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2006年2月21日 (火)

クラブ馬主

いつも読んで勉強させていただいているブログ「THE PASSION OF THE BOKUDO」に「牧場主催のクラブ馬主」という記事がエントリされています。

このエントリを読んで、なぜ日本で盛んな一口出資形式のクラブ法人が諸外国では少ないのかがわかったような気がします。要するに、諸外国では、一口出資という形態をとらなくても簡単に本当の馬主(一頭まるごとでなくてもシェアホルダーとして)になれるからクラブ法人がないのでしょう。

10年ほど前イギリスに住んでいた頃、イギリスにも日本のような一口出資形式のクラブ法人があれば入ってみようかと探しましたが、レーシング・ポストの広告欄をみても法人組織のものはほとんどありませんでした。

唯一あったのはアベイユドロンシャン賞を勝ったHever Golf Roseを擁していたクラブでしたが、これも馬一頭に対する出資というよりも馬主組織の株を買う(その組織に所属する馬の賞金が持ち株に応じて配当される)という感じだったかと思います。

かわりに広告でよくあるのは、調教師が馬主を募集してたり、あるいはより小さいシンジケートが10口程度のシェアホルダーを募集しているというもので、要するに、日本で言うところの組合馬主のような形態の募集が主でした。馬主資格だとかそういうややこしいことは書いてありませんでしたし、イギリスで購入した「馬主になるには」という本にも金額的資格要件のような話は載っていなかったと思いますので、多分普通の人であれば誰でもなれるのでしょう。

確かに10口程度でしたら「馬を所有している」という感覚になれますし、気心知れあった仲間達と牧場や厩舎を訪ねたら競馬に対する思い入れも相当違ったものになってくると思います。庶民の手に届く範囲の出費でそうできたら本当に楽しいですね。欧米でたまにある、「職場の仲間10人で買った100万円の馬がG1を勝ってしまった」みたいな話が出てくれば競馬も大いに盛り上がると思います。

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