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2007年9月18日 (火)

国鉄改革の真実

Kokutetsu 「国鉄改革の真実 「宮廷革命」と「啓蒙運動」」(葛西敬之著、中央公論新社)を読みました。

国鉄の民営化、民営化後のJR東海の発展について、まさにその現場で関わったJR東海会長の葛西氏の著作です。その臨場感、迫力が伝わってきます。

印象深い箇所を数え上げればキリがないのですが、もっとも印象に残った言葉は下記のもの(強調は引用者)。

都市間高速鉄道のような公共性の強いインフラ事業の場合、近い将来とは一口に言って20年、将来とは50~100年を意味する。したがって、いったん、大局観と長期展望に立って近未来の目標を定めた場合、途上の需要動向や景気動向に右顧左眄せず、一貫継続して初心を堅持することが、飛躍を達成する必要条件となる。

開発途上国でインフラ整備を支援する場合に、20年、50~100年という視点でとらえてプロジェクトをみているか? 日本の円借款事業の評価は、完成の2年後に行われますが、公共事業のインパクトをみるためには、評価のタイムスパンも長くとる必要があると感じました。

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