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2007年3月 2日 (金)

早生まれのアドバンテージ

馬産地では早生まれのアドバンテージを得るべく出産時期が早めているという「初等ボクドウの馬産学教室」さんの記事を読んで、ふと思いついてTargetで生まれ月別の本賞金の平均とメディアンを調べてみました。

対象は現4歳馬~8歳馬の5世代、全23,812頭。

結果は以下のとおり。

  1月生 2月生 3月生 4月生 5月生 6月生 全体
平均賞金 2,293 1,276 1,138 1,156 1,030 1,080 1,148
メジアン 550 180 75 85 70 0 77
頭数 317 2,392 6,875 8,043 5,508 677 23,812

Umaretukibetsu グラフにすると左のとおりで、これから読み取れることは、以下のとおり。

明らかに早生まれにはアドバンテージがある。特に1月生れの馬たちの成績は特筆もの

3月生まれ以降の馬達には、平均獲得賞金は生まれが遅くなるとともに減少していく傾向にあるが、メジアンについては3月生まれと4,5月生まれとの間で大差はない

6月生まれは5月生まれについで平均獲得賞金が低く、またメジアンも0(半数以上の馬が1度も掲示板に載ることがない)で、苦戦している様子がうかがえる。

1月生まれの馬の中にはシンボリクリスエスがいて、頭数が少ないこともあって平均獲得賞金を引き上げていますが、メジアンも550万円と2月生まれ以降の馬たちを大きく引き離しているのはすごいですね。クラブの募集馬で1月生まれの馬がいる場合、それだけでも要チェックかもしれません。

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コメント

mutさん、コメント頂きありがとうございました。
ご指摘を受けて社台グループとそれ以外の牧場にわけて分析したものをエントリしました。こういう仮説をおいて調べてみるといろいろと発見があって面白いですね。
今後もよろしくお願いいたします。

投稿: participant | 2007年4月 1日 (日) 11時26分

こんにちは。
馬の早生まれについて調べていて、こちらのブログたどり着きました。
「明らかに早生まれにはアドバンテージがある」ということでしたが、少々疑問を感じます。
社台は生産業界でも先駆けて早生まれを作り出してきました。
また、血統的にも日高地方の牧場より勝る馬が多いといえます。
純粋に早生まれのアドバンテージを探るなら
「社台グループの馬」と「それ以外の馬 ex)日高管内の馬」とは
分けて分析しなければならないと思います。

投稿: mut | 2007年3月30日 (金) 15時54分

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