実証する重要性
先日、職場の勉強会である研究者の方が、「どんなに正しいことでも、論文にして権威ある学術誌に掲載されて初めて現実社会に影響力を持つ」ということをおっしゃっていました。また、その論文のネタは実務家の方々がもっていて、研究者とコラボすることでいい研究ができる、とも。
この話をきいて私が思ったのは、諸外国の公共事業における受注企業の国籍と当該事業のコストの研究です。
よく、日本の商社やゼネコンの方から、「他国企業が安値で応札してくるが、途中で建設コストが増したり、工期が遅れたり、完成後もメンテナンスコストが高い。日本企業にまかせてくれればそんなことはないのに、発注者側は安値にだけ目が行ってしまって、理解してくれない」と聞きます。
この点について、ただ言うだけでなく、研究で実証してみせないとなかなか理解が得られないのではないかと思います。たとえば、企業の国籍と建設中のコスト増や工期延長の相関関係について、10億円以上の公共工事や機器調達事業100件を調査して明らかにするとか。だめでしょうか。
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