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2010年1月17日 (日)

夏の庭

The_friends 子供の読書用に買ったのですが、自分が読んでみて大変面白かったです。

「夏の庭」(湯本香樹実著、新潮文庫、400円(税別))。

小学6年生の3人が、そのうちのひとりの祖母が死んだことをきっかけに死に興味を持ち、近所に住んでいるいかにも死にそうな老人が死ぬところをみようと見張りを始めるところから話ははじまります。

ところが見張っていた老人と少年たちはいつしか交流をもつようになり、ほとんど張りのない生活を送っていた老人は少年たちとふれあううちに生きる力を取り戻したように、少年たちと一緒に家を掃除し、庭をきれいにし、元気になっていきます。

そして少年たちも老人からいろんなことを教わり、その交流が続くかと思われたときに、ある出来事がおきます。

映画化もされた有名な小説ということですが、不覚にも私はタイトルも作者の名前も知りませんでした。描写がみずみずしく、読むうちに話の世界に引き込まれていきます。最近は電車内で読書していてもすぐに仕事のことが頭に入り込んできて、読書に没頭できなくなっていたのですが、この本はそんなことなく、通勤時間が短く感じられたほどです。

そして、読み終わる頃には、最初は恐ろしかった死というものの向き合い方が、作中の少年たちとともに読者のそれも大きく変わっているという、奥深い小説でもあります。

400円でこういう気持ちになれるというのは、ありがたいことです。読書バンザイ。

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コメント

しーさん、こんにちは。
さすが読書家のしーさんですね。
「夏の庭」は、実はまだ子供は読んでいません。ふりがなふってないし、まだ文庫本には抵抗感があるのかもしれませんが、きっと読み始めれば面白く読んでくれると思います。

ドリトル先生とかナルニア国とか、そういうのを親が黙っていても読んでくれるようになればありがたいのですが、なかなか(笑)。

「春のオルガン」、読んでみますね。ありがとうございます。

投稿: participant | 2010年1月23日 (土) 11時16分

湯本さんのお話、良いですよね~。

『春のオルガン』も泣けてきます。。
あまり男子向きではないかもしれませんが(^-^;

しかしそんなお話を読むような年齢になったんだ。

ドリトル先生などはとっくに読破かしら?

ナルニア国物語はディズニー(でしたよね?)映画などではなく
絶対原作を読ませてあげて欲しいシリーズです。

投稿: しー | 2010年1月19日 (火) 00時11分

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