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2006年3月22日 (水)

募集馬の選定プロセス

ラフィアンの社長が岡田繁幸氏から息子さんの岡田紘和氏にかわったというお知らせが届きました。

会員としては繁幸氏が今後のクラブ運営、とくに募集馬の選定にかかわっていくのかが気になるところですが、その点についてはお知らせでは触れられていません。

ラフィアンの魅力は、繁幸氏の相馬眼と募集馬選定の努力にあります。スタッフが日高で生まれた子馬の写真を1500枚以上とりにいき、そこからよさそうな馬をピックアップ、実際に繁幸氏が現場でみてお眼鏡にかなったものだけが募集馬に入れられるという仕組みです。さらに国内、海外のセリ市にも出かけてよい馬を探してくるわけですから、これにかかる取引コストは膨大です。そのコストも含めても「ラフィアンの馬は安い」と言われているわけですから、会員としては大変ありがたいことです。

また、ラフィアンは上記の選定プロセスを明らかにした上で、募集カタログやビデオ、展示会でもどういう観点でチェックして募集馬にラインアップされたかを説明しています。「セリでどうしてもほしいと思った。競っていたら高くなってしまった」、「生産者がどうしてもセリに出すというので、その場で全額払うからといって売ってもらった」等のエピソードを聞くのは出資の際に大変参考になります。その馬を繁幸氏が評価し、また他の人の評価も高いことがわかるからです。

他方、ユニオンの場合、その募集馬がなぜラインアップされているのかについては、あまり明らかではありません。選定委員会が設置されており、ここで募集馬の選定を行っているということですが、ここで行われているスクリーニングの基準や各馬のどういう点が優れていて募集馬に入ったのかを明らかにすれば、「売れ残りをクラブに出している」などといわれることもなくなると思うのですが。ユニオンは基本的には各牧場で生産した馬をラインアップするという点でラフィアンのような募集馬を集める取引コストは払っていないわけですから、選定委員会の基準・内容の公開については、出資者が安心して出資できるようにするためにより一層重要なのではないでしょうか。

いずれにしましても、ラフィアンには社長が変わっても上記の選定プロセスによる質の高い募集馬のラインアップとその経緯の解説をお願いしたいと思います。

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