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2008年11月24日 (月)

ラフィアン不振の原因は?

ここのところラフィアンの馬たちが不振です。

特に2歳勢は、先週末時点で53頭がデビューしてそのうち勝ち馬が5頭。かつては「2歳戦のラフィアン」と言われたのに、いったいどうしてしまったのでしょう。

2歳戦はまだ始まったばかりであり、結果的にこの世代の馬たちがどのような成績を残すのかを見通すことは難しいですが、ラフィアンに何かが起こっているのは確かなようです。

ラフィアンの特徴といえば、岡田前社長の相馬眼とビッグレッドファームの調教技術にあるというのが通説ですが、社長が代替わりしたことにより、特に前者について変化があったのでしょうか。

そこで、ラフィアンの馬たちを、自家生産馬と他の牧場から買い付けてきた馬たちにわけて平均獲得賞金をグラフにしてみました。

Ruffian10years2_3 これをみると、3歳世代の他牧場生産馬の成績が極度の不振であることがわかります。

他方、自家生産馬(ビッグレッドファームおよびコスモヴューファーム)の馬たちは、マイネルチャールズの活躍があったとはいえ、例年以上の活躍振りをみせています。

実際、この世代で出走した馬の勝ち上がり率は全体ではちょうと50%ですが、自家生産馬に限れば75%が勝ち上がっています。

これは何を意味しているのでしょうか。仮説としては、自家生産馬は生まれた時からみているだけに能力を判断しやすいですが、セリ等で購入してくる馬たちの判断は難しい、ということが考えられます。昔は日高中の牧場をスタッフがまわって写真をとり、それをみて実馬を見に行っていた、ということを聞きましたが、最近はあまり聞きません。仕入れている馬も、庭先ではなく、市場取引馬が多いようです。

社長が代替わりしてラフィアンの馬の仕入れがどうなったのか、その内情はよくわからないところはあるのですが、3歳世代の他牧場生産馬と今年の2歳勢の不振は、気になる兆候ではあります。

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コメント

ビギナーさん、こんにちは。

マイネルスティングのことを教えてくださってありがとうございます。実は先日、myanさんからもスティングの近況を教えていただき、検索をして引退馬ネットさんや「ブライアンズロマンの会」のHPも拝見させて頂いておりました。

スティングは92年生まれですからもう16歳。引退してから10年以上が経っていてまさかその近況を知ることができるとは思っていませんでしたので、本当に嬉しいお知らせでした。

また、ブライアンズロマンの会や引退馬ネットの活動、スティングの馬主さんの話には大変感銘を受けました。引退馬のその後は、出資をしている者にとっていつも心の中で暗い影を落としているものですので…。
今後も折にふれHPやブログを拝見させて頂ければと思っています。このたびはどうもありがとうございました。

投稿: participant | 2008年11月27日 (木) 00時33分

お越し頂きありがとうございます。
セリでは若社長と前社長とでチェックしていたのですか。貴重な情報をありがとうございます。前社長は引き続き関与しているということで少し安心しました。

前社長が落札していた馬がラフィアンで募集されているということですが、このあたりは確かによくわかりませんね。以前、前社長は「コスモにいい馬を回すような背信行為はない」と言っておられましたが、セゾンとの関係でもそのように言いきれるのかどうか…。

2歳勢、3歳勢の不振は鉾田の立ち上げ期にあたったこと要因の一つとも考えられ、これが軌道にのってくれば成績も上向くのでしょうが、おっしゃるとおり、このつらい時期を頑張って乗り切ってほしいですね。

投稿: participant | 2008年11月27日 (木) 00時08分

始めまして ビギナーと申します。

マイネルスティングで検索しましたら、管理人さんが、2006年の日記にマイネルスティングのことを書かれていましたので、ここにたどり着きました。
マイネルスティングは、10年間もお一人である方が余生を見ていましたが、よんどころない事情が起きて、お一人では面倒をみることが出来なくなり、引退馬ネットさんが「発起人代理」で「マイネルスティングの会」を発足されました。
10年間もお一人で余生をみてきた方には頭が下がる思いです。
きっと、今後の近況が引退馬ネットさんで、紹介されるかもしれませんので、訪問されてみてくださいね。
私も、「ブライアンズロマンの会」の発起人をしていますので、HPのブログで近況などを、ブライアンズロマンのお友達として掲載したいと思います。
かつての、出資者の方々が、スティングが元気でいるのを喜んでいただけたら幸いです。

投稿: ビギナー | 2008年11月25日 (火) 15時37分

 2年ほど前になりますが、セリ市場では若社長と同年代と思しきスタッフ(片腕?)と2人1組で馬を吟味していましたね。笑顔で(笑)。上場直前のパドック周回では親父・前社長と親子で椅子に座って最終チェックするみたいな。

 親父が高値で競り落とした馬がなぜか息子の方で募集されていたりします。この辺の関係が曖昧で個人的にはあまり好きにはなれません。明確にするためにも表向きだけでも別行動を取るようにした方がいいかと思う次第。

 2歳馬の不振。来年以降は更に試練が待ち構えています。頑張って乗り切って欲しいものです。

投稿: | 2008年11月24日 (月) 23時20分

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