アジアのガバナンス
正月休みに「アジアのガバナンス」(下村恭民編著、有斐閣、2200円)を読みました。
ガバナンスの基礎理論から標準的なガバナンス論の批判的検討、主要な開発途上国のガバナンス比較、開発援助における取組み等について分かりやすく書かれている良書と思います。
特に、複数あるガバナンス項目の中には経済発展にとって重要な「戦略的ガバナンス項目」があるという指摘や、欧米でいうところのグッドガバナンスとは形態が異なるグッドガバナンスが開発途上国にはあり、それを伸長させていくアプローチが重要という主張は大変勉強になります。
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