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2007年5月11日 (金)

国際化は競馬を救うか

今週の競馬ブックに石川ワタル氏の「更なる国際化を求む」という記事がありました。

主たる主張は、競馬の未来はグローバル化にかかっており、海外主要レースの馬券を日本でも買えるようにすることで競馬ファンが増大し、馬券の売り上げも間違いなくプラスへ転じる、というものです。

私は海外競馬に関心があるほうなので、日本で海外の主要レースがライブ中継で見ることができたり、馬券が買えるようになれば素晴らしいと思いますが、これが氏の言うように「超ウルトラC級の革命的意味を持」ち、「3度目の大ブーム到来」をもたらすのは難しいのではないでしょうか。

なぜならば、海外競馬をフォローするにはコストがかかり、十分な情報がない状態では投資意欲(馬券購入意欲)が抑制されるからです。

メンバーが揃った年のジャパンカップでも馬券の売り上げが有馬記念やダービーに及ばないのはそうした事情があるからで、日本のファンが諸外国の馬について日本の馬同様に容易に把握できる環境が整わない限り、海外競馬が競馬ブームの火付け役になるとは考えにくいです。

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なお、新たな競馬ファンの獲得に関しては、情報を入手するコストを低減させる、というのが有効ではないかと考えています。

初心者にとっては競馬新聞や競馬用語は難解で、勝負服も見分けはつかないし、馬も騎手もみんな同じに見えます。そうした状態で「さあ賭けろ」といわれても普通は逡巡するでしょう。

そこで、競馬新聞上の記号や競馬用語を使わず、普通の日本語や絵で出走馬の成績や特徴を説明すれば、情報がなくて暗中模索という状態を緩和できるのではないでしょうか。

お手本は、イギリスやフランスのレーシングプログラムです。重賞競走の出走馬は、それぞれ簡潔にプロフィールや特徴が簡潔に書かれており、馬の強さを表すレーティングも記されています。勝負服はカラーで図示されていて、初めての人でもレースを楽しめるような工夫がこらされていて、私は大変重宝しました。

主催者がレーティングを載せたり、「有力馬の一頭です」などと解説を加えるのは困難が伴いますが、参考に値すると思います。

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