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2007年10月 6日 (土)

補償なかりせば

ラフィアンの会報に掲載された岡田前社長の特別寄稿の中にこんな一節があります。

結果的にいかに損をさせないかと考えてクラブを運営してきましたので、引退馬の補償についても、規約に定めていある以上に会員様有利となるように柔軟な対応をしてきました。これだけのデビュー率、勝ち上がり率を維持しているからこそ特別補償ができるわけですし、「損をさせない」という理念に基づく誠意の表れと見ていただきたいのです。しかし、それがおかしいと言われるなら、補償制度をすべてやめるのも選択です。

会員制クラブの監督官庁は平成19年9月より金融庁に変わりますので、ラフィアンが判断をする前に、補償そのものが否認される時がくるかもしれません。

金融商品取引法の第214条の2では、損失補てんを禁止していますので、金融庁の指導によって補償制度がなくなることは可能性として考えられます。

補償制度がなくなった場合、どんなインパクトがあるでしょうか。補償がなくなれば募集価格はその分安くなるでしょうから、出資金の高さがハードルになっている私のような貧乏人には歓迎すべきことかもしれません。

特に低価格馬、一口8万円の馬が5万円ぐらいになればかなり魅力的です。そもそも低価格馬の場合、未勝利戦で入着すれば従来の補償分(ラフィアンで出資代金の6割、ユニオンで4割)ぐらいはすぐに稼いでしまいます。

反対に高価格馬への出資は落ち込むものと思います。一口30万円の馬がいたとして、従来は補償制度によって未勝利でもラフィアンなら18万円分はカバーできたわけですが、これが全てフイになる可能性があるとなれば逡巡する人は多いのではないでしょうか。

もともと競馬とはそういうものですが、会員のリスクを薄め、クラブに会員をつなぎとめる方策として現在の補償制度はよくできています。

そんなわけで、キングカメハメハ×クロカミとか、タイキシャトル×インヴァイトといった高額馬に出資するなら補償制度のある今のうちかもしれません。

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