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2007年4月

2007年4月29日 (日)

「使途不明」は国際標準

4月27日付の読売新聞で「02年度のODA、312億円が使途不明・・・供与額の99%」と題する記事がありました。

開発途上国に対し、日本の政府開発援助(ODA)として行われた「債務救済無償資金協力」で、2002年度に供与した20か国(総額約316億円)のうち19か国が使途報告書を提出しておらず、少なくとも総額約312億円が使途不明になっていることが、読売新聞が行った情報開示請求などでわかった。

312億円が使途不明、と聞くと「何をやってるんだ」という印象を受けますし、本件の場合、途上国政府との間で「報告書を提出する」約束をしていたわけですから、その報告書が提出されていないのは残念なことです。

他方において、「使途に関する報告」についてですが、国際的な潮流は、「援助は特定のプロジェクトを支援するのではなく、開発途上国の国庫に入れることにして、各ドナーは援助資金の使途について、ひとつひとつ報告を求めるのはやめよう」ということになっています。

これは、各ドナーがそれぞれの手続きで開発途上国に報告を求めると途上国の行政府の手続きが大変になり、本来業務が行えなくなる、という反省に基づいています。

たとえばある国で30のドナーがいて、それぞれ年間30件の事業をやっているとしましょう。その各事業で資金使途に関する報告書を提出させるとなると、単純計算で30×30で900件の報告をすることになります。

開発途上国の政府はただでさえ行政能力が脆弱なのに、年間900件もレポートを提出していては自国の行政という本来の仕事ができなくなります

その反省を元に、「個別に事業をやるのではなく、その国の財政に支援をすることにして、資金が適切に使われたかどうかは、適切な財政枠組みや計画に基づいて支出されたかどうかをみることにし、個別の資金使途については問わない」という方法がイギリスや北欧の国々によって推奨されており、特にサブサハラアフリカ諸国においては国際標準になりつつあります。(注)

こうした援助の形態を「一般財政支援」といいます。

実際に一般財政支援という形態の援助が、個々のプロジェクトを支援する形態の援助より貧困削減や経済成長に効果があるのかどうかは、今後評価を行う必要がありますが、今回、資金使途の報告がないことをマスコミや国会に叩かれたことで、日本政府が仕組み上資金使途がトレースできない一般財政支援に消極的になってしまうことが懸念されます。


(注)もっともイギリスや北欧でも資金使途がトレースできないことについてマスコミや議会からの批判はあるそうで、資金使途ではなく、援助によっていかに開発効果があがっているかを説明して理解を得る方策を探っているとのことです。

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2007年4月27日 (金)

応援の波動を京都へ

明日、京都競馬場で期待のマイネル2騎が出走します。

まず5Rの未勝利芝1600mにマイネルヴルメリオ(父バブルガムフェロー)。

「馬三郎」ではディマクコンダ(!援助関係者にはピンとくる名前のはず)ら未出走馬3頭に厚く印がつくほど、手薄なメンバー構成になりました。手ごわい馬もいますが、前走のうっぷんを晴らすようなレースを強く期待します。このあたりでなんとかなるはず。というか、なんとかなってほしい。

続いて10Rの端午ステークス(3歳オープン、ダート1800m)にはマイネルクルーガー(父Montjeu)。

本音を言えば、父Montjeuだけに芝12Fの青葉賞を走る姿をみてみたかったところですが、白い馬でも黒い馬でも賞金を咥えてくるのがよい馬、ということで、2勝を上げている京都のダート1800mで好レースを望んでいます。

もっとも、オープン戦だけにロングプライドパルティーレマコトスパルビエロといった将来の大物候補が出走してきており楽ではありませんが、掲示板には載ってほしいものです。

京都にいきたいなあ・・・。

【レース後追記】

やったーっ!!
 
マイネルヴルメリオ、粘るエーシンエーエルをなんとか交わして嬉しい初勝利です。思わずガッツポーズ。勝ちあがれてよかった・・・。

マイネルクルーガーは残念ながら9着。これまでのなかではもっともレベルの高いレースで、休み明け緒戦では辛かった印象です。7馬身差で圧勝したロングプライドは、祖母がサンヨウアローですからダート王ウイングアローの甥にあたり、これは大物になりそうですね。

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2007年4月24日 (火)

貧困の終焉

Endofpoverty貧困の終焉 2025年までに世界を変える(早川書房、2300円)を読みました。

著者のジェフリー・サックスは、ミレニアム開発目標に関する国際会議でみかけたことがあります。

そのときは、アフリカの農村がアクセス道路や基礎保健医療サービスを欠いているためにいかに厳しい状況にあるかを力説し、各国の政府代表に「本国に帰ってぜひこの窮状をなんとかしてほしい!」と訴えていて、経済学者らしからず(?)情熱的な話し方をする人だなあ、という印象を持ちました。

この本でも、そうした著者の開発問題に対する情熱的な思いが感じられます。

かつての植民地主義の終焉や奴隷制の廃止といった人類史上の歴史的出来事と同様、21世紀のこの時期に貧困を撲滅することは歴史的意義のあることであり、そしてそれは、かつてない経済的繁栄とテクノロジーの進歩をみた現代であれば、開発援助などの資源の再配分を通じて十分達成可能である、というのが筆者の主張です。

正しい計画のもと、援助量を増やせば貧困は解消される、という主張に対しては、実際援助をしても効果が上がらない国があるではないかという批判はあるのですが、これに対して、開発援助は債務削減であったり先進国の技術者に払われていたりして実際に貧困層に届く額はごく少ない、といった反論をしています(いわゆる「オバケODA」論)。

前半のボリビアやポーランドの経済顧問をしていたころの話は自慢話めいていますが面白いですし、アメリカの開発援助事情を知る上でも参考になり、お勧めです。

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2007年4月22日 (日)

サンデーサイレンスの後継種牡馬たち

サンデーサイレンスの能力はすばらしく、子どもたちも種牡馬成績の上位を賑わしていますが、跡目争いはどんな感じになっているでしょうか。

通常の種牡馬ランキングでは既に走っている世代の数が異なるので横並びの比較がしにくいので、先日クラシックの第一弾が終わった段階の3歳世代の成績を比較しました。データソースはnetkeiba、検索条件は「各種牡馬の3歳世代」、「中央のみ」、また種付料については2006年のものをこちらのサイトで参照させていただきました。

結果を平均獲得賞金(単位は万円)の順に並び替えてみると以下の通り。

  頭数 平均 メディアン 最高値 種付料(2006)
アグネスタキオン 146 715.2 140.0 17,272 1200
スペシャルウィーク 107 563.5 110.0 7,688 600
ステイゴールド 53 438.1 0.0 10,666 100
ダンスインザダーク 142 432.9 75.0 6,355 500
フジキセキ 82 397.8 60.0 2,201 500
マーベラスサンデー 20 318.8 135.0 1,440 130
マンハッタンカフェ 127 294.5 0.0 5,207 400
アドマイヤベガ 96 264.4 0.0 4,468 -
タヤスツヨシ 19 198.4 0.0 1,280 50
バブルガムフェロー 56 165.0 0.0 1,400 150

アグネスタキオンは、普段受けている印象どおりすごいですね。種付料がもっとも高いのもうなずけます。

スペシャルウィークダンスインザダークフジキセキらもメディアンが0でないところなどはさすがに堅実な活躍ぶりです。

一方、種付料との比較では、ステイゴールドマーベラスサンデーお買い得感が光っています(といってもステイゴールドの種付料は今年から300万円になりましたが)。ステイゴールドは、なんといっても2歳チャンピオンのドリームジャーニーの存在が大きいですね。また、マーベラスサンデーは頭数が20頭と少ないですが、メディアンが135というのは、大物はいないものの産駒たちがきちんと掲示板に載っていることを示しています。

私の注目は3歳産駒に2頭出資しているバブルガムフェローだったのですが、平均獲得賞金では比較した10頭のなかでは最下位、最高値でも9番目と振るっていません。産駒一覧をみるとまだ未勝利のマイネルヴルメリオが4位、3位以内に入ったことのないサンベルナールでも13位だったりして、その低調ぶりがうかがえます。うーむ。

一口のカタログでは良く見かけるバブル産駒ですが、近年の傾向からは要注意かもしれません。

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2007年4月21日 (土)

距離短縮に期待を

1431 サンベルナール(父バブルガムフェロー)が福島1Rダート1150mに出走します。

前走、ダート1700mに出走し3コーナーで早々に手ごたえをなくしたレース振りからは距離短縮はよさそうな印象を受けますが、相手は前走にもまして手ごわそうです。目標掲示板。

もう3歳の4月。昨夏のデビュー以来、故障らしい故障もなく丈夫に走り続けているのは立派の一言ですが、そろそろ勝ち上がりに向けて前進してほしいものです。がんばれ!

【レース後追記】
いつもは果敢に先行しますが、今回は中団からの競馬でスムーズに追い上げたものの首位争いには加われず先頭からコンマ6秒差の5着。差す競馬もできたことは収穫で、石神騎手も「距離が短く脚を余した」と言っていることから、次回もこの競馬で前進を期待します。

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2007年4月20日 (金)

競技としての競馬の魅力をどう伝えるか

Prix_de_foy_0431 競馬をよく知らない人にとっては、当然のことながら競馬は単なるギャンブルです。そうした方々に競馬の競技としての面白さを伝えるというのはなかなか難しいものです。

先週の皐月賞のゴール前、ヴィクトリーとサンツェッペリンがデッドヒートを繰り広げているところにフサイチホウオーが激しく追い詰めて3頭並んだところが決勝線、思わず「うわっ」といってのけぞってしまいそうな迫力と面白さをわかってもらいたい、と思うのですが、いきなり熱を込めて話しても興味のない人はひいてしまいますし。

そこで先日は皐月賞について「同年代の、予選を勝ち上がってきたものが雌雄を決する春の高校選抜野球みたいなものです。」と解説してみたのですが、関心を引き出すことはあまりできず・・・。結局、「100円買ってたら162万円ですよ。すごいですよねー」みたいな話で終わってしまいます。それはそれで競馬の魅力には違いないのですが。

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2007年4月18日 (水)

世銀に関する日本のマスメディア報道

昨日の続きですが、今回の世銀総裁のスキャンダルに関して、ネットで新聞記事をいろいろとみてみましたが、どうも「恋人」を優遇していたことに焦点をあてたものが多いようです。

たしかに耳目を引きやすい話題ではありますが、他方において、その報じ方がどこか海の向こうの出来事、という印象を受けます。

P06_graph しかし、日本は世銀の第2位の出資国です(左のグラフ。詳しくは財務省のHP参照)。いわば大口の株主なわけで、その世銀のガバナンスが総裁のスキャンダルに端を発して揺らいでいるということであれば決して海の向こうの出来事ではありません。

世銀の総裁人事については従来より「不透明」という批判がされており、現総裁を選んだ理事会のメンバーである日本政府はともかく、マスメディアからは世銀のあり方について論評があってもよかったのではないでしょうか(19日追記:日経新聞の社説がとりあげていました)。

世銀と同じワシントンにある開発問題のシンクタンク、Center for Global Developmentでは、早速にウォルフォウィッツ総裁は辞任するべきとの見解を出しています。このシンクタンクは開発コミットメント指標を出しており毎年日本が最下位であることで日本でも注目を集めていますが、アメリカ出身の総裁であっても批判すべきはする点に好感を持ちました。

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2007年4月17日 (火)

ウォルフォウィッツ総裁

朝日新聞の記事より。

ワシントンで開かれた世界銀行と国際通貨基金(IMF)の合同開発委員会は15日、世銀のウォルフォウィッツ総裁が、「恋人」の同行職員を給与面で厚遇していた問題で、「強い懸念があり、高度な内部規律の順守を期待する」という異例の声明を採択して閉幕した。

途上国の汚職問題に取り組み、「行きすぎ」という批判もあった総裁が、自らは縁故で恋人の給与を優遇していたというのは、確かに格好のスキャンダルです。

しかし、それにしても同じコミュニケのほかの部分、ミレニアム開発目標を達成するにあたってのジェンダー平等の重要性や、援助協調の促進、ODAの増額の必要性に関することについてはほとんど報道されない、というのは仕方ないのでしょうか・・・。

参考:
開発委員会コミュニケ本文はこちら(問題の箇所は16パラ)
世銀・IMFの日本語版プレスリリースはこちら

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2007年4月16日 (月)

ビッグマックでみる最低賃金の国際比較

日曜日の朝日新聞に最低賃金の国際比較に関する表が掲載されていました。

●主な先進国の最低賃金

オランダ 18万479円/月
フランス 1162円/時間
英国   1096円/時間
カナダ  678円~860円/時間
日本   673円/時間(全国加重平均)
米国   602円/時間
(06年現在。06年1~3月期中平均の為替レートで換算。厚生労働省調べ)

この数字を引きつつ、同志社大学の橘木教授が以下のように述べています。

そもそも日本の最低賃金は、主要先進国の中で相当低い位置にあるといえる。日本の自給が673円に対し、フランスや英国は1千円を超え、日本より低かった米国でも800円台へと大幅に引き上げられる見通しだ。

この記事を読んで、実際には物価水準や為替レートを勘案しないと一概に高低は言えないのではないかと思い、ふと「ビッグマック指数」が頭に浮かび、各国でそれぞれの最低賃金でビッグマックが何個買えるか計算してみました。

結果は下表の通りです。

  最低賃金(円) 最低賃金(現地通貨) ビッグマック価格 買える個数
フランス 1162 8.30 2.94 2.82
イギリス 1096 5.34 1.94 2.75
カナダ 860 8.74 3.52 2.48
日本 673 673 250 2.69
アメリカ 602 5.39 3.10 1.74

為替レートは朝日新聞のレートが使っているものが不明だったので便宜上、OECD DACが使っているレートを用いて計算しました。ビッグマックの価格はEconomistによる2006年3月時点のものです。

これをみると確かにビッグマック換算(買えるビッグマックの個数)でも日本の最低賃金はイギリス、フランスに比べて低くなっていますが、その差はわずかであり、単純に円換算額だけをみて「相当低い位置にある」とまでは言えないように思います。

それにしてもアメリカは絶対額でもビッグマック換算でもかなり低いですね。

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2007年4月15日 (日)

あんみつ姫

昔、そんな名前のまんががあったような。

今日の福島のメインレース(!)ラジオ福島賞(芝1200m)にサオヒメ(父サンデーサイレンス)が安藤光彰騎手騎乗で出走します。

サオヒメは芝成績が(0-1-0-3)、1000万下成績が(0-0-0-3)で、常識的には苦戦は免れないところですが、芝での2着は1400m戦でのものでしたし、1000万下でも4着が2回あります。

今回はハンデ戦で斤量も52kgですし、芝の短距離という新たなカテゴリーで新味をみせてほしいところです。目標8着以内。

【皐月賞】
◎フサイチホウオー(変換したら負債地方王とでた・・・)
○アドマイヤオーラ
▲アサクサキングス
△フライングアップル

心情的にはホワイトマズル産駒のアサクサキングスに頑張ってほしい。一方で、終わってみればサンデーサイレンスの孫たち(ココナッツパンチとかドリームジャーニーとか)が上位を独占してそうな気もします。

【レース後追記】
サオヒメは意外にも4番人気に押され、直線入り口では一瞬「勝ったか?」と思わせる健闘をみせ、5着。

アンミツ騎手のレース後コメントによれば「抜け出してからステッキを入れたら、頭を上げてフワッとしてしまい交わされてしまいました。」とのことで、いつもの悪い癖が出てしまいましたが、掲示板は上出来。今後もレースの選択次第で活躍してくれそうなことがわかり、うれしい限りです。

それにしても皐月賞のフサイチホウオーは・・・。ジャングルポケットの子どもだなあ、とみんなが思ったのではないでしょうか。

ところで、福島ではユニオン馬のベルファスト(父メイショウオウドウ)が未勝利戦を勝ちましたね。姿かたちのきれいな馬ですが、馬体重386kgでの勝利は見事。出資者の皆様おめでとうございました。

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2007年4月13日 (金)

対中協力に関する温首相の発言

温家宝首相が国会で行った演説において、対中援助に触れる箇所がありました。

これまでの日本の経済協力などについては、「中国の改革開放と近代化建設は日本政府と国民から支持と支援をいただいた。中国人民は、いつまでも忘れない」と謝意を述べた。(読売新聞より)

2000年に朱鎔基首相が来日した際の経済協力に関する発言は以下のようなものでした。

2000年10月、訪日した朱鎔基総理は森喜朗総理大臣との首脳会談において、日本の経済援助が中国の経済発展、国家の建設にとって大きな助けとなってきていることを高く評価する旨述べました。(駐日中国大使館HPより)

前回の「高く評価する」と今回の「いつまでも忘れない」、この2つには大きな差があるように感じます。対中援助に携わった人々にとっては感慨深いのではないでしょうか。

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2007年4月12日 (木)

教員給与 査定で20%増減

日曜日の朝日新聞に、教育再生会議が公立学校の教員給与を査定に応じて80%~120%の幅で決められるようにする方針を固めたという記事が載っていました。

素朴な疑問なのですが、教員の給与に格差をつけることによって、学校の先生のモチベーションがあがったり、教育の効果があがっているというベストプラクティスがあるのでしょうか。

「虚妄の成果主義」とか、「お金より名誉のモチベーション論」といった本が売れているように、競争原理になじむ企業の現場でも給与の格差によって人の労働意欲を引き出すことの妥当性に疑問が呈されているなかで、教育現場においてあえて導入するメリットはどんなところにあるのか、記事では明らかにされていません。

学校の教室はほとんど密室ですが、評価管理はどうやってやるのでしょうか。学力テストの点? 「ヤバい経済学」にはそれでテストの回答を改ざんしてしまう先生がいるという話が載っていましたね。

生徒は担任の先生を選べるわけではないという点も気になります。給料が増えた先生のクラスに入った生徒はともかく、80%に減額(同僚とは最大40%も差がある)されてすねてしまった先生が自分の子どもの担任なるかもしれないと思うと、あまり心穏やかではありません。

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2007年4月11日 (水)

税金問題がもたらすもの

昨年来、世間(といっても競走馬ファンドに出資している人たちだけですが)を騒がせている「獲得賞金分配時の課税問題」ですが、まだ結論はでていないものの、ラフィアンの4月号の会報によると、これまでJRAが賞金を支払う際に控除されていた10%の所得税に加え、クラブ法人と愛馬会法人との間で20%、さらに愛馬会が会員に配分するときに20%が控除される「三重源泉構造」になる可能性があるとのことです。

まあ、とんでもない話ですが、もともと競走馬に出資する行為というのは、利益率から考えれば割の合わない投資で(競走馬たちの獲得賞金のメディアンをみれば明らか)、夢はみられるけど損をして当然、という性格のものだったはずです。

ところが、今回の課税騒動で、JRAが提示する経理モデルとか、課税率とかの数字が、改めて「割の合わなさ」を顕在化させたような気がします。つまり、今回の税金問題は実際に喪失する利益以上に、人々を夢から覚めさせる効果をもっているのではないかと。

私の場合は、それでもやがてはジャパンカップや凱旋門賞に、といった夢(ばかばかしいとは思いますが)を捨てきれないので続ける気でいますが、あまり損失が大きくなるとそれもかなわなくなるので、せめて3重課税は回避していただきたいものです。

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2007年4月 9日 (月)

ODA予算って全体のどれぐらい?

ジェフリー・サックスの「貧困の終焉」を読んでいたら、次のような記述がありました。

過去十年間に実施された世論調査では、アメリカ国民が国家予算のなかで対外援助の閉める金額の割合を過大に評価していることが何度も証明された。2001年の調査-メリーランド大学の国際政策意識プログラム(PIPA)-によれば、アメリカ人は平均して、国家予算に占める対外援助資金の割合がおよそ20パーセントだと思っている。これは実際の約24倍である。

これに相当するような日本の調査は聞いたことがありませんが、「日本が大変なのに他国を支援なんかしている場合じゃない」という意見を聞くと、アメリカと同様のことが起きているのかもしれませんと思います。

ここで問題。日本の平成18年度の一般会計予算(約80兆円)に占めるODAの割合は何%でしょう。次の1~4のうちから選んでください。

  1. 25.8%
  2.  9.0%
  3.  6.0%
  4.  0.9%

答えは4.の0.9%です。他の数字は、上から順に社会保障費、公共事業費、防衛費の値です(出典は財務省の「日本の財政を考える」)。意外に少ないような気がしてきませんか。

乱暴なたとえですが、100円をもっていたとして、助け合いのためのお金は1円足らずしか出さない、ということになりますが、美しい国の日本人はそんなケチじゃないはずです。ほんと、他国がODAを伸ばしていく中で日本だけがODA予算が減り続けていくというのは、なんとかならないものでしょうか。

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2007年4月 8日 (日)

2週続けての惨敗・・・

今日、福島5Rにマイネルヴルメリオが出走したのですが、1番人気を背負いつつも11着の惨敗。馬柱を見る限りでは今日こそはと思ったのですが、競馬というのは本当に思い通りにいかないものです。

今週から始まったラフィアンの「レース後コメントブログ」によれば、中館騎手は他の馬に接触して馬が怒ってしまったことを敗因としてあげていますが、それにしても直線に入る前に脚をなくした負け方は不可解で、素人の推測ながらテンから飛ばした意欲的な調教と福島までの輸送で若干疲れがあったのかなあ、とも思います。

先週のサンベルナールに続いての思わぬ大敗で、いずれにしても残念至極です。

今日の私:

  • ジョギングをする
  • 子どもの朝食を作る
  • クリーニングを出す
  • 風呂のカビとりをする
  • 子どもとWiiをする
  • 買い物する
  • 車を車検に出す(20万かかるかもしれないと言われ驚愕)
  • 夕食をつくる
  • 投票に行く
  • クリーニングをとる
  • Racing Viewerでヴルメリオ(とウォッカ)の敗戦を知る
  • 阪神が負ける

せっかくの日曜日でしたが、車検と最後の2つが応えました・・・。

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2007年4月 5日 (木)

ODA増の公約

朝日新聞に日本のODAが世界3位に転落したという報道がありました。

日本政府による06年の途上国援助(ODA)額が3位に転落したことが3日、分かった。パリで開かれている経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)が同日、公表する。

外務省の「ODA白書」などによると、日本のODA額は91年から00年まで10年連続で1位だったが、01年に米国に抜かれて以降、5年連続で2位だった。財政難などからODAの見直しが進められ、今回さらに順位を落とした。

詳しい数字はこちらの外務省の資料で参照できます。

ところで今週末は統一地方選挙が行われます。

地方選挙なのでODAは争点とはならないのですが、有権者としてささやかながらODA減少に歯止めをかける意味で意思表示をしてみようかと思い、候補者を推進している政党のODAに関する方針を各党のホームページで調べてみました。

その結果ですが、さて、下記の政党のうち、ODAの増額を主張している政党はどれでしょう。

  • 自由民主党
  • 公明党
  • 民主党
  • 共産党
  • 社民党

答えは、社民党

社民党は「社民党の政策 3つの争点」の中で、ODAのGNI比0.7%の達成の実現に向けて・・・としていますので、ODAの量的拡大を主張していると考えてよいでしょう。

ちなみに自民党公明党は「人間の安全保障」や「地球規模問題の重視」など、ODAの使い方や質の面での改善を公約に掲げていますが、量的拡大については明示していないようです。

民主党は、2003年2月の党首代表質問で「従来型の公共事業や特殊法人への支出、各種補助金、ODA、国の無駄な行政経費などに大胆に切り込み、」と当時の岡田代表が発言されているので、どうやら削減派

共産党は、日本の大企業の海外企業進出の地ならしに使われている場合が多いODAを半減させる、としています。

というわけで、ことODAの「量」について「だけ」に着目すれば、「増やすべき」と考える人は社民党の候補が選択肢になるわけですが、候補者が出ていない選挙区が多いでしょうね。私のところもそうだったりします。

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2007年4月 1日 (日)

ジョギングの友

ジョギングをはじめてからおおよそひと月が経ちました。

始めるまで知らなかったのですが、ジョギングは最近ブームになっているようでいろいろと便利なものがあることを知りました。

Marathon まず本。「3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから」(光文社新書、金哲彦著、780円+税)。私は3時間台といった大それたことは考えて手に取ったわけではありませんが、新書でコンパクトなのに初心者にもわかりやすくフォーム、トレーニング、体の管理までが網羅されています。しかも、さりげなく読者のモチベーションをあげるように書かれているので、「私にもできるかも」と思わせられます。

次に「ジョギングシミュレーター」。このサイトはすばらしい。自分の走ったコースが何キロあるのか、消費カロリーはいくらだったのかを計算してくれます。事前のコースの検討にも便利で、重宝しています。

最後に「ジョグノート」。利用するには登録(無料)が必要ですが、練習日誌が簡単に入力できて、しかもグラフ化してくれます。このページの左下にもブログパーツとして走行距離がわかるツールを貼り付けましたが、こうして図示されると面白いですね。

もっともこれらの便利なツールを使っても最後は自身の「モチベーション」が大事なわけですが、くじけそうになったときは風が強く吹いているを読み返してやる気を復活させます。今は「やる気」とはほどとおいノロノロ走ですが、いつかはこの小説の登場人物たちのような充実感を得たいものです。

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