初の人工衛星ということだけでなく、その打ち上げの事実がいわゆるスプートニク・ショックをアメリカに与えたという意味で、科学史的に重要な出来事でした。また、政府や科学者のみならず、アメリカ社会一般にも大きな影響を与えたようで、その様子はロケットボーイズに書かれています。

ロケットボーイズは、スプートニク打ち上げに刺激を受けてロケット打ち上げを自分達の手で行ったアメリカの田舎の高校生達の話です。実際にNASAの技術者になった著者の自伝で、なかなか面白い本でした。単行本で上下巻2冊と長いし高いので是非読んでみてくださいと言うのは勇気が要りますが、本屋さんで見つけたら手にとって見てください。

そんなこんなでスプートニクという名前は気に入っているのですが、残念ながら私の命名ではありません(注:一口会員のクラブでは、自分で競走馬の名前を応募できるのが通常です)。こうした奥行きがあり父の名前とも関連した美しい名前を考え付くのはなかなか難しいもので、私の応募した名前が採用されたことはありません(泣)。

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ニース

2006nice_010 お正月休みを利用してニースに行ってきました。

ニースといえば夏のバカンスが有名で、冬に行ってもどうかなと思いながら行ったのですが、さすがコートダジュール。写真のとおり陽光がきらめいており、最高気温は13度前後ながら、風の来ない陽だまりはぽかぽかと暖かく、さすがもともとイギリス人やロシア人の避寒地として発展した地だけあります。海では、泳ぐ人や肌を焼く人も少数ながらいました。

2006nice_032 冬休みは長い旅程がとりにくいこともあってパリのみ訪問される方が多いと思いますが、とにかく冬のパリは陰鬱なので、そこから少し足を伸ばして(飛行機で約1時間30分)南仏まで飛んでみるのもいいかもしれません。自然の景色や町並みなど、パリとはまた一味違うフランスが楽しめると思います。

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2006年1月 2日 (月)

戦略の本質

「戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ」(野中郁次郎ほか著、日本経済新聞社)を読みました。同書は週刊東洋経済の2005年経済書・社会科学書ベスト100で「経営のヒントを戦史から得るという視点で分析を加えた今年の代表的著作」と紹介されています。

この本では、毛沢東の反「包囲討伐」戦、バトル・オブ・ブリテン、スターリングラード攻防戦、朝鮮戦争など、逆転を生み出した戦略を分析し、その共通項を抽出し、戦略の本質を「10の命題」(「戦略は真の「目的」の明確化である」「戦略は時間・空間・パワーの「場」の創造である」「戦略とは義(ジャスティス)である」など)にまとめています。

結論である10の命題は、抽象度が高く、すぐにそのまま経営のヒントにできるというよりは解釈が必要ですが、頻繁に使われる割に意味内容が曖昧模糊としている「戦略」をどう分析するかにおいて有用ではないかと思います(例えば、こちらの資料にあるODA戦略をこの命題に当てはめて分析してみるなど)。

なお、東洋経済の書評では、「歴史・戦史愛好家も楽しめる」とありますが、そういう意味でも面白い本です。特に、第3次中東戦争でシナイ半島を奪われ、長年のイスラエルとの紛争で財政破綻の淵にあったエジプト・サダト大統領が、奇襲攻撃で緒戦に勝利することを主眼においた「限定戦争戦略」を用い、緒戦をとることによりアメリカの影響力を引き出し、結果シナイ半島を取り戻しつつイスラエルとの和平に持ち込んだ第4次中東戦争の事例が、その構想力、外交力の観点から大変印象深いものがありました。

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2006年1月 1日 (日)

Bon Annee!

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

それにしても昨晩は外が騒がしかったです。特にむかいのアパートでひたすら「ボナネー!ボナネー!」と叫ぶ一団。なるほど、聞いていた通りパーティーをしながら新年を祝うのだなと納得しました。ちなみに今年の暴動騒ぎで有名になったフランスの車両放火ですが、一昨年の大晦日には333台が放火されたそうです。今年は警備が厳しくなっているはずですが、どうだったでしょうか。

追記:エントリ後、朝日新聞のサイトをみたら425台だったようです。

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