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2008年2月24日 (日)

輸送熱

私の期待馬、マイネルクルーガーが入厩したと思ったら…、

13日(水)、ビッグレッドファーム明和から、栗東の宮厩舎に移動しました。到着時に40度近い熱発があり、舎飼いで休養することに。15日(金)の午後には平熱へ下がったものの、今度は便秘で腹痛の恐れがあるとの診断を受けて体を動かせていません。すでに落ち着いてはいるものの、調教をやり直す必要があることから、一度鉾田へ移動して立て直すことになりました。木曜日にMカーロと一緒に出発します。

サラブレッドは難しい。いわゆる「輸送熱」というやつですが、生き物だから仕方ありませんね。

北海道から滋賀県の栗東まで馬運車で輸送されるので、相当な長距離移動であることには違いありません。しかし、送り出す側も細心の注意を払って送り出すはず。どうしてこのようなことがおきるのかというと、JRAのページにこういうコラムがあります。

サラブレッド研究の現場から Vol2 競走馬は輸送に弱いの?

これらの研究から、長い間、不明とされてきた「輸送熱」という病気の正体も、おぼろげながら見えてきたと言えそうです。「輸送にともなう種々の刺激が直接的あるいは間接的に馬体を冒して、細菌感染に対する抵抗力を弱くする。このような状態では、普段はおとなしくしている気道中の常在菌(馬が健康な状態で持っている細菌)が暴れだし、大量に増加して肺炎を起こす」という発症までのストーリーが考えられました。

そして、輸送熱の予防には馬運車内を清潔に維持すること(換気状況の改善、糞尿の処理、ホコリを少なくする工夫など)、輸送中の休憩はできるだけ長く、多くすること(換気回数の増加、ストレス因子の減少)などが重要であることをきゅう舎関係者に提言しました。

なるほど。

輸送熱というのは馬鹿になりません。私もそんなに多くの馬をもったわけではありませんが、かつて出資していた馬で輸送熱がもとで肺炎を発症し、入院した馬がいました。結局、次のレースに出るまで9ヶ月以上の休養をはさまなくてはいけませんでした。

クルーガーはラフィアンが最近作った茨城県の鉾田トレセンに移動することになりましたが、輸送熱は輸送時間が短いと発症しにくいらしいので、近距離移動ができる場所にトレセンを持つということは意味が大きそうですね。

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