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2007年5月24日 (木)

長い大臣名

これまでフランスには開発協力を所掌する大臣として「開発協力相」がいましたが、先日発表されたサルコジ政権下の閣僚名簿をみると、開発協力相は、新たに

「移民・同化・国民アイデンティティ・開発協力相」

となった由。

フランスは旧植民地からの移民が多く、開発協力(援助)は外交政策であると同時に国内問題とも密接に関連していることをあらわしていて興味深いです。

昨年フランス政府が発表した資料では、フランスに来た移民を出身国に派遣する技術協力を強化していこう、としていました。なるほど、自らの出身国であれば事情も文化もよくわかっているでしょうから、これは効果が高そうですね。

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