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2008年10月27日 (月)

援助機関はどの程度有効か

「援助機関はどの程度有効か」と題したイースタリーらの論文の紹介が、IMFの公共財政管理ブログ(Public Financial Management Blog)に載っていました。

イースタリーらは、運営の透明性が高く、少ない対象国・分野に援助を集中させ、腐敗の少ない貧困国を支援するとともに、援助をアンタイド化し、食糧援助を行わないことが重要である、という考えのもと、援助機関を採点しています。

その結果は、国際開発金融機関(世銀やアジア開発銀行など)が最も高い点を得ており、二国間援助では、イギリス、ノルウェー、スウェーデン、アメリカ、日本が優等生としています。

確かに日本は食糧援助はしませんし、有償資金協力(円借款)の比重が高いために大型の支援をアジア諸国を中心に供与していること、円借款はタイド率が低いことなどから高い点を得たのでしょう。

ちなみに財政制度審議会が6月に出した「平成21年度予算編成の基本的考え方について」では、ODAについて次のように書いています。

ODA事業量について、我が国の援助モデルである円借款の積極的な活用により、その確保に配慮しつつ、ODA予算については、コスト縮減や相手国との外交関係等にも配慮した事業の厳選・重点化等を図りつつ、改革努力を継続すべきである。

円借款の活用と事業の厳選・重点化、という視点は、財政支出の削減のみならず、最近の開発潮流を踏まえた指摘なのかもしれません。

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