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2007年10月

2007年10月31日 (水)

タイ、日中を両天びん

27日(土)の朝日新聞朝刊に、「タイ、日中を両天びん 鉄道整備計画への融資巡り」という記事がありました。

タイ国内の鉄道整備計画で、同国政府が「中国カード」を武器に、日本に支援決定を迫っている。日本の低利融資を前提にした整備計画だったが、中国が割り込む形でタイに支援を打診。結果として両国が天秤にかけられる形になっている。

一般論として、ドナー(先進国や中国のような新興援助国、世銀などの国際機関)はたくさんある一方、誰もが支援したくなるような優良なプロジェクト、つまり開発効果が出やすい事業というのは、そう多くあるわけではありません。

その結果、ドナー同士がよいプロジェクトをめぐって競合することもあります。

この記事を読んで、「支援をもらう立場なのに二股をかけているタイはケシカラン」と感じる人もいると思いますが、複数国から支援のオファーがあればタイ政府ならずとも自国のための合理的な選択として、よりよい支援をしてくれるドナーを選ぼうとするでしょう。

このタイの鉄道整備計画について、日本政府はまだ鉄道の運営方針や詳細な設計ができていないとして支援の決定が下せないでいるようです。

日本政府の関係者は、詳細な計画がない段階で融資は決められない。だが、中国が実際に融資するとなれば、日本の「外交上の失策」と国民に受け止められる恐れがある」と警戒している。

開発援助は外交目的と開発途上国の経済社会発展の促進という2つの目的をもっており、どちらかに目をつぶって意思決定をすることはできません。この関係者のコメントは、そのあたりの難しさを物語っているように思います。

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2007年10月28日 (日)

競走除外とブービー

期待していたマイネルヴルメリオはあろうことかレース前に放馬して競走除外、サオヒメは人気どおりブービーでした。

競走馬というのは平均して月1回走れば御の字で、したがって出走の日は待ちに待った瞬間なのですが、それで除外になってしまうのはなんともガックリくるものです。振り落とされた田中博騎手の怪我は大丈夫でしょうか。

サオヒメについては、ハミを一回もとらなかったようで、残念ながら走る気がなくなってしまったようです。牝馬がこういう状態になるとスランプが長いといいますが、年齢的なものも考慮して、あと数戦短い距離を走らせてみて結果がでないようであれば繁殖牝馬という次の仕事に移ったほうがいいのかもしれません。

そんなわけで午後5時ごろにはかなり意気消沈し、「競馬なんて・・・」などと思っていたのですが、天皇賞のメイショウサムソンの素晴らしい走りのリプレイをみたり(武豊はすごい騎手で、オペラハウスも素晴らしい種牡馬だと改めて思いました)、入江さんのブログでブリーダーズカップの様子を読んだりしているとなんだかワクワクしてくるのですから、競馬は手ごわい(^^;

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ヴルメリオに勝機到来か

福島9R500万芝1800mにマイネルヴルメリオ(父バブルガムフェロー)が出走します。

相手関係をみると未勝利馬や実力ある馬でも近走の成績がいまひとつの馬が多く、掲示板、よければ1着まで期待できそうなメンバーです。

気がかりなのはヴルメリオは1番人気を背負って走った福島の未勝利戦で11着と大きく崩れていること。このときのメンバーは、その後ヴルメリオも含めて7頭が勝ちあがっていることから未勝利戦としてはレベルが高かったこともあるのですが、福島コースとの相性がどうなのかも鍵でしょう。

東京では1000万下多摩川特別ダート1400mでサオヒメ(父サンデーサイレンス)が復帰。同じ条件では安藤勝騎乗で4着の実績がありますが(ただし距離は1300m)、休養前のレース振りや最近の調教ぶりをみると馬に走る気がなくなっているように思えますので、今日もやる気になってくれるかどうかがポイント。安勝やペリエはうまく馬の機嫌を損ねずに走らせているようにみえましたが、今日の土谷騎手はどうでしょうか。

ところで天皇賞。毎日王冠をレコードで勝ったチョウサンネーハイシーザーとかぶるのですがどうでしょうか。あの時もビワハヤヒデ、ウイニングチケットという大物がいて、毎日王冠で驚異的なレコードタイムをだしたにもかかわらずネーハイシーザーに対しては「競馬は時計じゃない」などという評論家が多く、評価が低かったのですが結果は1位。といわけで今日はチョウサンに注目です。

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2007年10月27日 (土)

はやまる生産時期

これまでのデータで早生まれの馬のほうが有利なことはほぼ間違いないようです。

であれば生産者はなるべく1月、2月に子馬が生まれるよう生産パターンをかえるはずですが、実際にもそのような動きにあるようです。

Photo 左の表(クリックして拡大)をみるとわかるように、競走馬の生まれ月の大宗は3~5月ですが、1月生まれ、2月生まれの割合が、ジワジワと増えています。

今は1月、2月の馬にアドバンテージがありますが、やがては1、2月生まれが特別な存在でなくなる日がくるかもしれません。

  2000 2001 2002 2003 2004
  頭数 割合 頭数 割合 頭数 割合 頭数 割合 頭数 割合
1月 65 1.4% 60 1.3% 47 1.0% 87 1.8% 132 2.7%
2月 475 10.1% 439 9.2% 490 10.3% 577 11.9% 684 14.0%
3月 1,341 28.6% 1,373 28.8% 1,368 28.9% 1,455 30.0% 1,446 29.7%
4月 1,561 33.2% 1,671 35.1% 1,602 33.8% 1,621 33.4% 1,628 33.4%
5月 1,113 23.7% 1,092 22.9% 1,097 23.1% 1,000 20.6% 916 18.8%
6月 140 3.0% 129 2.7% 136 2.9% 115 2.4% 69 1.4%
合計 4,695   4,764   4,740   4,855   4,875  

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2007年10月24日 (水)

虫歯の国際比較

子どもの唾液検査をしたら、虫歯になるリスクは中ぐらい、という結果が出ました。幸いまだ虫歯は一本もないのでこのまま無事にいってほしいものです。

私が子どもの頃は自分も含め、虫歯の子どもがたくさんいたように思いますが、最近は劇的に虫歯は減っているようで、文部科学省の学校保健統計調査によれば12歳の永久歯の虫歯は平均1.7本まで下がっているとのこと。

すばらしい。

Dmf_teeth と思っていたら、EUはもっとすばらしく、FP Passportのこちらの記事によれば、イギリスやドイツは1本以下。日本はポーランドやルーマニアといった国よりは少ないですが、リトアニアやエストニアと同程度と、まだまだ頑張る余地はありそうです。

ところで西ヨーロッパではフランスの数値が比較的悪いですが、なんででしょうね。

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2007年10月23日 (火)

知的実践としての開発援助

Titekijissenn知的実践としての開発援助-アジェンダの興亡を超えて(元田結花著、東京大学出版会)を読みました。

人間の安全保障、ソーシャルキャピタル、参加型開発、キャパビル・・・、開発援助ではなぜ毎年のように新たなアジェンダが生まれ、それにドナーも開発途上国も振り回されるのか。

それは開発援助を実施する側がよりより開発援助を行おうとするゆえだが、そもそも開発援助というものに内在的な欠陥要因があり、その限界を抱えているがために新たなアジェンダを設定してもうまくいかないのだ、ということを分析した本です。

その内在的欠陥とはなにか。それは次の4つです。

ドナーの優位性:開発援助は、ドナーは知識・資本の両面を含めた意味で問題解決能力があるのに対して、被援助国にはそのような能力はない、という前提にたっており、(実際はどうかにかかわらず)ドナーが被援助国よりも優れていると扱われる。

マネジメントの要請:ドナーは、ロジカル・フレームワークに見られるようにコード化、数値化、単純化を通じてドナーが扱いやすいよう形に加工された情報に基づいて、モデルに従って開発援助を計画・実施・評価する。その結果、現地の実情が反映されない。

責任の所在の不明確性:ドナーは納税者に対しては高い説明責任を求められる一方、ドナーが支援する開発事業の受益者に対する説明責任は弱い。ドナーの納税者の要求が現場のニーズとあわない場合がある。

越境活動:ドナーの優位性、マネジメントの要請、責任の所在の不明確性とあいまって、開発援助が越境活動であるがゆえに、途上国の開発事業がドナーの認識枠組みや行動様式から影響をうけ、その結果、援助の対象活動において「被援助国にとっての開発とは何か」という視点が弱まり、ドナーの利害関心が反映される。

開発援助を機能させるためには、これらの要因を認識しなければ、結局ニーズにあわない援助をしてしまう、ということなのですが、確かに、どのポイントも開発援助に携わっている人であれば思い当たるものだと思います。

これらの点に対処しようとするには、大きなコストがかかります。外部者が途上国のニーズを途上国の政治・経済・社会状況の細部にいたる影響まで考え、ステークホルダーとの調整を経て受益者へのアカウンタビリティを果たしつつ支援を行うことは大変なことです。

ではどうすればよいのか。長くなりますが、結論部分から著者の見解を引用します。

開発援助の内在的な限界に無自覚なまま、政府の主張に沿うような政策を行うならば、被援助国の実情から乖離した援助活動の展開という、開発援助の歴史の中で繰り返されてきた慣行を踏襲することになろう。これを回避するための方策として、実施機関側の、現地を重視する形での援助活動を一層推進することも考えられる。しかしそのためには、実施機関の再編、統合がどうなるのかという問題や、主務官庁との間の権限配分の問題に加えて、人材の拡充や、調査・研究体制の充実といったコストが伴う。これが可能かどうかについても、それだけのコストを負担するのかどうかという問題に帰結する。

結局、開発援助の内在的限界を乗り越えようとするならば、前節で見たような手続き面での調整の手間やコストの問題に、日本がどれだけ取り組む用意があるのかについて考える必要がある。特に、開発援助を通じて貧困問題に対応するには、「税金は我々に役立つ形で使われている」と説得される側の国民が、「なぜ、わざわざ手間やコストをかけてまで、「日本のお金」を使う援助のやり方を変えなければならないのか」といった疑問に対して、納得できるような答えを提示する必要がある。

そのためには、開発援助の実態をより多角的に理解できるような情報を国民に提示できなければならない。これは、メディアの報道や、政府の広報活動のあり方をどうするのかという問題にとどまらない。開発援助が、理論と実践方法に支えられている以上、ドナーの行動を検討し、その行動に関連する情報を提供するという、膨大な知的活動を担う開発共同体が果たす役割が大きな意味を持つ。特に、ドナーによる課題設定や、援助方法について、何がどう問題なのかを問い続ける継続的な努力が求められる。

開発援助に内在的な限界がある、という指摘は、まだわが国では少なく、貴重な文献だと思います。大変勉強になりました。

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2007年10月21日 (日)

早生まれのアドバンテージ(3)

早生まれのアドバンテージのエントリにshigieさんからコメントを頂いたことを受けて、若干データをいじってみました。

まず、データサンプルを5年から10年に増やして、現3歳~12歳の10世代の中央競馬のデータにつき生まれつき毎に平均獲得賞金(本賞金)とメディアンを算出しました(データソースはJRA-VAN)。サンプル数は実に約47,000頭。

10 結果は以下のとおりで、グラフにするとわかるように(クリックで拡大)、5世代のみのデータに比べて生まれが早いほど平均獲得賞金もメディアンも数値が高いという相関がきれいにでています。

頭数   平均 メディアン
1月 606 1,863 448
2月 4,258 1,425 191
3月 13,289 1,282 102
4月 16,191 1,278 90
5月 11,185 1,198 75
6月 1,621 1,073 0
8月以降 122 1,308 190
全体 47,272 1,274 100

なお、8月以降生まれの馬たちの成績が2月生まれ並み、3月以後生まれの馬たちの成績を凌駕していますが、これらはほとんど南半球生まれの馬たちです。

遅生まれのハンデがあっても活躍できると見込んで輸入した馬たちですから、そこそこの成績を残すのはなるほど理解のできるところです。もっとも、全体平均を少し上回る程度では輸入経費をかける必要があったかどうかは(モゴモゴ)。ロックドゥカンブの出現で人気がでそうではあります。

というわけで、少なくとも中央競馬に出走できるまで無事に成長すれば、という条件つきではありますが、平均して早生まれのほうが有利だということは間違いがないようです。

【市場取引馬の成績はどうか】

shigieさんのご指摘で、「日高の1月生まれがセレクトセールで必ずしも高額で購買されているとは思えない」というポイントがありました。

Photo セレクトセールだけを抜き出すことはできないのですが、過去10年間の社台グループ以外の市場取引馬(抽選馬含む)に限ってデータを抽出してみました。その結果は以下のとおり。(グラフはクリックして拡大)

頭数 平均 メディアン
1月 26 795 153
2月 448 1,014 130
3月 1,777 1,082 140
4月 2,194 1,295 157
5月 1,485 1,124 120
6月 142 1,074 51
7月 1 2,008 2,008
全体 6,073 1,163 130

あれれ、これをみると4月の成績がよく、1月、2月の成績は特に目立つわけではありません。推測ですが、早生まれで「できのよい」馬は庭先取引で売買されてしまい、市場に上場されるのは売れ残った馬たちが多い、ということを示しているのではないでしょうか。購買側もこうした過去のトラックレコードを承知していて(あるいは経験的に知っていて)、早生まれであっても競りあがらない、という結果になっているのかもしれません。

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2007年10月20日 (土)

厩舎は重要だった!(ユニオン編)

Unionstable ユニオンについても現3歳から12歳までの厩舎別平均獲得賞金(本賞金)およびメディアンを調べてみました。平均値をもとめるため、過去10世代で5頭以上が所属した厩舎のみとりだしています。

青い棒が1頭あたり平均、赤い棒がメディアンです(クリックすると大きくなります)。あなたの出資馬、もしくは出資候補馬の所属厩舎はどんなかんじでしょうか。

これをみるとユニオンで出資していいのは、柴田(光)、伊藤(正)、小野(幸)、田中(章)、勢司あたりまでですかねえ。

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厩舎は重要だった!(2)

Heikinkakutoku5 せっかく調べたので、ラフィアン所属馬の厩舎別平均本賞金のグラフを載せておきます(クリックすると大きくなります)。対象は3歳から12歳までの10世代で、5頭以上のラフィアン馬が所属した厩舎です。

これまで種牡馬別とか父系別、価格帯別に分析してきましたが、厩舎ほどはっきりした結果がでた属性はありませんでした。

これまでカタログの馬体の写真(横、前、後)、血統表、ブラックタイプ、解説文などをためつすがめつみて馬を選んできたのに、より比重を置くべき重要情報はそこには載っていなかったわけです(単に「関西入厩予定」と書いてあるだけ)。

モンジュー産駒で馬体もいいから、という理由で選んだマイネルクルーガーが走っているのは、私の血統の知識と相馬眼の涙ぐましい研鑽の成果・・・などではなく、単に宮厩舎所属だったからなのだ、と思うとなんだか切ない

既に、厩舎が決まっていない段階の馬の買い控えがおきているように、後々は所属予定厩舎が価格に反映される日がくるでしょう。なぜって、同じ1500万円の馬でも、宮厩舎に入るのと、最下位の○○厩舎に所属するのでは、過去のトラックレコードを見る限り、期待獲得賞金には10:1ぐらいの差があるからです。

○○厩舎所属の馬は募集価格を300万円とか200万円(総額でですよ)にしないと満口にはならなくなるのではないでしょうか。少なくとも私は出資する気が起きなくなりました。

既にラフィアンでは上位厩舎の馬は満口になっていますが、セゾンではまだまだたくさん残っていますね。今ここに先立つものがあれば、文句なくセゾンに入会してダイイチサザンの06(宮厩舎)やプリンセスシラオキの06(加用厩舎)に出資するのですが。

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2007年10月18日 (木)

厩舎は重要だった!

何を今更と思われるかもしれませんが。

ラフィアンやユニオンで馬を選ぶ際、まず見るのは馬体や血統で、正直なところ厩舎についてはあまり重要視していませんでした。

そんなわけで入厩先未定の馬であっても平気の平左で出資していたのですが、ターゲットでデータを調べてみると、こんな結果が。

検索条件は馬主:サラブレッドクラブラフィアンの現3歳から12歳の10世代。

で、ラフィアンの所属頭数が10頭以上の厩舎について、ラフィアンの馬の平均獲得賞金別に並べ替えてみた結果は以下のとおりになりました。

頭数 平均 メディアン 平均で宮厩舎を1とした場合
(栗)宮徹   15 4,630 2,435 1.00
(美)国枝栄  10 4,511 4,454 0.97
(栗)中村均  44 3,204 1,150 0.69
(美)堀井雅広 25 3,150 630 0.68
(美)畠山吉宏 12 3,080 2,950 0.67
(栗)安藤正敏 10 3,003 881 0.65
(美)稲葉隆一 59 2,410 808 0.52
(栗)佐々木晶 23 2,401 568 0.52
(栗)五十嵐忠 10 2,387 1,099 0.52
(美)高橋裕  19 2,326 840 0.50
(美)矢野進  17 2,148 630 0.46
(栗)柴田光陽 11 2,074 1,328 0.45
(美)池上昌弘 11 2,056 1,150 0.44
(美)柴崎勇  18 1,939 705 0.42
(美)田村康仁 20 1,712 626 0.37
(美)郷原洋行 12 1,689 540 0.36
(美)萱野浩二 14 1,358 1,001 0.29
(美)保田一隆 16 1,071 193 0.23
(栗)須貝彦三 10 1,031 420 0.22
(美)畠山重則 37 956 630 0.21
(美)笹倉武久 10 730 326 0.16
(美)内藤一雄 11 649 600 0.14
(美)中島敏文 10 550 495 0.12
(美)高木嘉夫 10 305 30 0.07
(美)平井雄二 10 290 114 0.06

なんと、トップの宮厩舎を1とした場合、多くの厩舎ではその半分にも満たない0.5以下で、下位にいたっては0.1前後まで落ち込んでしまいます。

Heikinkakutoku10 これをグラフにすると左図のとおり(クリックすると拡大します)。

いやはや。下位厩舎の中には、かつて私が出資した馬が所属していた厩舎もありますが、ただでさえ勝ち目の薄い一口の世界で、私はさらに勝ち目の薄い勝負をしていたということか。なんてこった。

馬体とか血統を意識せず、ただひたすら宮厩舎や国枝厩舎の馬ばかりを追いかけていれば、全然別の出資人生があったのかもしれません。

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2007年10月15日 (月)

離婚はするな

ヤバイ経済学のブログに、「シングルマザーに育てられている喘息を患っている子どもは、両親がいる親に比べて診察に来たり薬を調合する頻度が少ない」という調査結果についてのエントリがありました。

シングルマザーは働いたり、その他の用事を自分ひとりで行わざるをえず、子どもを病院に連れて行く時間がないというのが背景にあります。

これはアメリカでの話ですが、日本でも調査したら同様の結果が出るかもしれません。先日読んだ「現代の貧困」では離婚が契機となって貧困に陥るという記述がありました。離婚したり、家族を一人で養ったり、ということは健康や経済状態に想像以上に否定的なインパクトがあるようです。

Rikonzu5 厚生労働省の資料によれば離婚は平成14年の289,836組をピークに減少しているそうですが、平成18年の推計では258,000組と件数、離婚率ともに引き続き高い水準にあります。

もちろん、やむにやまれぬ事情で離婚してしまう人々もいるでしょうし、軽々にはいえないのですが、ちょっとした浮気だとか、夫がだまって馬に出資していたとかの場合は、離婚という決断をする前に、こうした調査を読んでそれが家族や自分の人生にどんな影響を与えるかをよく考えたほうがよさそうです。

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2007年10月14日 (日)

日本が被援助国だったころ

東海道新幹線の建設に際して、世界銀行から借款を受けていたことはあまり知られていません(援助関係者にはよく知られていますが)。

このエピソードは、日本が開発途上国になぜODAを供与する必要があるかを説明する際に、「日本もかつて国際社会の支援を受けたことにより現在の繁栄がある。その恩返しとして日本が途上国に支援をする必要があるのだ」ということを説明する際によく引き合いに出されます。

さて、当時、世銀から支援を受けた日本はどのように考えていたのでしょうか。

先日読んだ「未完の国鉄改革」(葛西敬之著、東洋経済新報社、1800円)にはこのような記述があります(強調は引用者)。

東海道新幹線は当初の試算では4000億円程度必要とされたのを、十河総裁がそれでは国会の承認を得られないというので1900億円に削って要求したといわれる。とすれば、3800億円あまりに増額したのは予定の行動だったわけである。世界銀行から8000万ドル(借入当時で約288億円)の借款をしたのも、途中で引き返すことができぬよう政府の退路を遮断するためであり、この知恵を授けたのは国鉄の先輩で時の大蔵大臣であった佐藤栄作氏であるとも聞いたが、本人に確認する機会を得なかった。

資金援助というと単純に国内投資の資金ギャップを補填するための国外からの資源移転と捉えがちですが、必ずしもそうではない要因があるということを考えさせられるエピソードです。

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2007年10月13日 (土)

マイネルファウヌス初陣

マイネルヴルメリオは5着。ニッシンテーストが飛ばしてハイペースになり、ヴルメリオは後方から進んだのでしめしめと思ったのですが、直線では伸び切れず。

ラスト2ハロンのラップタイムは13.6-13.4ですから、もう少し差を詰めてもよかったように思いますが、これが休み明けというものでしょう。

さて、明日はマイネルファウヌス(父ハイシャパラル)の初陣。デビュー戦はいつでもウキウキするものです。父を彷彿とさせる末脚がみたいものです。

ハイシャパラルの子どもはファウヌスが日本初出走かと思っていたのですが、Targetで検索したところ、ハイカックウという牝馬が既にデビューしていました。成績は3着、5着、2着ですからなかなかですね。

【レース後追記】
スタートダッシュがつかず、ポツンと離れた後方からのレースで結局ブービー。馬がレースをわかっていない感じでした。調教でも一杯に追ったことがほとんどないので、仕方ないですね。人間でも普段流ししかしないで試合で突然全力疾走しろといわれても、なかなか苦しいものがあります。

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2007年10月12日 (金)

期待せずにいられない

今日の首都圏の自動改札のトラブルには驚きました。全て特定メーカーの機器だけが、一斉に不具合を起こすというのは興味深いです。私はてっきり中央のサーバか何かが落ちたのかと思いましたが。

さて、明日はマイネルヴルメリオが復帰戦を迎えます。

500kgを超える馬の場合、休み明け3戦目が走りごろ、などといわれ、ヴルメリオも常識的には明日は掲示板に載れれば上出来というところですが、この馬の場合はいつも何かやってくれそうな期待感があります。

調教師によれば気性が勝ったタイプだそうなので、復帰緒戦から動きそうなのも好材料です。坪厩舎は意外にも今年まだ2勝しかしていませんが、今年3勝目の勝利をもたらすことができるでしょうか。

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2007年10月11日 (木)

「以上」の文字しかない紙

ささいなことですが・・・

A4で2枚ぐらいの文書で、2枚目には2行ぐらいしか文字がないものをみると、「レイアウトの工夫をすれば1枚にまとめられるのに、もったいないなあ」と思いませんか。

ひどいのになると、2枚目には「以上」としか書いてなかったりするものもあります。

たかが1枚というなかれ。私の勤務先の場合、「文書の電子管理」などという進んだことはしていないので、その文書が5部署とか10部署とかにコピーして配られるのですが、その結果、「以上」の文字しかない紙が5枚も10枚も刷られるわけです。

さらに、それがファイルされれば貴重なオフィススペースを食いつぶすことになるわけで、全くばかばかしい話です。

こういう指摘をすると、「細かいことを。そんなことを気にしている暇はないんだよ」という表情をされたりするのですが、意外にこうした細かいことの積み重ねが長期的には効いてくるのではないかと思うのですけどね。

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2007年10月10日 (水)

木陰に入ると

遅ればせながらラフィアンの2次募集馬DVDを見ました。

何頭かの馬は、日向から木陰に入って歩いていましたが、木漏れ日にあたる馬体をみていると欧州の競馬場のパドックにいるようで、「この馬、雰囲気あるなあ」などとつい思ってしまいます。いかんいかん。

人気になっているソラーラの06(父マーベラスサンデー)は、なるほど、カタログでみるよりDVDの方が断然よく見えますね。その他ではザフェイツの06(父マイネルラヴ)と、ちょっと薄い感じがしますがブランピュールの06(父ムーンバラッド)がいい。この2頭も人気してますね。

人気のないところではカリスタオパールの06(父カリスタグローリ)。父も母の父も地味ですし、距離もクラシックという感じではないので仕方ないとは思いますが、前躯、後躯とも肉付きがよく、バランスがとれているように感じました。

さて週末はマイネルヴルメリオが復帰戦を、またマイネルファウヌスがデビュー戦を迎える予定です。

ヴルメリオはバリバリ時計を出しているので緒戦からやれそうですが、ファウヌスはまだ追いきりと言えるような時計を出していないので、やや心配な船出ではあります。

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