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2008年1月22日 (火)

ビジネス誌のODA観に変化?

週刊ダイヤモンドに「外務省ゴリ押し!カンボジア「疑惑のODA」」という記事が掲載されています。

批判のポイントは、カンボジアの国道一号線のボトルネックになっているメコン川に第二メコン架橋を建設する(現在は渡し舟で対応)という案件について、有償ではなく無償資金協力で実施しようとしていること、日本企業タイドで行おうとしていること、交通需要予測が適切でないこと、などです。

1つ特徴的なのは、記事では無償資金協力で行うことについて批判的な見解をとっていることです。昔から日本の援助は借款偏重であるといわれ、無償の比率をあげることがすなわちODAの質の改善だとされてきました。記事では無償資金協力での支援はカンボジア側の要望でもあるようですが、無償での支援を批判するのは普段のマスコミの論調を考えると意外な感があります。

また日本企業タイドに関する批判は昔からあるものですが、週刊ダイヤモンドのような日本企業のビジネスマンを読者層とする雑誌が日本企業が受注しにくくなるアンタイドをよしとするのも新鮮です。

有償と無償、タイドとアンタイドはその長所短所について議論のあるイシューですが、ビジネス誌の編集部がこうした記事を掲載するというのは、日本企業のODAに対する見方が変わってきているということでしょうか。(というのは考えすぎで、単に外務省叩きの記事なら売れるだろうぐらいな感じかもしれません)

ちなみにJICAのHPにはナレッジサイトという優れたコーナーがあって、第2メコン架橋のプロジェクト概要をみることができます。バンコク~プノンペン~ホーチミンをつなぐルートが川で分断されているというのは、大げさに例えれば東海道や東名高速が大井川で切れていてそこだけ渡し舟みたいな話ですから、直感的には変な案件ではないように思いますが…。

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