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2009年1月

2009年1月31日 (土)

サンベルナール、チャンスか?!

ようやくレースに出られる障害未勝利馬のサンベルナール(牡5、父バブルガムフェロー)ですが、初障害の馬が多く、障害経験馬もトウカイエール以外は戦績がさえないため、ここはチャンスかもしれません。

それを反映してか、JRAのマイニング指数でも2位。

未勝利馬なのにこれまで26戦もしています。そろそろ出走手当だけで馬代金(840万円)をカバーしそうですが、この努力がいつかは報われてほしいものです。

【レース後追記】

一瞬2着もあったかと思いましたが…。結果は先頭から2.2秒差、3着からも1秒差離された4着でゴールインしました。

飛越は引き続き安定しており、飛越のたびにじわじわポジションを上げていく競馬で、「これは」と思ったのですが、最後の直線はいつもどおり甘くなってしまいました。とはいえ、5着馬には大差をつけているのでよく頑張ったと思います。

5着以内に入ったので次のレース選びが楽になるのもうれしいですね。次は調整もきちんとできるでしょうから前進してほしいものです。

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2009年1月27日 (火)

遠すぎる目標は

かえってインセンティヴを削ぎます。

小学生用のZ会の資料を取り寄せたところ、「添削を出してポイントをためるとこんなプレゼントがもらえる」というパンフレットが入っており、子供たちは顕微鏡や望遠鏡をみて俄然やる気に。

で、実際教材が届いてとりかかりはじめたはいいものの、「これって、何回だせば望遠鏡がもらえるの?」と聞くので、「うーん、ポイント制度の詳細がわからないけど、3年ぐらいかな?」というと、「3年…」と言ったっきり黙ってしまいました。

大人でも3年は長いのに、小学生時代の3年といったら想像もできない未来です。そりゃがっくりきますわな。

うーむ。

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2009年1月25日 (日)

相手が強いいい

マイネルクルーガー(父Montjeu)が京都9R睦月賞に出走しますが、相手が強い。

現級勝ちのあるウォーゲーム。この馬には以前木曽川特別で完敗してます。

シャイニーブラウンは未勝利、500万下と連勝したあと、長期休養明けの前走で0.1秒差の2着と、ここは通過点に過ぎないような馬もしれません。

そのほか、爆発力のあるジャングルポケット産駒のシグナリオはルメール騎手騎乗で勝負気配ですし、エイシンブイダンス、エターナルクラウン、マッキーバッハのダンスインザダーク産駒3頭も2400mの距離で力を発揮しそうです。

こう考えると掲示板に載るのも容易ではなさそうですが、クルーガー自身も現級で2着が4回もあるわけですし、この馬の特徴をつかんだというデムーロ騎手の手腕に期待したいところです。

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2009年1月24日 (土)

規約

一口馬主掲示板に、ホクトスプライトの07が急に満口になったことに関連して、ラフィアンでは走ると思った馬を募集終了にすることが過去にあった、という書き込みがありました。

総帥自身がそう言ったということですが、真偽のほどはともかく、そんなことができるのかとラフィアンターフマンクラブの規約をみてみると「3.商品投資受益権の販売に関する事項 (5)出資申込期間及び取扱場所 ①申込期間」のところに以下の記述があります。

ただし、以下の項目のいずれかに該当した場合には、その該当した時点を以て申込を締め切ります。
・愛馬会法人からクラブ法人に対して当該出資馬を現物出資した日
・募集対象口数は募集口数の98%とし、募集対象口数が満口になった時点

なるほど、満口になるまえに愛馬会法人(ラフィアンターフマンクラブ)からクラブ法人(サラブレッドクラブラフィアン)に現物出資すれば、募集期間中で満口になっていなくても募集終了にできるのは規約上は問題ないようです。

もっとも、「走る馬は募集終了にする」というのが事実とすれば、ラフィアンより(個人名義の)コスモを優先するような背信行為はない、という言葉があやしくなり、長期的に会員の信を失うのでよろしくないと思うのですが。

ところで規約を読んで気付いたのですが、前期募集の際に募集口数を超える応募があった際には出資額等の累積額が多いものを優先する、ということが明記されているのですね。

今回の3次募集は「特別募集のため、出資実績による優先枠はない」とされており、ポイント制に反対な私は心の中で拍手を送っていたのですが、規約にない運用をしてしまって大丈夫でしょうか。金融庁検査とか。

日々コンプライアンスに追われているので、つい気になってしまいました。

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2009年1月20日 (火)

政策官庁の足腰

読売新聞より。

外務省が途上国支援などのため国連に拠出している基金のうち、既に閉鎖されたり、活動を停止したりした10基金の残余金計約8億1600万円が、2~8年間にわたり放置されていたことが分かった。

国連側から返還通知を受けたにもかかわらず受け取り手続きを怠るなど、同省のずさんな対応が原因で、事務態勢の在り方が問われそうだ。

数年前にベストセラーになった「組織戦略の考え方」(沼上幹著、ちくま新書)は、組織を支える官僚制の重要性から始まります。

すなわち、ルーティンワークをきちんと行うこと(官僚制)こそが組織の足腰を支えているのであって、それができない組織はそこから派生する問題の対応に追われ、組織の本業や戦略といったものに投入すべき資源まで問題対応に奪われてしまいます。

拠出金のその後の管理や、資金の返還を受けることは、新規に打ち上げる施策に比べて地味な仕事ですが、それができてこそ適切な執行が可能となるわけです。

外務省は一般に「政策官庁」と言われますが(対語は「現業管庁」)、各種のイニシアティヴや外交交渉の内容などが組織内で重視される一方、会計まわりの実務がおろそかになってしまっていたのだとすれば残念なことです。まして、外務省はかつて機密費詐欺事件で職員がサンデーサイレンスの子供まで買ってしまっていた、という経理がらみの不祥事で痛い目にあっているにもかかわらずです。

今回の問題も国会で追及され、それにまた大きなエネルギーを割かれることが容易に想像されますが、この記事を読んで、改めて「組織戦略の考え方」で示されている「官僚制の重要性」を感じました。

というわけで、経理部門や総務、システムなど全国のバックオフィスでルーティンワークを支える私を含む勤労者の皆さん、自負を持ってがんばりましょう。

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2009年1月19日 (月)

アフリカにょろり旅

Africanyorori この本は素晴らしい。

アフリカにょろり旅(青山潤著、講談社文庫、600円+税)

東大の海洋研究所行動生態研究室の教授と研究員たちが熱帯のうなぎ「ラビアータ」の学術調査を行うためにマラウィ、モザンビーク、ジンバブエを訪れた際の話。

東大の学術調査というと、大使館の便宜供与や現地のコーディネーターがつくのかと勝手に想像していましたが、さにあらず。

少ない予算で調査を行うために、安宿に泊まり、現地でマーケットや漁村に分け入ってうなぎを探します。

いでたちや行動している様はバックパッカーですが、旅行ルートから外れた地域にもずんずん入っていくので、より過酷です。「歩いて10分」のはずが延々と炎天下歩き続けて熱中症になりかかったり、内戦が終わったばかりのモザンビークでそれとしらずに地雷原を歩いたり…。

人々が陽気なマラウィ、内戦後で笑顔のないモザンビーク、経済崩壊前の豊かなジンバブエの首都ハラレの様子などが描かれているのも興味深いところです。

また、日本人の専門家、青年海外協力隊の活躍振りもさらりと触れられています。研究員として参加した著者の青山氏は、協力隊出身者だそうです。

文庫化されたばかりなので本屋さんで平積みになっています。ぜひ手に取ってみてください。

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2009年1月18日 (日)

2匹目のドジョウは

うろ覚えですが、以前どこかでラフィアンの岡田社長(先代)は、以前自分が購入した馬の弟はあまり買わない、なぜならひいき目に見てしまうから(あるいは生産者との関係で買わずに済ませるのが難しいから、だったか?)、といった話を聞いたことがあります。

先日、マイネルシアターの全弟に出資申込をしましたが、ラフィアンの兄弟馬たちの成績はどうでしょうか。

Targetで過去20年間でラフィアンで走った兄弟馬たちは以下の通り。ただし、ビッグレッド関連牧場の生産馬は除いてあります。

馬名 年齢 本賞金 種牡馬 母名
マイネルエアメール 15 12365 ダイナレター アオエトウショウ
マイネビューネ 11 401 ザグレブ アオエトウショウ
マイネルゲフュール 10 1247 ザグレブ アオエトウショウ
マイネサマンサ 9 23895 ディアブロ アオエトウショウ
マイネコンテッサ 7 5722 ペンタイア アオエトウショウ
         
マイネウラン 11 77 カーネギー アトムフラツシユ
マイネルヴァール 9 0 ジェニュイン アトムフラツシユ
         
マイネルブルース 21 0 フレーミングユース アヤブルー
マイネルグラシア 19 1415 サクラサニーオー アヤブルー
         
マイネルタンゴ 13 11950 ファストトパーズ アンバーオーカン
マイネルレジオ 9 5695 アジュディケーティング アンバーオーカン
         
マイネルグリズリー 12 3195 ナグルスキー イブキローマン
マイネルマルス 6 1393 マイネルラヴ イブキローマン
         
マイネルライナー 10 128 リンドシェーバー ウインエキスプレス
マイネルディレット 7 50 アドマイヤベガ ウインエキスプレス
         
マイネルデスポット 11 6940 ペンタイア エバブラウン
マイネフィークス 8 0 ホワイトマズル エバブラウン
         
マイネルクライム 18 2571 ダイナコスモス エムエスフジノ
マイネルハヤテ 14 130 ゴールデンフェザント エムエスフジノ
         
マイネルヴァクセン 21 1630 スーパールーセント オーガスタロード
マイネルクエスト 20 855 サクラガイセン オーガスタロード
マイネルローマン 18 59 カツラギエース オーガスタロード
         
マイネルチャージ 12 7810 オジジアン オーミスズラン
マイネルスリル 11 689 サマーサスピション オーミスズラン
         
マイネルアドホック 7 2300 ホワイトマズル オリジナルデザート
マイネルイディオス 6 550 バブルガムフェロー オリジナルデザート
         
マイネルフリート 13 2080 アフリート オンリーワンダンス
マイネルシュリット 7 130 バブルガムフェロー オンリーワンダンス
         
マイネルウルフ 18 0 ムーンマツドネス キタノプリンセス
マイネルバイソン 17 1055 ムーンマツドネス キタノプリンセス
         
マイネルアトレ 4 2170 ゴールドアリュール グリーンヒルケイ
マイネルラスター 3 70 ゴールドアリュール グリーンヒルケイ
         
マイネルナチュラル 14 7160 ヤエノムテキ グリンビユーテイ
マイネミドリ 11 0 ムービースター グリンビユーテイ
マイネルプレーリー 10 8545 タマモクロス グリンビユーテイ
マイネルヴェルデ 9 1450 ペンタイア グリンビユーテイ
         
マイネビアンコ 15 0 シャルード ケイテイーフアイブ
マイネルサイクロン 14 407 ミスターシービー ケイテイーフアイブ
マイネルタイフーン 13 461 クリスタルグリツターズ ケイテイーフアイブ
マイネルセブン 12 0 アンバーシヤダイ ケイテイーフアイブ
         
トモエソロナ 22 0 ヒカリデユール ゴールデンソロナ
マイネルキュステ 21 2885 ウインザーノツト ゴールデンソロナ
         
マイネルジェイソン 15 11688 ローズリーフ2 ゴールデンボタン
マイネルミダス 14 5206 ナイスダンサー ゴールデンボタン
マイネルシネマ 12 858 ムービースター ゴールデンボタン
マイネルレガリア 11 4856 シルヴァーエンディング ゴールデンボタン
マイネルアルビオン 7 12115 マイネルラヴ ゴールデンボタン
         
マイネルプラチナム 13 7040 シルヴァーエンディング ゴールドオーキッド
マイネルグリフィン 9 111 シルヴァーエンディング ゴールドオーキッド
         
マイネルマックス 15 26900 ブライアンズタイム サクセスウーマン
マイネルサクセス 13 3980 ステートリードン サクセスウーマン
マイネルスピード 12 510 リズム サクセスウーマン
         
マイネルマクロス 8 6470 フジキセキ サクラエンドレス
マイネルメビウス 3 180 マンハッタンカフェ サクラエンドレス
         
マイネチェリー 18 605 サクラシヨウリ サクラバイブル
マイネキルシェ 17 0 ニホンピロウイナー サクラバイブル
         
マイネルリベロ 17 1350 アーテイアス サンフオークイン
マイネリベルタ 16 1499 アーテイアス サンフオークイン
         
マイネルハーティー 7 13975 マイネルラヴ シビルスイート
マイネルロワイヤル 3 275 マイネルラヴ シビルスイート
         
マイネルペルセウス 16 590 オウインスパイアリング シマノルピナス
マイネルペガサス 14 3973 メンデス シマノルピナス
         
マイネルゲビン 21 1689 ロイヤルスキー シルバーフアニー
マイネルバスター 20 330 ヤマニンスキー シルバーフアニー
         
マイネシャンゼリゼ 5 700 トウカイテイオー セーヌフロウ
マイネルアヴァル 3 310 ホワイトマズル セーヌフロウ
         
マイネサンシャイン 10 90 サマーサスピション セントスキー
マイネルセントウル 9 0 チーフベアハート セントスキー
         
マイネルバシリコス 6 6318 トウカイテイオー ダイイチコパン
マイネインティマ 5 1980 タニノギムレット ダイイチコパン
         
マイネルドレスデン 8 2065 ダンツシアトル ダイナルーブル
マイネルパラスト 4 0 マイネルラヴ ダイナルーブル
         
マイネルアンブル 10 9720 アンバーシヤダイ タカイロドリゴ
マイネルソロモン 9 15110 トウカイテイオー タカイロドリゴ
         
マイネルハンター 15 625 ミルジヨージ テンザンノノ
マイネルジール 11 3932 ザグレブ テンザンノノ
         
マイネルパストラル 16 164 イブンベイ トウザレター
マイネルポストマン 15 50 イブンベイ トウザレター
         
マイネルパナシュ 8 2580 マーベラスサンデー ニホンピロスミレ
マイネルカタロス 5 0 バブルガムフェロー ニホンピロスミレ
         
マイネバレンタイン 19 833 ギヤロツプダイナ ハシイワフラツシユ
マイネクローネ 17 150 メリーナイス ハシイワフラツシユ
マイネルサミット 16 139 イブンベイ ハシイワフラツシユ
マイネフレグランス 13 0 アンバーシヤダイ ハシイワフラツシユ
         
マイネルパラダイス 13 807 ミスターシービー パラダ
マイネルシーワ 5 484 デザートキング パラダ
         
マイネルレイザー 12 4180 リンドシェーバー ピアレスレデイ
マイネルチアフル 8 0 ライブリーワン ピアレスレデイ
         
マイネルプロローグ 8 75 ホリスキー ビギンザビギン
マイネプレリュード 7 1170 キングヘイロー ビギンザビギン
         
マイネルバーボン 12 337 ミホノブルボン ヒダシスコ
マイネルロワ 11 0 ミホノブルボン ヒダシスコ
         
マイネルアデル 21 2885 スーパールーセント フミハヤテ
マイネルテンペスト 19 0 グランパズドリーム フミハヤテ
         
マイネルレグナム 13 10315 トウカイテイオー ブライトステージ
マイネアトリーチェ 6 0 タマモクロス ブライトステージ
         
マイネルシュピール 22 866 サンシー プライドミンスキー
マイネルクラウン 20 4367 サンシー プライドミンスキー
         
マイネルプリズム 15 0 ニホンピロウイナー プリズミイ
マイネルザルーラー 7 0 マニラザルーラー プリズミイ
         
マイネローザ 18 918 パークリージエント フレーミングレツド
マイネスカーレット 17 1901 イブンベイ フレーミングレツド
         
マイネルアンカー 15 50 テンパレートシル ポートマリヤ
マイネルストリーム 13 3128 スマコバクリーク ポートマリヤ
         
マイネルアイゼン 17 1900 タケシバオー ホーワクイン
マイネルパスポート 16 11435 タマモクロス ホーワクイン
マイネルエアポート 12 500 シンボリルドルフ ホーワクイン
         
マイネセルバ 11 850 ティンバーカントリー ホリノセレタ
マイネルセネター 7 940 チーフベアハート ホリノセレタ
         
マイネエクレア 13 0 シルヴァーエンディング マイネアリーナ
マイネルコロシアム 12 390 タマモクロス マイネアリーナ
         
マイネアイリス 15 0 ダイタクヘリオス マイネイーリアス
マイネルアキレス 14 0 ダイタクヘリオス マイネイーリアス
マイネルアイアース 13 510 ダミスター マイネイーリアス
マイネセイレーン 11 0 ペンタイア マイネイーリアス
         
マイネポピンズ 19 3186 メリーナイス マイネイドウーナ
マイネルタキシード 18 0 グランパズドリーム マイネイドウーナ
         
マイネジェラート 14 0 イブンベイ マイネサンディー
マイネキャンディー 13 1164 イブンベイ マイネサンディー
         
マイネルライズ 16 59 イブンベイ マイネシヤイネ
マイネルファントム 15 2239 タマモクロス マイネシヤイネ
         
マイネルモンドール 7 180 フォーティナイナー マウントグローリ
マイネルピーク 5 960 ダンスインザダーク マウントグローリ
         
マイネルシリウス 13 258 シルヴァーエンディング マリリンブロー
マイネルロングラン 12 4665 ムービースター マリリンブロー
         
マイネトリニティ 7 0 ピルサドスキー マルサンホマレ
マイネルファーマ 6 7707 フォーティナイナー マルサンホマレ
         
マイネルモーメント 16 1737 スプレンデイドモーメント マルフクロング
マイネチャリティ 13 0 ムービースター マルフクロング
         
マイネルスマイル 18 6861 サクラロータリー ミクロンケンラン
マイネルユーベル 15 2089 ダイナサンキユー ミクロンケンラン
マイネルクーリエ 13 1090 ダイナレター ミクロンケンラン
         
マイネアミーラ 6 0 コマンダーインチーフ ミスシャグラ
マイネルステルス 5 2210 コマンダーインチーフ ミスシャグラ
         
マイネルプロスパー 10 4935 ソウルオブザマター ミセスフォーロン
マイネルハーデス 4 120 バブルガムフェロー ミセスフォーロン
         
マイネルベナード 8 5760 チーフベアハート ミホグレース
マイネルマズラー 6 205 ホワイトマズル ミホグレース
         
マイネルギャラント 15 3960 ニホンピロウイナー ミヤギミノル
マイネルレコルト 7 18890 チーフベアハート ミヤギミノル
         
マイネフルーレ 4 1360 スターオブコジーン メジロベツァーリ
マイネルサーブル 3 50 スクワートルスクワート メジロベツァーリ
         
マイネルエルンスト 9 0 エリシオ モデスティイトセルフ
マイネルポライト 6 13963 アドマイヤベガ モデスティイトセルフ
         
マイネティアラ 15 0 スラヴィック ヤギリクイーン
マイネルボブ 14 730 ビシヨツプボブ ヤギリクイーン
         
マイネディアーヌ 22 230 テリオス ユアプリンセス
マイネサンディー 20 1519 グランパズドリーム ユアプリンセス
         
マイネルマイリート 20 2068 サウスアトランテイツク ユキワリザクラ
マイネベルダム 12 0 フォーティナイナー ユキワリザクラ
         
マイネカーラ 22 0 アラナス ラツシーノニ
マイネエリーゼ 19 0 グランパズドリーム ラツシーノニ
         
マイネルオデッセイ 16 2305 イブンベイ リバーラス
マイネルメッセージ 11 4770 スターオブコジーン リバーラス
マイネルリバティー 10 8330 スターオブコジーン リバーラス
マイネルローモンド 5 575 マイネルラヴ リバーラス
         
マイネルサン 20 1226 グランパズドリーム ローズハニー
マイネルグランプリ 19 200 グランパズドリーム ローズハニー

うーん…。

これをみると傾向としては上の方が活躍しているような。弟の方が活躍したのは、マイネルソロモン、マイネルレコルト、マイネルポライトといったところでしょうか。

しかし懐かしい名前が多いですね。アオエトウショウなんて、ダイナレターとディアブロから1億円ホースを出すのですから、ブライアンズタイムとかサンデーサイレンスとか配合してたらどんな馬が出たのでしょうね。

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2009年1月17日 (土)

すべての経済はバブルに通じる

All_economics_end_up_with_bubbles 「すべての経済はバブルに通じる」(小幡績著、光文社新書、760円+税)を読みました。

難しいテーマを門外漢にもわかりやすく説明してくれるのが新書のいいところですが、この本はその意味で素晴らしい。

住宅向け融資がなぜ証券化されるのか、金融のプロがなぜバブルのわなにはまるのかが明瞭に書かれています。

個人的には証券化のメリットの説明、運用者が他者の競争に勝つためにリスクの大きい運用をせざるを得ない「リスクテイクバブル」が生じる、という解説が勉強になりました。

ところで本の中で次のような一節があります。

そもそも、投資家にとっての最大のリスクとは何か。たとえば、住宅ローンなどの不動産融資の場合を考えると、借り手が返済不能になることと思いがちだが、そうではない。投資した資産を売りたい時に売れない、ということであり、住宅ローン債権を他の投資家に転売できない、ということなのだ。

なので、住宅ローンを細切れにして証券化し、より多くの人が売り買いできるようにしているわけですが、我々がはまっている「競走馬ファンド」は、一度出資したら基本的にそれを他者に売ることはできません。

したがって賞金の獲得というキャッシュフローにのみ頼るわけですが、それはなかなかきびしい(収支がプラスになる馬は少ない)。

何がいいたいかというと、投資としてみた場合にものすごく不利な商品であるにもかかわらず、他の金融商品と同様かそれ以上の源泉徴収税をとられるというのは理不尽であるなあ、と。

我々は、本来は馬主になりたいのであって、金融商品に投資したいわけではありません。それなら別のものに投資します。仮に出資権を売買できるようにしても、実際に売買する人は少ないでしょう。

結局、JRAの馬主資格が厳しく、やむなく金融商品の形に押し込めているから無理が生じるのですよねえ…。

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2009年1月16日 (金)

えらい人のリスク管理

「男女の関係誓ってない」鴻池氏が釈明、女性訪問は認める(読売新聞)

政治家は、職務によって判断されるべきであって、仕事をきちんとしているのであれば誰と付き合おうがどうだっていいのですが、この時期に、女性を議員会館に宿泊させるということが表ざたになったら政権がダメージを受けることぐらい分からないものでしょうか。

政権の中枢にいながらその程度のリスク管理もできないというのは、いかがなものかと。

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2009年1月15日 (木)

人道支援か、国益優先か

東京新聞の新年企画。

設問:日本のODAは

1.レアメタル確保など、国益を重視すべきだ
2.貧困、飢餓など人道的支援を優先すべきだ
3.その他・どちらでもない

私は3.です。

日本のODAは、その国が抱える開発課題に則したものであるべきです。

その開発課題は、国により優先順位は様々で、レアメタルの開発やそのための物流インフラの整備が重要な国もあるでしょうし、ポスト・コンフリクト国や交易条件の急激な悪化、干ばつなどによって緊急の食糧支援や難民キャンプの設置が最優先の課題である国もあるでしょう。

なお、インターネットでは見られないようですが、東京新聞の紙面では国益重視型援助=インフラ整備、というくくられ、人道的支援と対局にあるもの、という書き方をされていますが、

そろそろこういう2項対立的な捉え方はやめませんか?

たとえば、アフリカの内陸国にとっては港と結ぶ幹線道路が整備されていないために輸送コストがかかり、それが経済発展の足かせになっています。これを解消することなくして、保健医療や教育分野で外国からのリソースを投入して人道的支援を行っても、対症療法で終わってしまいます。

また、今後アフリカやアジアでは都市化が急速に進むことが予見されていますが、都市における生活環境を支えるインフラ整備も重要な課題です。何十万人の人が暮らす街で電気や上水道、下水道が整備されていない状況は悲惨です。この場合、都市での上水施設や下水道施設といったインフラ整備が即ベーシックヒューマンニーズの充足につながります。

人道的支援も大事ですが、国の経済社会を長いサイクルで発展していくダイナミクスを支援していくのも政府開発援助の重要な役割です。

なお、インフラ整備と人道的支援、しいてどちらを「ODAで」実施すべきか選択しろとといわれれば、前者ではないでしょうか。

なぜならば、後者についてはNGOが活躍している分野であるのに対して、インフラ整備は大規模なリソースの投入が必要であり、これはNGOでは困難で、ODAでしかできないからです。

人道的支援はNGO活動を振興することで対応し、ODAのリソースはインフラ整備に集中させるという考え方もありえるのではないでしょうか。

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2009年1月14日 (水)

在留資格の条件

昨日に続き朝日の「GLOBE」から。

同紙では、ジャック・アタリのインタビュー記事を載せていました。

その記事や、最近の著書の「21世紀の歴史」のなかで、アタリ氏は、日本は高齢化社会に対応するために移民を受け入れること、また、グローバル社会のなかで才能ある人々を引き付けるために、対外的に開放された社会を作ること、を指摘しています。

日本が今後、かつてのように世界の中心を狙う地位に戻る可能性は、もちろんある。その際のキーワードも「開放」だ。競争が激しくなるのを覚悟の上で国を開くべきだ。

会報によって自らの国家アイデンティティーを喪失してしまうのでは、との懸念がにほんにはあるようだ。しかし、国を開放することと国家アイデンティティーは本来、何の関係もない。フランスは国を開いたが、アイデンティティーは失わなかったではないか。
(1月12日付朝日新聞朝刊)

日本の移民に対する姿勢は極めて厳しいものがありますが、なぜなのでしょう。日本は相対的に失業率が低く、日本人の職を奪うというより日本人がやりたがらない低賃金の労働力としてむしろ経済を支えているようにみえますし、外国人を拒否するのは、日本の社会になじまず異質なものを持ち込まれる漠然とした抵抗感の表れのように思います。

私の家族も、箱根駅伝でモグスやダニエルが走っているのをみて「ずるい」などといまだに言っています。自称「人権派」のくせに。

ただ、その自称人権派がモグスが日本語を上手に話しているのを聞いて「日本語うまい!」と、とたんに好感を持っているのをみて、キーワードは「日本語」なのではないかと思いました。

フランスでは、外国人が在留許可を得る条件として一定程度のフランス語能力を課し始めました(それで日本人駐在員が一時パニックに陥ったとか)。

日本でも、在留資格を得るために日本語の試験を課してはどうでしょう。

どこの人であっても、日本語を話し、コミュニケーションがとれるようになれば、「わけのわからない異質なもの」という抵抗感から解放されるように思うのですが。

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2009年1月13日 (火)

Asahi Simbun GLOBE

はじめてゆっくり読んだのですが、Asahi Shimbun GLOBEって面白いですね。

今日の朝刊に入っていた特集では、ジェフリー・サックスの論説が目を惹きました。

ジェフリー・サックスは、「公共投資の勧め 経済危機を克服するために」と題して、個人消費の低迷を補うために次の5つの公共投資をすべき、としています。

  1. 低炭素社会に向けての投資
  2. 新興国の都市インフラ整備
  3. サブサハラアフリカなど、最貧国の基礎インフラ整備
  4. 持続可能エネルギー、農業生産、疾病対策、水の効率的利用などの研究開発
  5. 温暖化に対応するための公共投資

サックスは、これらの投資は個人消費よりもリターンが大きく、国際的な連携をして公共投資を増やせば、民間部門消費や投資も回復する、としています。

上記1.~5.の投資、特に2や3の必要性については全くその通りだと思いますが、そのために先進国が政府支出を増やすことについて、この不況期に選挙民から支持を得ることはなかなか難しそうです。

こうした公共投資を行うことこそが不況脱出に有効である、という箇所について、なぜそうなのか、もしこれが連載記事なのであれば、次はぜひそのあたりを書いて頂けるとありがたいのですが。

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2009年1月12日 (月)

ゴーゴーイチで投函

昨日、ゴーゴーイチの07(父オペラハウス)に申し込みました。

ここのところのラフィアンの他牧場生産馬の成績不振は気になりますし、関東馬、遅生まれと、条件的にはよくない材料もありますが、私自身オペラハウスのファンであること、そして何よりマイネルシアターの全弟であることから、出資に踏み切りました。

遅生まれですし、BRFに到着するのも遅かった3次募集馬なので、しばらくは近況も目立たないかもしれませんが、2歳の夏から秋にかけてぐっと成長する血統ですから(シアターも良いコメントが目立ってきたのはそのころから)、長い目でみたいと思います。

他に候補だったサンエムハートの07やユニオンのルネッサンスファウンドの07には相当後ろ髪ひかれるものがありますが、アルタウィーラの07の落選に始まった長い出資馬選びもこれにて終了。

あとは応援あるのみ!

●現在の出資馬

(ラフィアン)
マイネルヴルメリオ(父バブルガムフェロー)
マイネルクルーガー(父Montjeu)
ゴーゴーイチの07(父オペラハウス)(予定)

(ユニオン)
サンベルナール(父バブルガムフェロー)

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2009年1月 8日 (木)

能力別クラス編成

先日、子供を塾に入れないというエントリを書いたら複数の方から「塾には行かせるべきだ」とのお言葉を頂きました。

いえ、あの、教育を受けさせないと言っているわけではなくて、中学受験はさせない、と決めただけでして…。教育の重要性は理解しておるつもりです。はい。

教育関連では、FTのThe Undercover Economistの「能力別クラスから学校が学べること」と題した記事が面白いです(すべて読むには登録(無料)が必要な場合があります)。

子どもの学校を選ぶときには、まわりにどんな生徒がいるのかが気になりますが、これによれば、過去の研究ではまわりの生徒以上に有能な先生の存在が重要とのこと。

また、ケニアにおける能力別クラスに関するランダム化比較試験(無作為に61の学校を選んで能力別クラス編成をし、そうでない60校と生徒の学力を比較した)の結果によれば、学力レベルにかかわらず、能力別クラス編成をした方が学力が向上したという結果が得られたそうです。

There is new evidence of that from Kenya, whose education system is at the cutting edge of a newly popular type of economic analysis, the randomised controlled trial. In the latest example studied by the economists Esther Duflo, Pascaline Dupas and Michael Kremer, 121 Kenyan schools were given a grant to hire an extra teacher and so split one large reception class into two smaller classes.  In 61 randomly chosen schools the students were streamed by ability; in the other 60, they were randomly assigned to their classes. The result: better grades for everybody in the streamed classes, whether they were originally judged to be high, medium or low ability. It is not a shocking conclusion but it is good to have the gold-standard of the randomised trial to support it.

能力別クラスについては、賛否両論ありますが、このような結果が科学的に立証されたのは大変興味深いです。

社会・経済政策の分野におけるランダム化比較試験は、資源が希少でドナーの意向を反映させやすい開発途上国ではこのように実績が積み上がりつつありますが、日本ではまだそれほど行われていないと理解しています。

睡眠時間やテレビ視聴時間と学力、知能指数との関係を示し、昨年の財政制度審議会の資料にも使われた山陽小野田市の取り組みも、ランダム化比較試験を経ないと真に有効なものとはいえないかもしれません。

我々は日本は先進国で、開発途上国の現場での取り組みから学ぶものはないと思いがちですが、実は途上国の方がずっと進んでいるケースもある、ということを示す例です。

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2009年1月 6日 (火)

ルネッサンスファウンド07の買い材料

07renaissancefound080928_l 2008年度の出資馬選定もそろそろ大詰めですが(まだ選んでるのか!)、その中の有力候補としてユニオンのルネッサンスファウンド07(父フジキセキ、グランド牧場産)がいます。

グランド牧場は、以前分析したように、個人馬主に売却した馬が好成績を収めています(その次にHBU名義、その次がグランド牧場名義の順)。

ところがルネッサンスファウンドの場合、クラブの近況に次のような記述が。

「乗り運動を始めてから、更に筋肉が大きくなってきた。元々馬格があり、同世代の中では一頭抜けた良さを感じていたが、期待に違わぬ姿に成長してくれている」(マネージャー)と話しているように、グランド牧場でも生まれた当初から評価の高かった本馬。実は、以前から購入のオファーが絶えなかったが、クラブの要望、会員さんの期待に応えるため、断り続けたそうだ。

本来、個人馬主に行くような馬をクラブ用にとっておいたということであれば、これは大いに期待できそうです。

また、グランド牧場生産馬の2008年の平均アーニングインデックスは0.59と、これだけでは手が出せませんが、グランド牧場の場合、スキャターザゴールドやサウスヴィグラス、アサティスなど、渋い種牡馬の産駒が多く、それがこの数値に出ているものと思われます。

そこでグランド牧場のフジキセキ産駒の牡馬に絞って検索をかけてみると・・・

 馬名         本賞金
ベストオブジュリー  5190万円
キセキスズカ     4718
ハネダレンジャー   4460
ノボマーチャン    4350
アドマイヤハート    830

おお。全頭が勝ち上がり、本賞金は平均で4,000万円に近いではないですか。ちなみにすべてが個人馬主に売却された馬たちです。

そして何より、先日グランド牧場を往訪した私の競馬の師匠によれば、ユニオンのサイトの記載どおり、牧場側の評判、期待も大変高いとのことでした。

これらを総合すると、相当有力な出資候補といえるのではないでしょうか。あとは価格ですね…。

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2009年1月 5日 (月)

箱根駅伝

2009011 毎年見に行ってますが、年々、良い観戦ポジションを得ようと人の出足が早くなっているような。

写真は復路の9区、スタートから1Kmあたりの地点で、どの選手も余裕の表情で走っていきますが、往路ではちょうど花の2区のラストの上り坂にあたり、どの選手も最後の力を振り絞って走っていきます。

沿道で観戦すると、本当に間近ですので、アスリートのすごさが実感できます。毎年、その姿をみて自分も頑張って走ろうと思うのですが…。いや、今年こそ頑張ろう。うむ。

【2008年の月間走行距離】

1月 181.3km
2月 82.3
3月 118.2
4月 150.8
5月 74.7
6月 79.2
7月 56.1
8月 10.2
9月 15.3
10月 33.0
11月 72.8
12月 5.1

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2009年1月 4日 (日)

世界を不幸にするアメリカの戦争経済

Three_trillion_war 原題はThe Three Trillion Dollar War(3兆ドルの戦争)。ブッシュ政権が終わり、オバマ政権はイラクからの撤退を表明していますが、旬を過ぎたトピックということでは全くなく、依然として読むべき重要図書です。

兵士が現地で生命を賭しているときに金勘定の議論はしにくいものですが、しかし、その戦争によってどの程度の経済的コストが生じているのかを明らかにすることは重要です。

本書で特に印象的なのは、直接の戦費の金額の多さもさることながら、退役軍人への恩給、障害を負った兵士への生涯にわたる補償、戦費を賄った国債の支払などの後年度負担が大きいことです。

これらにイラク戦争によって高騰した石油価格の影響、グローバル経済に与えた影響を加味し、控え目に見積もったコストが3兆ドル。これには機会費用や、イラク国内の人的被害や物的被害は入っていません。

戦争目的であった大量破壊兵器もアルカイダとのつながりもその後否定され、間違った前提に基づいて行われた戦争のコストが300兆円とは恐るべきものがあります。

なお、我が国では安全保障分野での対外的なインターベンションは、常に憲法との関係が論じられ、コスト面について議論されることはあまりないように思います。関与が限定的でコストはネグリジブルなのかもしれませんが、他の政策同様、費用対効果分析は必要なのではないでしょうか。

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2009年1月 3日 (土)

全員が合格する入塾テストの保有効果

近くにマスコミで取り上げられるような評判のよい中学受験の進学塾があります。

そこの塾に入るには、入塾テストを受ける必要があるのですが、試験で落ちる子はほとんどおらず、全員合格できることになっているとのこと。

ではなんのために入塾テストがあるのか。不思議に思っていましたが、テストの結果発表があり、入塾可能との連絡がきてその理由がわかりました。

いや、主催者側にはその意図はないかもしれませんが、テストを受けて「入塾できますよ」と言われると、全員入塾可能な名目的な試験にもかかわらず、「せっかく受かったのだから、この権利を手放したくない」という、行動経済学でいうところの「保有効果」が発揮されるのです。

実は、私自身は中学受験の経験がなく(高校まで公立学校)、小学校4,5年生のころから毎日夜の8時、9時まで勉強させるのはやりすぎと思っており、中学受験に対してもネガティヴな印象を持っているのですが、「テストに受かった=入塾資格ができた」ことがもたらす保有効果は大きく、このチャンスを生かすべきか否かで相当迷いました。

結局、「保有効果に惑わされていかん」と入塾の勧誘は断ったのですが、しばらくは後ろ髪を引かれました。保有効果、おそるべし…。

まあ、それはそれとして、子供の教育というのは頭を悩ませますね。

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2009年1月 2日 (金)

日本の援助、今後の課題

元旦の日経新聞を読んでいたら、2009年の各方面の課題に関する特別紙面で、「外交」のところに開発援助のことが記事になっていました。

外交や国際貢献というと、最近は安全保障分野での話が多いので、そうではなく開発援助と緒方国際協力機構理事長のインタビュー記事を載せた日経新聞のセンスは少し嬉しい。

記事の中では、日本ならではの援助として、インドネシアやパレスチナでの母子手帳の普及やNGO(Chabo!)の取り組み等が紹介されていました。

こうした取り組みは素晴らしい事例として、それ自体が記事になるのは良いことなのですが、年頭なので、あえてさらに求められることとして以下を。

まず、こうしたinterventionが真に有効なものなのかどうかをランダム評価手法などを使って、科学的な手法で立証すること。そうしたエビデンスがないと、他の地域、国への適応や、他ドナーを巻き込んだ取り組みに発展させる上で困難が生じます。

インドネシアの母子手帳については、私の記憶が正しければ、すでに10年以上前からの取り組みです。この10年でインドネシア自身も変容を遂げており、乳幼児死亡率の低下や栄養状態の改善などがみられますが、このうちのどれだけが母子手帳の普及による成果なのかを客観的な評価でみせることが、他の途上国やドナーの関係者をして「よし、では母子手帳制度を我が国(の援助)に」という気にさせる第一歩になります。

次に、こうした取り組みが、相手国の開発援助政策及び他ドナーの援助方針と整合的なものでなければならない、という、「援助調和化」の課題です。

「日本ならではの技術、経験を途上国の発展に役立てよう」という発想は当然ありますし、またそうのような話はマスコミ受けもよいのですが、「日本ならでは」にこだわるあまり、現地で進んでいる調和化の議論と外れたところで独立のプロジェクトとして実施されているとすれば、その後の展開が難しくなり、結果的にインパクトが薄くなります。日本固有、ということも大事なのですが、それはあくまで、相手国の政策や他の援助国が合意した援助政策に沿ったものであればこそです。インドネシアのように日本の援助のプレゼンスが強い国であれば母子手帳のように全国的な展開が可能ですが、たとえばアフリカ諸国では他ドナーとの協力が不可欠です。

ちなみにランダム評価の話などは、FTあたりではTim Harfordのコラムに登場したりします。日経新聞も、クオリティペーパーとして、「ちょっといい話的」な援助の紹介からもう一歩踏み込んだ記事がのったりすると、さらに嬉しいのですが。

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2009年1月 1日 (木)

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

昨年は本ブログをお読み頂きありがとうございました。ここを読んで頂いている方々は多くありませんが(日に50人ぐらい?)、定期的に見ていただいている方もおられ、大変感謝しております。また、コメントやトラックバックを下さった方々にもあらためて深謝申し上げます。

今年も、馬にしろ、経済にしろ、なるべく読んだ方に何かしら役に立つような内容にするよう心がけていくつもりですので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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