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2006年7月

2006年7月30日 (日)

平均に回帰してほしい

今日、小倉2R(芝1800m)に出走したマイネルクルーガーは10着。モンジュー産駒のハリケーンランがキングジョージを勝ったので、それにあやかって頑張ってくれないかと期待したのですが。これでデビューから15着、8着、10着。現時点では何かが足りないようです。

情けない話ですが、最近の私のラフィアンでの出資馬は、あまり、というか、かなりパッとしません。

2001 カナック 未勝利(全レースで最下位)
2002 プレッジ 未出走引退
2003 カストール 未勝利(最高3着、最下位2回)
2004 レモリーノ 現時点で未勝利、7着が最高

今年のラフィアンのカタログの数字をもとに計算すると、この4世代の平均勝ち上がり率は55.6%。2頭に1頭以上が勝ちあがるという素晴らしい数字を残すラフィアンにおいて、4年連続でこうした馬達を引き当てるというのはなかなかできることではありません。

募集年

募集頭数 勝ち馬 勝馬率
2001 85 52 61.2%
2002 82 58 70.7%
2003 83 40 48.2%
2004 83 35 42.2%
  平均 333 185 55.6%

平均への回帰というのは、良い→平均という流れだけではなく、当然悪い→平均という流れもあります。私の出資成績もそろそろラフィアンの平均値へ戻ってほしいのですが。

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2006年7月29日 (土)

20%クラブと0.2%クラブ

イギリスの開発分野のシンクタンクであるODIのページで面白い論文を見つけました。全体で10ページちょっとの短いものですが、これからの開発問題への取り組みに関して興味深いインプリケーションがあります。

20%クラブとは受け取り援助額がGDPの20%を越える国々(ルワンダ、タンザニア、マリ、モーリタニア、ニカラグア)を差します。こうした国では、援助の吸収能力、MDGの達成、脆弱な国家(fragile states)、援助システムの効率化等が課題になります。これらの課題は、概ねOECD開発援助委員会などでの援助コミュニティで議論されているトピックと重なっています。

他方、0.2%クラブとは、受け取り援助額が0.2%に満たない国々(ブラジル、中国、インド、南アフリカ、ボツワナ)等を言います。こうした国は引き続き多くの貧困人口を抱えるものの高度成長を遂げており、世界経済の中での比重を増やしています。課題も、いわゆる開発問題のみならず、エネルギー・資源確保、環境問題、民間資金と公的資金の組み合わせ、地域統合、貿易、安全保障、国際公共財、新たなドナーとしての役割と多岐に渡ります。

著者は、0.2%クラブへの先進国の接し方は今後変化するだろうし(例えば外務省や貿易担当省、開発省だけでなく農業省、環境省、保健省なども深く関与するようになる)、学界もこうした課題横断的なイシューに取り組むべきとしています。

日本は世界第2位の援助大国ですが、その多くは0.2%クラブの中国、インド、経済成長著しい東南アジア諸国向けです。これら地域の課題はダイナミックに変化していくことから、日本の外交や開発援助もこうした変化に対応していく必要がありそうです。

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2006年7月28日 (金)

タイキシャトルの場合

タイキシャトルは今やユニオンの主力種牡馬で、インペリアルナイト、スプートニクといった看板馬を出しています。

そのタイキシャトル産駒の牡牝の差。

  TS牡馬 TS牝馬
  頭数  % 頭数  %
1億円以上 6 8.5% 1  1.0%
5000万円以上 12 16.9% 6  6.2%
1000万円以上 35 49.3% 30 30.9%
全体 71   97  

タイキシャトルの場合、まだ産駒がデビューしてからの年数が浅いので今後この数字は改善していくと思いますが、それでもやはり牡馬と牝馬との間ではかなり差がありそうです。5000万以上では牡馬が約6頭に1頭の割合であるのに対して牝馬では16頭に1頭

2009a このデータからはやはりタイキシャトル産駒も牡馬を買うのが正解となりますが、他方、今年のユニオンにはマークリマニッシュの05という素晴らしい馬がいます(写真。ユニオンHPより)。価格は2100万円と高額ですが、この馬体は16頭に1頭どころか20頭タイキシャトル産駒を並べてもこの馬がNo.1なんじゃないかと思えるぐらい力強く美しいので、悩ましいところです。

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2006年7月26日 (水)

ブライアンズタイム産駒の牡牝の差

ラフィアンの募集馬の売れ行きが好調なようで、いつの間にか気に入っていたゲイリーアジェンダまで売れてしまいました。

さて残った中でみていくと、キャリイアウトの05(父ブライアンズタイム)という馬がいます。重賞勝ち馬の妹で価格は1800万円。サンデーサイレンスと並ぶ大種牡馬ブライアンズタイムの子どもで1800万円は安いように思えますが、どうなのでしょうか。

ふと気になってブライアンズタイムの牡牝の差を比べてみました。データソースはnetkeiba、検索条件は4歳以上、中央から検索です。結果は以下の通り。

     BT牡馬   BT牝馬
   頭数   %  頭数   %
1億円以上 39 13.0% 12   4.0%
5000万円以上 82 27.2% 36  11.9%
1000万円以上 187 62.1% 105  34.7%
全体 301   303  

牡馬の方が走っているだろうという漠然としたイメージを持っていたのですが、これをみると獲得賞金1億円以上の馬の比率では3倍、5000万円以上でも2.3倍の差があります。10頭に1頭以上の割合で1億円ホースが出ている牡馬・せん馬はさすがという他ありませんが、牝馬については割り引いて考えたほうがよさそうです。

もう1頭気になっているライジングハイの05(父コマンダーインチーフ)は、牡馬で2000万円。同じ条件で検索をかけてみるとこんな数字がでました。

    CIC牡馬   CIC牝馬
   頭数   %  頭数   %
1億円以上 13 7.6% 3   1.0%
5000万円以上 32 18.8% 11   3.6%
1000万円以上 82 48.2% 53  17.5%
全体 170   221  

牡馬の数字をみるとブライアンズタイム牝馬の数字は上回っています。全体の種牡馬成績をみるとコマンダーインチーフとブライアンズタイムでは差がありますが、牡・牝で比較した場合、1800万円のBT牝馬と2000万のCIC牡馬では後者の方がお買い得感がある、ということが言えそうです。なお、コマンダーインチーフの場合、牡牝の差はブライアンズタイム以上にありますね。この数字をみるとコマンダーインチーフの牝馬に出資するのは二の足を踏んでしまいます。

もちろん血統とか馬体とか、そのほかの要素も加味しなければいけませんが、過去の全体の傾向はそれとして頭に入れておいたほうがいいかもしれません。

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2006年7月23日 (日)

クラブの長打率(2)

他のクラブについても同じ検索条件で調べてみました。

  シルク 友駿 大樹 TFC
1億円以上 1.2% 0.8% 10.0% 1.2%
5000万円以上 6.3% 3.7% 19.0% 5.3%
1000万円以上 28.7% 17.1% 44.8% 19.9%

ユニオンの数字をみて「ショッキング」などと書いてしまいましたが、ショッキングなクラブは他にもあるようです。他方、10頭に1頭は1億円ホースという大樹の数字は目をひきますね。

「馬券日記オケラセラ」のこちらのエントリによれば、クラブ馬で収支が黒字なのは12.1%というJRAの調査結果があるそうです。よく馬に出資することで夢を買うなどと言いますが、黒字収支になる馬は10頭に1頭であること、さらに1億円以上の獲得賞金を得る馬の出現確率はクラブによっては1%程度であること(100頭出資してようやく1頭いる)を考えると、まさに「夢」でもみないとやってられない趣味ということが言えそうです。

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2006年7月22日 (土)

クラブの長打率

以前、種牡馬の長打率に関してエントリしたことがありましたが、同じような情報をクラブについても調べてみました。データソースはnetkeibaで馬主毎に4歳以上の馬で検索しています。

その結果は以下の通り。

  ラフィアン ユニオン サンデー 社台RH
1億円以上 4.3% 1.5% 7.2% 6.0%
5000万円以上 11.8% 7.3% 21.1% 13.7%
1000万円以上 43.9% 24.9% 47.7% 39.0%

大体、イメージどおりの数字ではないかと思いますが、社台RHの数字は「あれ、こんなに低いのか?」と思うかもしれません。これは、社台RHの場合、老舗のクラブで1980年代の数字(サンデーサイレンス導入以前)も入っていることが要因だと思います。

また、ラフィアンでは5000万円以上獲得賞金がある馬が11.8%という数字になっていますが、「種牡馬の長打率」のエントリに掲載した表と比較すると、さすがにサンデーサイレンスやブライアンズタイム、フォーティナイナーには及ばないものの、ジェイドロバリーやフジキセキといったリーディング上位種牡馬陣と同様の数字になっており、ラフィアンの血統レベルを考慮に入れれば素晴らしい数字ということが言えそうです。

他方、1000万円以上獲得賞金がある馬は全体の4分の1に過ぎないというユニオンの数字は少しショッキングです。ラフィアンとユニオンの場合、これまでの所属頭数は700頭強とほぼ同じなのですが、これまでの所属馬の獲得賞金を分布図にプロットするとこのようになります。

Photo 形状は同じですが、ユニオンの方が左下にあること、また、上から300頭を越すあたりから獲得賞金が0付近にはりついてしまうところが特徴的です。

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2006年7月19日 (水)

OVNIの特集

OVNIというのはフランスで発行されている無料新聞ですが、この最新号で「フランスで競馬を楽しもう」という記事が掲載されています(インターネット版がこちらでご覧いただけます)。

なかなか読みごたえがあり、かつ有用な情報満載なので、関心のある方はぜひ読んでみてください。

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2006年7月18日 (火)

グローバリゼーションを擁護する

Globalization「グローバリゼーションを擁護する」(ジャガデシュ・バグワティ著、鈴木主税・桃井緑美子訳、日本経済新聞社、2300円)を週末に読了。

帯に「第一級の国際経済学者がグローバリゼーションをめぐる根拠なき批判を一刀両断」とありますが、確かに低賃金労働や多国籍企業、文化侵略、環境破壊などの問題についてのよくある誤解をばっさばっさと切り捨てていく筆致は痛快です。

他方、筆者はグローバリゼーションは基本的にはよいものであるとしつつ、適切なガバナンスが必要であるとして、世銀やIMF、WTOのあり方、コンディショナリティの問題、グローバリゼーションを進めるペースの問題にもアドレスしており、私にはこちらの方も興味深かったです。できればこちらの方の記述をもう少し深くしてほしかったとも思いますが、それは筆者の他の著作を読めということでしょう。

国際経済や貿易論を勉強したことのある人には物足りないかもしれませんが、そうでない人には、国際経済学の第一人者であるバグワティの主張が平易な文章でまとめられており、お勧めです。

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2006年7月16日 (日)

So Admirable

So_admirable

なにげなくJOYサラブレッドクラブのHPを見ていたら、父ファンタスティックライト、母ソーアドミラブル(その父Suave Dancer)という馬が募集にかかっているのをみつけました(写真はHPのもの)。

募集価格は3000万円(400分の1口で7万5000円)と高額ですが、母の全兄弟にG1勝ち馬のコンプトンアドミラルがいる血統の牡馬という観点からは安いようにも思います。「平均への回帰」などと書きながらなんですが、母系にBustedが入っていたりするのをみると一発大物になるんじゃないかなどと想像がかき立てられます。

仕入れは誰が行ったのかなと思ってタタソールズのHPをみてみると、購買者はビッグレッドファームになっています。この馬がラフィアンではなくてJOYに行ってしまったのは残念至極。JOYの会員になればいいではないか、と言われそうですが、既に2つのクラブを掛け持ちしている身としては、入会金(2万1000円)と月々の会費(3150円)というのは結構高い壁だったりします。

・・・

しかし、考えてみると入会金の効用ってなんでしょう。新たに会員を登録する際の種々の事務コストを賄うという趣旨はありそうですが、そのコストは微々たるものでしょうし、既に払い込んだ会員をつなぎとめるという効果は新たに会員になろうという人の障害にもなるということで相殺されてしまいます。

既存会員からの申し込みだけでは馬が満口にならないようなクラブであれば新規の会員獲得は重要なはずで、そのためには入会金無料という戦略は有効かもしれません。

ついでに会費についていえば、どこのクラブも判で押したように3000円(もしくは3150円)となっていますが、これも不思議ですね。会報がペラペラのクラブもあるらしいですが、そういうクラブは例えば会費2000円とか1200円とかにして差別化を図ってもいいようなものです。

そうなれば「クラブの掛け持ちをすると会費負担が・・・」などとしみったれたことを言っている私のような人間でも顧客にとりこむことができます。もっとも、そんな人は買う口数も極めて限定的でしょうし、クラブとしてはお呼びじゃないですかね。

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Merci! les blue

Allez_les_blue_067 ジダン騒動で微妙な余韻が残っていますが、ワールドカップが終わってパリの街中には写真のような「ありがとう、フランス代表」という広告塔がかかっています(公式スポンサーだった放送局の広告)。

優勝はできませんでしたが、大いに盛り上げてくれたフランス代表には確かにこの言葉がぴったりです。

昨日7月14日は革命記念日。エッフェル塔の近くで行われる花火がきれいでした。バカンスシーズンで街はかなり閑散としています。フランス人は平均で3週間の夏休みをとるらしいですが、羨ましいものです。

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2006年7月13日 (木)

平均への回帰

Risque 最近読んだ「リスク-神々への反逆」(P・バーンスタイン著、青山護訳、日本経済新聞社)の第9章にフランシス・ゴールトンが行ったエンドウマメの実験の話が載っています。

ゴールトンは、豆の大きさに応じてエンドウマメを7つのグループにわけ、そのグループ内の子孫の豆の大きさを測りました。その結果わかったことは、

  • 大きい豆の親から生まれてくる子どもの豆は、大きいけれども親ほどは大きくはない
  • 小さい豆の親から生まれてくる豆は、小さいけれど親ほどは小さくない
  • その結果、代を経るごとに豆の大きさは平均的な大きさに近づいていく

つまり、親の形質は遺伝するが、それは代を経るごとに平均に戻っていくということです。

この話はよく言われる「一族の栄華も三代まで」とか「盛者必衰」という言葉を統計学的に裏づけています。

よく「サイヤーラインが途絶える」と言いますが、この話を読んでむしろサイヤーラインは途絶えるのが当然で何代も続くほうがむしろ珍しいこと、また、「この馬の3代母は活躍馬で」という解説にあまり大きな期待をかけないほうがいいこと(いかに優秀な母でも3代経れば「平均への回帰」にしたがって子どもは凡庸になっていくでしょうから)を学びました。

ブラックタイプというのは大概下の方が太字だらけで、上の方にいくとしょぼーんとしているものですが、まさに平均への回帰を示しているのかもしれません。

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2006年7月12日 (水)

フランサフリック

Francafricqueフランサフリック-アフリカを食いものにするフランス(フランソワ=グザヴィエ・ヴェルシャヴ著 緑風出版 3360円)を読んでいます。

フランスのNGO代表が書いた本で、フランスのアフリカ利権の裏側を書いています。冒頭のルワンダ虐殺時のフランス政府の対応から始まり、フランスのアフリカ外交が外務省とエリゼ宮の二重構造になっていることやフランスのODAがフランスの選挙と連動していること(選挙の前に援助額が増える:アフリカ諸国からフランスに還流していると著者は指摘している)など、興味深い記述が多くあります。

ただし、この本で扱われているのは90年代前半までの話で、少なくとも援助に関する限りその後かなり透明性が向上し、最近ではフランスの外務省や開発庁(AFD)のホームページでもかなりの情報がとれるようになりました。この本で書かれているような状況が今現在も続いているとは思えないのですが・・・。

なお、訳者は訳注を多くつけて背景を説明する努力をしてくれていますが、仏語圏アフリカの予備知識が少ない日本人(私)にはかなり読みにくい本です。

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2006年7月10日 (月)

ラムタラとトウショウボーイの相性

2036a フェイヴァーワンの05が気になっているので、ラムタラとトウショウボーイの相性を調べてみたところ、「おお」と思わせる発見をしました(写真はフェイヴァーワンの05のカタログ写真)。

netkeibaの検索結果は次のとおりです。

馬名 母父 総賞金
ホシノプレゼント ラムタラ プリンセスホーラー トウショウボーイ 7,028.3
リンガスハンター ラムタラ リンガスマドンナ トウショウボーイ 6,628.5
ゴールデンメイン ラムタラ フェイヴァーワン トウショウボーイ 5,302.9
ロケットブースター ラムタラ ミスティーグリーン トウショウボーイ 2,158.0
キングロードシチー ラムタラ ランセルシチー トウショウボーイ 200.0

検索条件は、父ラムタラ、母父トウショウボーイの牡馬ないしセン馬です。5頭中4頭が勝ちあがり、うち2頭が4勝、1頭が3勝しています。獲得賞金1億円以上の大物はいないものの、この確率は結構なものではないでしょうか。

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2006年7月 9日 (日)

ラ・マルセイエーズ

小学1年生の息子が学校でラ・マルセイエーズを覚えてきました。

ただ、先生曰く、歌詞が過激なのであまり歌わせないでほしいという親もいるとのこと。そこでwikipediaで調べてみると、以下のような内容でした。

いざ進め 祖国の子らよ
栄光の日は やって来た
我らに対し 暴君の
血塗られた軍旗は 掲げられた
血塗られた軍旗は 掲げられた
聞こえるか 戦場で
蠢いているのを 獰猛な兵士どもが
奴らはやってくる 汝らの元に
喉を掻ききるため 汝らの女子供の

武器を取れ 市民らよ
組織せよ 汝らの軍隊を
いざ進もう! いざ進もう!
汚れた血が
我らの田畑を充たすまで

なるほど、これは。もともとフランス革命を守るためにマルセイユから来た義勇軍が歌った歌なのでこのタイトルがついているわけですが、革命当時の熱気を伝わってくる歌詞です。

昨秋、CPEに反対するデモが各地で繰り広げられていたとき、「フランス人は街頭でデモをすることによって政治が変わることを信じている」という論評がなされていましたが、この歌によってフランス革命を歌い継いでいるフランス人ならさもありなん、という気がします。

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2006年7月 8日 (土)

ハートマークの意味は

先日、メゾンラフィットに行った際、競馬場で配布されているプログラムをみていると馬名の横にハートマークがついている馬がいました。

注をみると、どうやら「フケ」が来ている牝馬にこのマークがつくようです。確かに敗因として「フケがきていたから」が挙げられることはままあり、予想ファクターとしては重要なはずで、ペラペラのレーシングプログラム(両面印刷の1枚紙)であってもここまで網羅していることに感心しました。

しかしハートマークとはそのままというかかわいらしいというか。
馬名のすぐ横に書いてあるので、こんな感じになります↓。

サオヒメ♥ 牝4 55kg

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3頭出し

今週末は珍しく3頭出しです。

京都1R芝1600 マイネルクルーガー(父モンジュー)
函館4R芝1800 マイネルレモリーノ(父フサイチコンコルド)
福島9Rダ1700 サオヒメ(父サンデーサイレンス)

いずれも目標は掲示板です。もちろん全馬大きな期待をかけていますが、あまりがっかりしないように控えめに。

マイネルクルーガーは、血統的にも前評判的にも大きな期待をかけているのですが、デビュー戦の前走が後方で全く見せ場のない15着。ビッグレッドでは動いていたのですから、こんなはずではなく、巻き返しを大いに期待したいところです。なおクラブのHPでは「このレースが試金石」と書いていますが、試金石は少し大げさだと思います。デビュー2戦の成績が冴えなくても後に活躍した馬はいくらでもいるでしょう。今回がダメでも悲観することはありません。来年の今頃だったら悲観しますが。

マイネルレモリーノは、前走がこの馬にしては好走の部類。調教の動きもよく、ひょっとしてここにきて成長しているのではと思わせます。この馬に出資していない人はそんなことを思わないでしょうけど、出資者はいつでもそういう希望を捨てないものです。

サオヒメは、牝馬限定戦が除外確実だったのでこちらに回ってきました。牡馬相手は辛いですが、500万下は楽勝したことがあり、たたき2戦目で変わり身は十分期待できるでしょう。流れにうまくのって一度叩いたことで息がもつようになれば馬券対象にもなると思います。

【レース後追記】
8着、11着、10着でした。慣れっことはいえ、3頭立て続けに直線で脚が完全に上がっている姿をみるのはかなり切ないものがあります・・・。

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2006年7月 7日 (金)

ベトナム料理屋リ・ラン

店構えがシャビーな料理屋をみると、「ひょっとしてこういう店は美味しいのでは」と思って入ってみると、やっぱり見かけどおりの味でがっくり、ということがよくありますが、サンフランソワグザヴィエ駅のすぐ近くにあるLy Lanは違います。

こちらのレストランガイドで紹介されていますが、この星を見てください(満点は★5つ)。

雰囲気 ★
料理  ★★★★
内装  ★
サービス★
コストパフォーマンス★★★★

愛想はないが、安くて美味しいことがよく表れています。実際、店に入るといきなりそこは厨房で、ベトナム系とおぼしきお母さんが野菜を切ったり肉を炒めたりしています。注文をとるのはお父さん、運んでくるのは子供達という、家族的サービスが売り(?)です。

料理の方は、これがまた美味しく、しかもたらふく食べても必ず20ユーロ以内ですみます。これはすばらしい。近くにユネスコ本部があり、そこの職員もよく来るそうです。

Ly Lan
4 bis, rue d'Estrées 75007  Paris
Tel: 01 45 50 44 50

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2006年7月 5日 (水)

ラムターラ帰国

ラムタラがイギリスに帰るというニュースがありました。

誰しも思い出の一頭がいると思いますが、私にとってラムタラこそ「わが青春の馬」でした。青春と言っても当時もう20代半ばでしたが。

丁度イギリスに住んでいる頃で、ダービーの前はセルティックスイングやペニカンプといった馬達が注目を集めていたのですが、ご存知のとおり、無敗、しかも不慮の死を遂げた調教師の家族に同調教師が生前賭けていた配当金をもたらすというエピソード付きで優勝。

その後、カーネギーらを相手にキングジョージで優勝。ダービーは所用があってみられませんでしたが、これはアスコットまで観戦しにいき、ペンタイアとの叩きあいを声の限り応援しました(若かったなあ)。

夏を挟んで凱旋門賞へ。ロンシャンまで行きましたが、私のようなイギリスからの遠征組の期待に応えて見事優勝、無敗の英ダービー、キングジョージ、凱旋門賞の3冠馬の誕生を目の当たりにすることができました。

日本に帰国してから通勤途中に日刊スポーツの見出しに「ラムタラ導入」の文字を見たときはひったくるようにして読んだものです。導入後も北海道まで見に行ったり、思い入れた馬としてはラムタラが一番だったかもしれません。

サンデーサイレンス系全盛の日本では成功しませんでしたが、ヨーロッパであればまだまだわかりません。まだ14歳と若いので、月並みなまとめ方でなんですが、一頭でも多く活躍馬を出してくれることを期待しています。

・・・しかしこのニュースでますますフェイヴァーワンが気になってきたなあ(笑)。

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2006年7月 4日 (火)

メゾンラフィット

Maison_laffite_007 日曜日、パリ近郊のメゾンラフィット競馬場に行って来ました。

メゾンラフィット競馬場はパリの北西約20kmのところに位置しています。欧州の競馬場はアップダウンのあるところが多いですが、メゾンラフィットは川のほとりにあるためフラットで、形態としては新潟競馬場に近いでしょうか。かなり長細い楕円形をしており、直線は引込み線を含めて直線1800mのレースができるほどです。

Maison_laffite_005 パドックはこんな感じです。暑い一日でしたが、パドックの木陰が涼しそうです。

私は車で行ったのですが、RER(都市近郊鉄道)のメゾンラフィットの駅から送迎バスも頻繁に出ているようでしたので、のんびり緑に囲まれて競馬を楽しみたい人にはお勧めです。今の時期は馬も毛艶も冴えて本当に綺麗で、ギャロップで芝生をかけていく姿をみるのは本当に気持ちがいいですね。

Maison_laffite_012 スタンドの中はこんな感じ。馬券が落ちているのと、それを拾って確認している地面師がいるのも日本と同じです。

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2006年7月 2日 (日)

フランス勝利と連帯税

フランス強いですね。とても1次リーグでスイスや韓国に苦戦していたのと同じチームをは思えません。ジダンやアンリに注目が集ってますが、リベリのキープ力も凄いですね。

フランスが勝つと街中は大騒ぎになります。ゴールが入った瞬間やゲームが終わった瞬間は、各アパートから歓声、というより、野獣の咆哮ともいうべき声があがり、街ゆく車はいっせいにクラクションを鳴らしと、一晩中こんな喧騒が続きます。

さて、昨日はシラク大統領も試合を観戦していましたが、昨日7月1日は、同大統領が提唱している「航空券に課す連帯税」が施行された日でもありました。これは、航空券1枚あたりエコノミークラスで1ユーロ、ビジネスクラスで10ユーロの税金を徴収し、これを開発援助の原資とするものです(具体的には、駐日フランス大使館のこちらのページにあるプレスリリース参照のこと)。

シラク大統領はこの連帯税を各国にも導入するよう働きかけており、今回フランスはそれを自ら率先して実施したことになります。目の前のブラジル戦の勝利と連帯税の施行とで、昨日は大統領にとって大変よい一日だったのではないでしょうか。

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2006年7月 1日 (土)

リスクテイカー

ラフィアンの1次募集の人気上位10頭をみてみますと、6月30日時点で以下のようになっています。

マイネアイルの05(父アグネスデジタル
マイネアクティースの05(父マンハッタンカフェ
ピサノサンデーの05(父シンボリクリスエス
コスモフライトの05(父ジャングルポケット
グリーンヒルケイの05(父ゴールドアリュール
ユウコウターナの05(父ステイゴールド)
マイネミモーゼの05(父アグネスタキオン)
ノーザンドライバーの05(父アグネスデジタル
ジャックランランの05(父アグネスデジタル
リターンキャストの05(父アグネスデジタル

父馬をみると、ステイゴールドとアグネスタキオンの2頭を除いた8頭は、全て産駒が今年以降にデビューする新種牡馬です。

8頭に1頭しかペイしない競走馬に出資するぐらいですから、リスクをとるのを厭わない人たちが多いと推測されるとはいえ、まだ海のものとも山のものともわからない新種牡馬の子供達にこれだけ人気が集るというのは面白い現象です。

もし私に3頭出資するぐらいの資力があれば、1.リーディング上位種牡馬(ブライアンズタイムやスペシャルウィーク等)、2.ラフィアンで実績をあげている種牡馬(スターオブコジーンやチーフベアハート)、3.新種牡馬(アグネスデジタルやシンボリクリスエス)、の子どもにポートフォリオを分散して成り行きをみるのですが。

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