さて、ロブストも勝ったことですし、ラフィアンの二次募集馬の検討をしたいと思います。
今年は昨年にも増して魅力のある馬たちが多いように思います。鉾田ツアーに行きたかったなあ。
● サオヒメの12(牡、父ハービンジャー)。
母に出資していたということもありますが、それを抜きにしても歩く姿が素晴らしい。筋肉量もほどよく、前後の脚の運びがスムーズで、いかにもストライドが伸びそうです。
母はデビュー当初、横山典騎手がクラシックを意識した発言をしていたぐらいで、素質はあったのですが、数戦後には同じ横山騎手をして「走るのがいやになっちゃったのかな」と言わしめたように、気性に難がある馬でした。手ごたえは抜群なのですが、いざ追い出すと頭をあげて逆にブレーキをかけてしまうところがあり、結局、力が違いすぎて追う必要のなかったレースのみ勝ったような感じでした。
それで3勝なのですから身体能力は高かったはずで、この子には身体能力は母から授かっても気性は似ていないといいですね。ただ、この気性は本格的に追ってみないとわからないので、果たして募集期間中にわかるかどうか。
値段が値段だけに(一口34万円)、牧場に行って確かめたいところです。そのぐらいしないと、この値段だと「えいや」といけません。
● ハナコスマイルの12(牡、父キングヘイロー)
価格帯的に私のストライクゾーンの馬から探すとこの馬でしょうか(一口13万円)。
私が馬を選ぶポイントは、「いかにスムーズに前後の脚が連携して動いているか、推進力が前へ向いているか、飛節が伸びて力を後ろに伝えきれているか」なのですが(そもそもそういう選び方でいいのか、というのはありますけど)、この馬はそのいずれもをクリアしているように思います。
トモが大きくて、兄弟がそうであるように先行してスピードで押し切るタイプとみました。
● パーフェクトダンスの12(牝、父エンパイヤメーカー)
エンパイヤメーカーの牝馬といえばオールドパサデナ。オールドパサデナは馬格は素晴らしいものの、飛節が深くて「これで走るのかな」と思うのですが、いざレースにいくと豪快に追い込んでくるのですから、よほどパワーがあるのだと感じます。
パーフェクトダンスの12は馬格がしっかりあって、それでいて飛節もよく伸びるのですから、線の細い牝馬に交じってこの馬が登場してきたらダートでは無敵なのではないかという印象を受けます。
ひとつ気になるとするば、タイヘイ牧場の馬はいつも血統、馬体ともすばらしく、おっと思うのですが、これまでのところ、ラフィアンでは収得賞金は「0」なんですよね。ふむ。まあ、あまり関係ない気もします。【追記訂正】活躍馬マイネルスカットがいました。謹んで訂正させていただきます。
ちなみに、一次募集馬では、以前にも書いたセトアンゼラの12(父ステイゴールド)、シルクファビュラスの12(父ケイムホーム)、ドラマチックローズの12(父サウスヴィグラス)を引き続きフォロー中です。
セトアンゼラあたりは牧場スタッフだよりで、担当の方から「素質を感じる」といったコメントがだされていて、「おお?!」などと思っていますが、みんな無事に成長して頑張ってほしいですね。
最近のコメント