ヤバい経済学
アメリカで犯罪率が下がった真の原因は何か、7勝7敗で千秋楽を迎えた力士の勝率は、子どもの学力向上のために親は何をなすべきか、といった事柄をデータとインセンティヴの考え方を組み合わせて世の中を違う角度から分析する本。
「フューチャーポジティヴ」が去年読んだ本で最もためになる本なら、本書は最も面白い本でした。
この本を読んだあとは、きっとデータを分析してみたくなるはずです。この本の著者とは比べるべくもありませんが、例えば以前エントリした「障害競走はどのくらい危険なのか」や「クラブのマル外馬の成績」あたりは多少この本に影響されて書いたところがあります。
今調べてみたいのは、引退するジョッキーの引退当日の連対率・複勝率が当該ジョッキーの生涯成績と比べてどうか、また、引退後調教師になるジョッキーとそうでないジョッキーとの間での比較はどうか、という点です。もっとも、もし前者の方が引退当日の成績がいい、とかいう結果が出たら競馬が嫌になりそうですが・・・。
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