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2010年4月29日 (木)

図解 橋の科学

Science_of_bridges 先日、土木系技術者さんたちと橋のプロジェクトで出張したのですが、彼らの知識の深さに感銘を覚えるとともに、「理系っていいな。自分も高校の頃物理を一生懸命やっておけば」と少し後悔しました。

で、そうした皆さんの世界に触れてみたくて書店で平積みになっていたブルーバックスの「図解 橋の科学」(土木学会関西支部編、田中輝彦/渡邊英一他著、980円税別)を買って読んだら、これがたいそう面白かったです。

深い谷にかけられた昔の石橋など、どうやって架けたのか? 瀬戸大橋を建設するときに緻密な計算と建築をどのようにしたのか? など、面白い話題が満載です。

また、この中で文系人間の私にとって興味深かったのが、1807年に起きた、史上最悪の落橋事故と言われる永代橋の崩落の話。

この事故では1000人もの人が亡くなったのですが、その原因となったのが、当時の幕府が財政難のため、橋の管理を民間に委託していた結果、十分なメンテナンスができなかったことと言われており、現代にも通じる事例として紹介されていたのが印象に残りました。

これを読んでからは、普段何気なくわたっている通勤途中の橋を見る目が変わりました。お勧めです。

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コメント

たまさん、こんにちは。
おいで頂きありがとうございます。

理系の方々の純粋さには私も感動しました。
それぞれが自分の専門分野に照らして仮説をたて、それを問題を切り分けつつ検証していくその姿は、確かに私がいつも考えている根回しとか(笑)、切った貼ったの理屈付けとかとは違う崇高なものに思えました。

馬の方は、出資馬が少ないのといまひとつ活躍していないのでエントリも少なくなりがちなのですが、またぜひおいでください。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: participant | 2010年4月29日 (木) 23時05分

なぜか馬のほうからきて、こちらに反応しています。
こんばんは、たまです。はじめまして。
理系の方々の能力には憧れるとともに心底感心させられるところが多いです。
おつりの計算の速さとか、ワリカンの計算の速さもすげぇと思いますが(笑)
そして文系スタッフの職業病にくらべて、いかに純粋であることか。

投稿: たま | 2010年4月29日 (木) 22時26分

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