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2006年3月 8日 (水)

その時歴史が動いた(北里柴三郎)

先日、「その時歴史が動いた 伝染病から日本を守れ!~細菌学者 北里柴三郎の闘い~」を見ました。あまりに面白かったので、再放送も見てしまいました。

興味深かったのは、留学先のドイツで成功し、恩師のコッホ博士や他大学の誘いを断って日本に帰国、伝染病対策に奔走するところです。当時の日本でブレインドレインの問題が発生しなかったのはなぜなのでしょうか。

また、コレラの流行を抑えるため、上下水道の整備の必要性を100年以上も前に熱心に説き、最終的に政府を動かしたという点は、まさに今のミレニアム開発目標の推進と同じで、こういう先達が100年前に日本にいたことは感動を覚えます。

さらに、香港からの外務公電で「ペスト発生」の報が伝わった際に、国内の対策を速やかにとった当時の日本政府の対応も大変印象深かったです。開国30年あまりで既に海外からの情報を適切に分析し、対処する官僚組織がきちんと出来上がっていたというのは、今の途上国のガバナンスやキャパシティビルディングの問題に照らしてみると驚異的なことのように思えます。

いやあ、ひさびさにいいものをみました。再放送があったらまた見てしまいそうです。

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