« より役に立つ援助 | トップページ | ジョギングは非フランス的? »

2007年7月10日 (火)

民主党のODA政策

民主党が参議院選挙に向けて「政策リスト300」を発表しました。

ODAに関する内容は以下の通り。

ODAの抜本見直し
 ODA(政府開発援助)を抜本的に見直し、相手国の自然環境の保全と生活環境の整備に重点的に援助することで、日本が地球環境の保全で世界をリードする地位を築いていきます。また、情報公開や外部監査・業務評価を徹底させ、透明性・効率性を確保し、NGOとの連携を強化していきます。

また、一国だけでは解決できない環境問題、人権侵害、難民、貧困問題など「人間の安全保障」への取り組みも重要です。民主党は各国と協調し、ODAの積極活用を含め、平和的手法による解決を図ります。

抜本見直しというからには、これまでの日本のODAが失敗もしくは適切でなかったというのが民主党の評価なのでしょうが、どういう根拠でそのような評価になるのでしょうか。

なかにはうまくいっていないものもあるでしょうが、中国や韓国、東南アジア等、日本のODAの8割以上が振り向けられてきたアジア地域が今や世界の成長センターとなり貧困人口も急速に減っている点についてはどのように考えられているのか、その辺が知りたいところです。

また、重点分野として、最初に自然環境の保全があげられ、貧困問題が最後になっているのが気になります。OECDの開発援助委員会では貧困削減やミレニアム開発目標を非常に重視しており、「自然環境の保全」を最優先項目に掲げるというのは国際的な潮流に照らすと若干奇異な印象を受けます。

|

« より役に立つ援助 | トップページ | ジョギングは非フランス的? »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

馬主党代表さん、コメントありがとうございます。
そうなんです。環境案件は既にかなりありますし、NGOとの連携や情報公開、事前・事後評価も取り組みが進んでいるはずなのですが…。民主党の強調したい点は環境保全とベーシックヒューマンニーズの充足という点で、多分に北欧型の支援をモデルとしているのかな、という気もします。

しかし馬主党代表ってすごいですね(^^;

投稿: participant | 2007年7月11日 (水) 06時55分

確かに抜本的見直しと言いつつ、それ以降のポイントは現在のODAでも既に実施されている点も多いですよね。

投稿: 馬主党代表 | 2007年7月11日 (水) 00時02分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 民主党のODA政策:

« より役に立つ援助 | トップページ | ジョギングは非フランス的? »