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2009年1月13日 (火)

Asahi Simbun GLOBE

はじめてゆっくり読んだのですが、Asahi Shimbun GLOBEって面白いですね。

今日の朝刊に入っていた特集では、ジェフリー・サックスの論説が目を惹きました。

ジェフリー・サックスは、「公共投資の勧め 経済危機を克服するために」と題して、個人消費の低迷を補うために次の5つの公共投資をすべき、としています。

  1. 低炭素社会に向けての投資
  2. 新興国の都市インフラ整備
  3. サブサハラアフリカなど、最貧国の基礎インフラ整備
  4. 持続可能エネルギー、農業生産、疾病対策、水の効率的利用などの研究開発
  5. 温暖化に対応するための公共投資

サックスは、これらの投資は個人消費よりもリターンが大きく、国際的な連携をして公共投資を増やせば、民間部門消費や投資も回復する、としています。

上記1.~5.の投資、特に2や3の必要性については全くその通りだと思いますが、そのために先進国が政府支出を増やすことについて、この不況期に選挙民から支持を得ることはなかなか難しそうです。

こうした公共投資を行うことこそが不況脱出に有効である、という箇所について、なぜそうなのか、もしこれが連載記事なのであれば、次はぜひそのあたりを書いて頂けるとありがたいのですが。

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