今月のユニオンの会報の「Pick Up Pegasus 2005」にP52フィアクリスが取り上げられています。そこでの記述に「SS後継種牡馬の中でも、とりわけ産駒が堅実に走っている父バブルガムフェロー。芝・ダート問わずに安定した成績を残し、リーディングサイヤーランキングでは、常に上位にランクインしている。」とあります。
この点について、バブルガムフェローのリーディングサイヤーランキングは以下のとおりです。
2001 2002 2003 2004 2005
順位 160 25 13 9 11
AEI 0.32 0.82 0.87 0.92 0.92
なるほど、これをみると確かに常に上位にランキングされているという記述のとおりです。 他方、生産年別のランキングをみてみますと、以下のとおりとなっており、初年度産駒および2年目の成績がよく、それ以降順位およびアーニングインデックスとも年々低下しているという数字が出ています。
1999 2000 2001 2002 2003
順位 8 6 11 16 89
AEI 1.15 1.18 0.86 0.66 0.20
この数字の解釈としては、①初年度、2年度目には優秀な繁殖牝馬が集ったが、3年目以降はスペシャルウィーク等の他の有力SS後継種牡馬のデビューに伴い層が薄くなった、②バブルガムフェロー産駒は晩成傾向にある、の2通りが考えられます。
ちなみに種牡馬ビジネスでは、成功させるために初年度は優秀な繁殖牝馬を集め、2年目、3年目は繁殖牝馬の質は落ちるものの、4年目以降は初年度産駒がデビューしたのをみて種付けするため、再び成績は上向くというサイクルが見られます。バブルガムフェローの場合、初年度産駒のデビューをみて種付けしたはずの2003年産の成績が、2歳戦のみとはいえ、デビュー27頭のうち勝ち馬1頭という成績は少々期待はずれといわざるを得ず、今年度以降もサイヤーランキングの10位前後をキープできるかどうかは微妙なところです。
既にバブルガムフェロー産駒のサンルージュの04に出資した身としては、depressingなデータですが、ここはひとつサンルージュの04に中興の祖となってほしいものです。後は冒頭のP52フィアクリスへの出資をどうするか。一世代に2頭のバブルガムフェロー産駒というのはリスクが大きすぎますでしょうか。悩むところです。
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