« 売れない理由 | トップページ | 振り出しに戻る »

2008年10月16日 (木)

利息は245円で足りました

最近目にする消費者金融の電車内のつり広告。

意外でした。
10万円借りても1ヶ月後に返したら、利息は1500円で足りました。

イラストには、丁寧に「Lucky!」という吹き出しもついています。

確かに1ヶ月後の10万1500円よりも現在の10万円のほうが価値の高いと感じる人もいるでしょうが、Lucky!はないんじゃないか。

ところで、日本のODA融資の最優遇条件で同じことを表現するとこうなります。

意外でした。
10万円かりても40年後に返したら、利息は全部で245円で足りました。
(注:償還期間40年(うち据置10年)、金利0.01%、償還は年1回と仮定)

あるいは、

意外でした。
10万円かりても1ヶ月後に返したら、利息は1円にもなりませんでした。

これならLucky!と言ってもいいんじゃないでしょうか。

ODA融資は債務危機を引き起こすと批判する人がいます。もちろん、借入国の債務負担能力を審査することは不可欠ですが(アコムみたいな条件(年率18%)で借り入れていたら相当厳しい。そのお金で年率18%以上の収益率をあげる投資をしなければならないわけですから)、上述のようなODAの融資条件で返済できない(投資しても年率0.01%の収益もあげられない)と主張する人は、発展途上国には未来がないと言っているに等しいです。

|

« 売れない理由 | トップページ | 振り出しに戻る »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 利息は245円で足りました:

« 売れない理由 | トップページ | 振り出しに戻る »