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2008年2月 3日 (日)

新説 母馬血統学

Hahauma 「新説 母馬血統学」(吉沢譲治著、講談社+α文庫 780円)を読みました。

サラブレッドは当然父と母の双方から遺伝子を受け継ぐわけで、父系と同じように母系も重要なのですが、父系が系統ごとに整理されており、また産駒が多いため統計も取りやすいのに対して、母系は繁殖牝馬の数は種牡馬のそれをはるかに上回り、茫漠としていて捉えどころがありません。

そんなわけで私も母系についてはぼんやりとしたイメージしかもっておらず、それが気持ち悪かったのですが、この本ではイギリスでジェネラルスタッドブックやファミリーナンバー、日本の牝系(種正系とか星旗系とか)についてまとめてあり、大分すっきりしました。

しかし、帯にある「画期的新理論!! ウオッカ激走の秘密!」というのはどうかなあ…。そのような新理論は本文中にはないし、著者が本書を書いた意図にも合致していないのではないかと。

というわけで、本書に新理論を期待してはいけませんが、それがなくても十分楽しめると思います。読み終わって思わず私もカタログの血統表にRibotとかBustedとかの重厚なステイヤー血統を探してしまいました。

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