ユニオンの会報(5月号)が届き、その中にペガサス2010のラインアップが掲載されていました。毎年わくわくするシーズンの始まりです。
ぱっと見て、ユニオンも会員の期待に応えようと頑張っているんだな、と心強く思いました。以前、関東入厩予定牡馬がわずか3頭というラインアップのときには愕然としましたが、今年は関東入厩予定牡馬は7頭、関西入厩舎予定牡馬は9頭の計16頭(40頭中)になっています。
種牡馬もリーディング上位のマンハッタンカフェ、シンボリクリスエス、フジキセキ、ブライアンズタイム、タニノギムレット、産駒の活躍が目覚ましいゼンノロブロイ、新種牡馬アドマイヤムーン、ダイワメジャー、話題が続きそうなディープインパクトなどが揃えられていて目移りがします。
価格や入厩予定先、育成場も不明ですので、このリストだけではなんともいえませんが、母系もユニオンゆかりの活躍馬、兄弟に活躍馬のいる馬が多く、パンフレットの到着が楽しみになってきました。
社台グループ優位の状況は変わりませんが、他方において、BTCを利用する育成場が増え、その育成場間で切磋琢磨し、活躍馬が出ている様子をみれば、いつまでも日高の馬たちが劣勢のままにあるということはないでしょう。
また、活躍馬が出ているメンバー牧場の馬は、牝馬であっても安定的に売れている状況をみれば、株主牧場や参加牧場にとってもいい馬をユニオンに提供するインセンティヴになっているはず。
個人馬主に売却するよりもクラブに提供する方が全体価格は高く設定できるでしょうから(会員制クラブの方がリスクが分散できるため、会員は多少高い価格設定でも気に入れば出資する)、活躍馬が出る→会員が出資する→よい馬を提供する、という好循環がユニオンでも産まれてほしいものです。
【ぱっと見で気になった馬】
ゼンノロブロイ×ラグジャリー(牝、矢野牧場)
タニノギムレット×シーセモア(牝、上水牧場)
キングカメハメハ×ヒシバイタル(牡、矢野牧場)
リンカーン×ウメノコトブキ(牡、YSスタッド)
ネオユニヴァース×リトルスポーツカー(牡、天羽禮治牧場)
ファンタスティックライト×ブリリアントアイ(牝、静内白井牧場)
ブライアンズタイム×スウィートエルフ(牝、槙本牧場)
ディクタット×オオシマルチア(牝、大島牧場)
ディープインパクト×ディキシーランドジェム(牝、キヨタケ牧場)
フジキセキ×メガミゲラン(牡、白井牧場)
マンハッタンカフェ×ダンシングエルフ(槙本牧場)
アドマイヤムーン×タイキフォレスト(オリオンファーム)
シンボリクリスエス×グレートハーベスト(グランド牧場)
いやあ、こんなにいたら絞るのに苦労しそうです。
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