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2007年7月 4日 (水)

オグルビーの行動規範

41eaghqx95l__ss400_ 近頃は職場の標語みたいなものは流行らないようですが、「なんとかの心得 何か条」みたいなものは結構有用だと思っています。

最近読んだ「マービン・バウアー マッキンゼーをつくった男」(ダイヤモンド社)に、オグルビー&メイザー社の新人向けの行動規範が載っていて、それが大変有用そうでした。

    1. オグルビー&メイザーは勤勉な人を評価する。全力を出さない人は評価されない。
    2. 創造力を発揮する人を評価する。広告代理店は創造性なくしてはやっていけない。
    3. 駆け引きや裏工作をしない人を評価する。
    4. 上司のご機嫌取りやゴマすりは軽蔑される。そういう人は、部下をいじめる人である。
    5. 自分の仕事を完璧に成し遂げられるプロフェッショナルな人を尊敬する。そういう人は、他のプロフェッショナルのことも尊重する。
    6. 自分よりまさる人を採用できる人を評価する。自分より劣る人しか部下に持とうとしない人は軽蔑される。
    7. 部下を育てる人を評価する。重要な仕事を外注しなければならないことほど腹立たしいことはない。そういう日が来ないことを願う。
    8. 権限を委譲できる人を評価する。部下に任せれば任せるほど多くの責任を引き受けることになるからだ。
    9. 外注先や納入業者など周囲の人と紳士的に付き合える人を尊敬する。高慢な人、短気な人は好まれない。責任転嫁する人は軽蔑される。
    10. 期限を守り、時間どおりに仕事を仕上げられる人を評価する。
    11. 地域で市民の義務を果たす人を尊敬する。それはボランティア、慈善活動、PTAなどである。

ちなみにこれは1961年に作られたものだそうです。真理は時代を超えて不変ということでしょうか。

いずれの項目もうなずかされるものですが、特に「重要な仕事を外注しなければならないことほど腹立たしいことはない」という項目は、コスト削減のためにアウトソーシングを進めた結果、組織の空洞化が進んでいる会社が多いことをかんがみるとまさに慧眼という気がします。

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