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2006年10月29日 (日)

天皇賞の見開き広告

昨日の朝刊(朝日新聞)にJRAによる天皇賞の見開き広告がありました。2ページ紙面を買い取る見開き広告というのはすごいです。

さて、何の気なしに競馬ブックを読んでいたら、次のような数字がありました。

菊花賞当日の京都競馬場の入場人員
77,377名(前年比56.6%

前年比で去年の半分ちょっとしか人がこなかった、というのはかなり驚きました。確かに去年はディープインパクトの無敗の3冠がかかっていて注目度が高かったのはわかりますが、今年もメイショウサムソンの3冠がかかったレースで(結果は4着でしたが)、天気も良かったにもかかわらずこの数字というのはショッキングです。

ディープインパクトをきっかけに競馬に関心をもった人を引き込む大事なタイミングだけにJRAもここぞという思いでPRをしているのだと思いますが、ぜひその努力が実って欲しいと思います。今日の天皇賞はあまり天気がよくなさそうですが、果たして何人ぐらい東京競馬場に集りますでしょうか。

思うに、競馬は新規参入者にとって取引コストが高いのですよね。指南書として競馬新聞があるわけですが、まずその読み方がわからないし、上がり3ハロンとかの用語も難しい。お金は大事ですから、わからない状態で賭けるという行為をするのは誰しも躊躇する。他方、ディープインパクトとかハルウララとかの世間で評判になっている馬を応援するのであれば情報を集めるためのコストをかけなくてもレースが楽しめるので、そういう馬が出現すれば人は競馬場にくるわけです。

その観点から言うと、個々の馬にストーリー性を持たせて関心を持ってもらうのがいいのですが、主催者であるJRAがそれをやるのは公平性の観点からは難しいのが悩ましいところです。

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