非常に大量に余計な書類
朝日新聞の土曜版、「磯田道史のこの人、その言葉」で取り上げられていたイザベラ・バードの言葉が面白かったです。
バード女史は、イギリス人で1878年に来日、日本の奥地まで旅をしたそうですが、当時の日本人の観察が興味深い。
世界中で日本ほど、婦人が危険にも無作法な目にも合わず、全く安全に旅行出来る国はない。
このあたりの観察は予想の範囲内ですが、次はどうでしょう。
一方で彼女は日本の政府は無駄が多いとみた。日本の役人は<中国や他の国のように>腐敗堕落したことはないが<お金に関する限りどうしても当てにならない><公共のお金が給料の安い大勢の役人によって食い尽くされている>。(中略)
<日本の役所はどこでも、非常に大量に余計な書類を書く>と、その無題を批判している。
日本の役所はどこでも、非常に大量に余計な書類を書く…。これは今でもそういう面はある、というか、「説明責任」とか「コンプライアンス」のためにどんどん手続きがふえて、ますます書類が多くなっているような気がします。
私の仕事の関連で、ある調査をやるのに最近、某役所の許可をあらかじめ得なければならなくなったのですが、それにしたがって許可を求めたところ、「許可を出すには結構重いペーパーワークが必要なんですよね。忙しいので1ヶ月ぐらい時間がかかると思います」と言われました。
以前は許可を求めなる必要もなく、機動的に調査ができて特に問題がなかったのですが。許可を求める側にしてみるとなんだか余計な手間と書類が増えているだけのような…。
明治のころからの伝統となると、なかなか一朝一夕に変えるのは大変そうです。
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