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2008年6月30日 (月)

脳と気持ちの整理術

Brain_and_feelings さまざまに飛び交うメールや次々にかかってくる問い合わせの電話を受けているうちに、わけがわからなくなってくる…という経験は誰しもするものだと思います。

私も最近忙しくなってきて、朝いちばんでやろうと思っていたことが、日中ばたばたと仕事しているうちにどこかにいってしまい、帰る際にせめて机のうえはきれいにして、と思って片づけていると一番したから出てきたり。

先日、「脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める(築山節著、NHK出版生活人新書)という本を読んだのですが、ここに書かれている内容が実践的で、上記のような状況に対処するのに効果的なように感じました。

特に役に立ったのが「脳は同時に複数のことを処理することは苦手」という箇所。ある文書を起案しているときに、メールが入ってきたらそのメールをみてしまい、文書を起案しながらそのメールのことも気になってしまう、という仕事の仕方は大変効率が悪い

したがって、「他のことが気になる」という感情をうまく処理することが大事であり、そのためには段取りを決めたり、物理的に気になるものを片づけてしまったり、という工夫が有効なのだそうです。

確かに、電話やメールから離れて、一人で会議室にいって書類を書いたりすると集中できて、短時間で処理できます。

確か、以前読んだケインズ伝でも、ケインズは経済学の研究のほかにケンブリッジの寮の運営委員だとか、本当に多種多様なことを行っていましたが、運営委員の会議が終わるとすぐに頭はほかのサブジェクトに切り替わり、もう全然運営委員のことは頭になかった、というようなエピソードがのっていました。

ケインズのような人はぱっと切り替えが可能なのでしょうが、我々凡人は、机を整理したり、場所をかえたりして、思考の切り替えを手助けする必要があるのでしょうね。

そのほか、情報を入力するだけでなく、それをいったん出力することを通じて再度入力することの重要性など(日記やブログにつけて出力することも記憶の定着はいいそうです)、すぐに実行に移せるヒントがあって、なかなかの良書だと思いました。

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