昨年は、マイネルロブストが障害戦で復活、マイネルディアベルが朝日杯で4着、ルーベンスクラフト、ワイルドラッシュの2頭が未勝利を勝ち上がり、ヴィンテージイヤーも1000万下で堅実な走りを続けるなど、私にしてはまずまずの年でした。
今年もこの勢いを続けたいものですが、各馬に対する期待など。
【ラフィアン編】
●マイネルロブスト(牡5、父ゼンノエルシド)
活躍目覚ましかった2歳から3歳春までの勢いを失っていましたが、障害転向後に見事復活。3戦目で未勝利戦を勝ち上がり、OP戦でもいきなり4着に食い込むなど、ジャンパーとしての目途を立ててくれました。
そのOP戦で脚を痛めてしまい今は休養中ですが、飛越も少しずつうまくなっていますので、復帰後も堅実な走りを見せてくれるでしょう。あとは無事で活躍してくれることを祈るのみです。
●マイネルクレイズ(牡4、父ダンスインザダーク)
3歳春に戦っていた相手と血統(母父がホワイトマズル)を考えると3歳秋以降に大きな飛躍をしてくれるのでは、と思っていたのですが、意外にも500万下で掲示板に載るのが精いっぱいという競馬が続いています。
近況写真や馬体重をみても確かにあまり3歳春から大きく変わった印象はないのですが、それにしても走っていない印象です。兄スターフォワードも歳を重ねつつ活躍した馬ですし、この馬もそのうち覚醒することを期待したいところです。年明けに出走予定です。
●マイネルディアベル(牡3、父ナイキアディライト)
現在のところ、ラフィアンの同世代では獲得賞金1位と素晴らしい活躍振りです。馬体も細身ながら無駄肉のないいい体つきになっており、3歳春シーズンも調子を維持して強敵に立ち向かっていってくれることを祈っています。2月1日のクロッカスステークス目標ということですが、ここで目途の立つレースをしてNZトロフィー、NHKマイルカップへの夢へつなげてほしいものです。
●セトアンゼラの12(牡2、父ステイゴールド)
2012年産はこの馬で勝負。比較的小柄な馬体なので、デビューも早いのではないでしょうか。馬体のバランスの良さはそのままに成長していってくれればと思います。
なおMiner's Diary さんによれば岡田総帥の期待馬とのこと。この時期の評判なので過信は禁物ですが、ポジティヴな情報であることには違いありません。
【ユニオン編】
●ヴィンテージイヤー(牡5、父メイショウボーラー)
ユニオンの大将格。1000万下は卒業済のクラスなので、そろそろ勝ち上がってもらい、準OPのステージでも堅実に戦ってもらいたいと思っています。馬体も引き続き素晴らしいですし、気力の衰えも感じられません。頼もしい馬です。
●ルーベンスクラフト(牝4、父スペシャルウィーク)
未勝利を勝ち上がった時の勝ちっぷりから、500万下でもやってくれるはずです。姉バイタルスタイルも兄ソルレヴァンテも勝ち星をコツコツ積み重ねていっていますので、この馬にもその成長力を期待したいところです。
今は脚部不安で一息入っていますが、復帰が予定されている春の福島開催では、勝ったコースでもあり、いい走りをみせてくれるでしょう。
●ワイルドアンセム(牡4、父ワイルドラッシュ)
実力というよりは気性面で難しいところがあって力が発揮できていないのがもどかしい馬です。ユニオンのレポートでは育成場も厩舎もいろいろと工夫してくれているのが心強いですが、その工夫にこたえて、持てる力を最大限発揮してほしいものです。ダートの中距離で堅実にかけてくれる馬になってくれるといいのですが。
●スターズインハーアイズの12(牝2、父ゼンノロブロイ)
叔父ディープインパクト、兄ダノンパッション。こんな良血なのにまだ残口が多数あるのが不安になりますが、血統面、牧場面、馬体面から高い期待をかけています。
育成場の情報ではテンションが高くなりがちとのことで、細くなりやすい牝馬だけにその点はやや不安ですが、育成場の環境になれてくれば解消されるでしょう。馬体のイメージはディープインパクトファミリーのそれであり、うまく育成していただき、2歳のうちに勝ち上がって牝馬クラシック戦線を意識させてくれるような存在になってほしいと思います。え、世の中そんなに甘くないって? もちろんそうなんですが、そういう期待をかけたくなる血統なので、ご容赦を。
とにかく、全馬無事に、元気に走ってくれればと思います。頑張れ愛馬たち!
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