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2006年2月14日 (火)

できる社員はやり過ごす

たまに学生時代のクラス会などで集ると、それぞれ就職先は様々なのに、みんな一様に仕事が忙しく、帰宅は毎日終電という人が結構いるのに驚きます。

先日、「できる社員は「やり過ごす」」(高橋伸夫著、日経ビジネス文庫)という本を読みました。

この本では、上司の無理な指示をやり過ごし、課長クラスと部下を繋ぐクッションとなり時には部下の尻拭いをしたり上司の泥をかぶったりする「係長クラス」の働きぶりに注目しています。

こうした「係長クラス」の人たちが泥をかぶってまで働くのは、このクラスでの働きぶりで将来のポストが決まるという競争原理が働いているからで、この仕組みが日本の組織の強さの源泉になっているという分析がなされています。

私の年代というのは、まさにこの「係長クラス(担当者より上、課長より下)」に相当します。どうりでみんな忙しいわけです。

この本を読んだからといって、決して明日からの仕事が楽になるというわけではないのですが、自分の組織における位置づけや、なぜ頑張っているのか、ということを客観視する機会を与えてくれる本です。係長クラス、課長代理クラスの方はぜひ読んでみてください。

ちなみに私のお勧めは第3章にある「実録 ある中堅社員の一日」です。これを読めばみんな「これは自分のことだ!」と思うに違いありません。

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