アメリカの経済政策
「アメリカの経済政策 強さは持続できるのか」(中尾武彦著、中公新書、800円)を読みました。
著者は、在米大使館で財務担当公使をされておられ、駐在当時の論考をまとめたものです。当時といってもそれはつい最近の話で、脱稿したのが今年の1月のため、サブプライムローンの話も入っています。
アメリカのマクロ経済や金融セクターから対外援助政策まで幅広くとりあげていますが、そのいずれもがコンパクトにまとめられていて、かつ要所要所にあるコラムでは経済学の基本的な考え方を解説するなど、充実した内容になっています。
著者の「我が国のODAと国際的な援助潮流」という論文を読んだときにも、幅広いテーマを読みやすくまとめておられるなあ、と思ったのですが、本書にも同様の感想をもちました。
アメリカ経済の現状を手っ取り早く概観したい人にはお勧めだと思います。
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