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2006年8月12日 (土)

ラフィアンで走っている父系は

先日、過去数年のラフィアンの出資馬があまり活躍していないことを書きましたが、その名前をみて多くがノーザンダンサー系であることに気がつきました。

カタログの解説などから、岡田前社長はヘイルトゥリーズン系に着目しているように見えますが、父系毎の成績はどうなっているでしょうか。気になって検索してみました。検索条件は、netkeibaで馬主が「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の現3歳~7歳馬、中央のみ。

父系 頭数 平均賞金 メジアン 主な活躍馬
ブラッシンググルーム 8 4,552 749 マイネルモルゲン
ミスタープロスペクター 32 3,409 1,922 マイネルセレクト
グレイソヴリン 26 2,634 1,307 マイネルホライズン
パーソロン 10 2,550 886 マイネルソロモン
ヘイルトゥリーズン 90 2,319 1,157 マイネサマンサ
ノーザンダンサー 77 2,294 970 マイネルアムンゼン
その他 23 1,325 1,105 マイネルマルカート
全体 266 2,464 1,109  

ほほう。

ノーザンダンサー系は平均獲得賞金では主な父系の中では最下位、メジアンでも全体平均を下回ってしまっています。

成績がいいのはミスタープロスペクター系グレイソブリン系。特にミスタープロスペクター系は平均獲得賞金もメジアンも平均を大きく上回っており、さすがという感じです。細かくみていくとミスタープロスペクター系はマイネルラヴ(マイネルハーティーやマイネルアルビオン等)とフォーティナイナー(マイネルセレクト等)、グレイソブリン系はスターオブコジーンの存在が大きいようです。

ブラッシンググルーム系は平均獲得賞金では一位ですが、これは頭数が8頭と少ない一方、マイネルモルゲン(父Mt. Livermore)が大活躍しているためで、メジアンでは平均を下回っています。

注目のヘイルトゥリーズン系は90頭と数が多いですが、ブライアンズタイムやサンデーサイレンスの産駒がいる割りには平均獲得賞金はノーザンダンサー系に次いで低く、必ずしも大成功しているというわけではなさそうです。

今年からアグネスデジタルという強力な種牡馬がミスタープロスペクター系に加わっていますが、ミスプロ系優勢の傾向をさらに強めることになるのでしょうか。なんだかアグネスデジタル産駒が急に気になってきました・・・ってもうほとんど売切れてしまってますね。

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