スポーツ

2006年8月 7日 (月)

モーリスドゲスト賞

Deauville_007 ふと思い立ってドーヴィル競馬場に行って来ました。パリからドーヴィルまでは200kmありますが、高速道路を使えば2時間で着きます。12時にパリを出て2時すぎにはドーヴィルの競馬場につくのですから便利なものです。

昨日はモーリスドゲスト賞(モーリスドギース賞と呼ばれていますが、場内アナウンスではモーリスドゲストと言っているように聞こえました)があることは知っていましたが、武豊騎手が遠征に来ていることは、競馬場でレーシングプログラムを見て初めて知り、得をした気分です。

Deauville_042 そのモーリスドゲスト賞はボニヤ騎乗のマーシャンドオール(Marchand D'Or)がゴール前一頭だけ違う脚色で抜け出し快勝。武豊騎乗のリンガリ(Linngari)は好位でレースを進めましたが最後の伸びを欠き6着でした。写真のオレンジ色の勝負服がマーシャンドオール、その後ろの「エイシン」のような勝負服が武騎手です。

Deauville_010 ドーヴィル競馬場には初めて行きましたが、概ねフラットなコースで芝コースの内側にオールウェザーのコースがあり、日本の競馬場に似ています。スタンドは新しく改装されていますが、私がこれまでみたスタンドの中で最も小さいものでした。

ただし今日は駐車場もほぼ満杯状態で大変な賑わいでした。家族連れが多いのですが、パドック内には向こう側の馬が見えないぐらい関係者が入っていて、なるほどパリの社交界が引っ越してきているという様子がうかがえます。Deauville_009

こんな感じ。

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2006年8月 6日 (日)

凱旋門賞ツアー

Hippodrome_longchamp_057_1 ユニオンの会報の亀和田武さんのエッセイにディープインパクトが出走する凱旋門賞の観戦ツアーの話題が載っていました。

それによるとツアーの値段は、最低でも30万1千円(5日間の弾丸観光コース)、ノルマンディーやモンサンミッシェルにも脚を伸ばす8日間コースだと56万3千円だそうです。

結構なお値段ですね。ツアーだから仕方ありませんが、安く上げようとすればこれよりかなり安くすることはできます。

まず航空券は、インターネット経由で大韓航空などの経由便なら8万円台から、エールフランスの直行便でも13万円で買えます。パリのホテルは高いですが、インターネットでBooking.comなどを使って探せば一泊1万円ちょっとのところが見つかるでしょう。そうすれば仮に5泊したところで13万~18万円。

Hippodrome_longchamp_054_1 競馬場まではメトロでいけます。わずか1.3ユーロ。入場料は8ユーロとかそんなものだったと思います。食事代とかいろいろありますが、経由便を使えば15万円もあればOKです。もちろん、パリでの滞在時間を減らせばもっと安くなります。

ちなみに「お金の問題よりも仕事が休めないほうが問題」という方には、エールフランスの「おはようパリ便」(日本の土曜夜に出発してパリに日曜早朝に着く)を使い、日中はロンシャンへ、帰りは同じ日のエールフランスの深夜便(日曜深夜に出発、日本には月曜夕方着)で帰ってくるというプランがあります。

これなら会社を休むのは月曜日だけで済みます。もっとも2日連続機中泊なので、相当キツイと思いますが・・・。

【追記】
この時期は凱旋門賞に限らずパリで各種の催し物があるようで、かなりホテルが取りづらくなっているようですので、個人で来られる方は早めに手配したほうがいいと思います。

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2006年8月 1日 (火)

牝馬はどの程度不利なのか

種牡馬別の牡牝の差をエントリしたところ、競走馬全体の牡牝の差はどの程度あるのだろうか?というご質問がありました。

そこでnetkeibaでデータを検索してExcelに貼り付けて調べたところ結果は以下の通り。

現4歳馬     牡     牝 牝/牡
頭数 % 頭数 %
1億円以上 30 1.6% 6 0.5% 28.2%
5000万以上 99 5.4% 37 2.8% 52.6%
1000万以上 717 38.8% 322 24.5% 63.3%
全体頭数 1,848 1,312  
平均獲得賞金 1,448 859 59.3%

現5歳馬     牡     牝 牝/牡
頭数 % 頭数 %
1億円以上 58 3.1% 16 1.3% 40.5%
5000万以上 209 11.3% 60 4.8% 42.1%
1000万以上 760 41.1% 348 27.6% 67.2%
全体 1,652 1,259  
平均獲得賞金 2,214 1,173 53.0%

現6歳馬     牡     牝 牝/牡
頭数 % 頭数 %
1億円以上 87 4.7% 24 2.0% 43.1%
5000万以上 241 13.0% 86 7.3% 55.8%
1000万以上 698 37.8% 368 31.1% 82.4%
全体頭数 1,558 1,182  
平均獲得賞金 2,647 1,503 56.8%

この表から読み取れることは、

  • 平均獲得賞金をみると、牝馬は牡馬の5割~6割程度
  • 獲得賞金別にみると、1000万以上稼ぐ馬の出現確率では牡馬の6割~8割程度だが、5000万以上、1億以上稼ぐ馬の出現確率は2割~5割と上に行けば行くほど牡馬と差がつく(大物が出にくい)。
  • 既に結果が概ね出ていると思われる現6歳世代では、1000万以上獲得した馬は概ね3頭に1頭、ペイラインを超えていると思われる5000万以上で14頭に1頭、1億以上は50頭に1頭の割合。

期待獲得賞金額が平均で牡馬の半分程度、高額な中央の預託料(月額70万)は牡馬も牝馬も同様にかかることを考えれば、同じお金を使うなら牡馬を買いたくなるのも道理というものです。最近の日経野元記者の記事のなかで、牝馬の落札値は牡馬の3割~5割という記載がありましたが、平均獲得賞金の比率よりも落札値の比率は更に低いという事実が牝馬に対する馬主達のシビアな考え方を物語っています。

現状、牝馬のセックスアローワンスは2kgですが、もっと差をつけてもいいのではないでしょうか。賞金全体のパイは変わらなくても牝馬により多くチャンスを与えることで、牝馬の購買需要を増やせば、生産牧場のリスクを軽減することにつながると思うのですが。

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2006年7月19日 (水)

OVNIの特集

OVNIというのはフランスで発行されている無料新聞ですが、この最新号で「フランスで競馬を楽しもう」という記事が掲載されています(インターネット版がこちらでご覧いただけます)。

なかなか読みごたえがあり、かつ有用な情報満載なので、関心のある方はぜひ読んでみてください。

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2006年7月 8日 (土)

ハートマークの意味は

先日、メゾンラフィットに行った際、競馬場で配布されているプログラムをみていると馬名の横にハートマークがついている馬がいました。

注をみると、どうやら「フケ」が来ている牝馬にこのマークがつくようです。確かに敗因として「フケがきていたから」が挙げられることはままあり、予想ファクターとしては重要なはずで、ペラペラのレーシングプログラム(両面印刷の1枚紙)であってもここまで網羅していることに感心しました。

しかしハートマークとはそのままというかかわいらしいというか。
馬名のすぐ横に書いてあるので、こんな感じになります↓。

サオヒメ♥ 牝4 55kg

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2006年7月 5日 (水)

ラムターラ帰国

ラムタラがイギリスに帰るというニュースがありました。

誰しも思い出の一頭がいると思いますが、私にとってラムタラこそ「わが青春の馬」でした。青春と言っても当時もう20代半ばでしたが。

丁度イギリスに住んでいる頃で、ダービーの前はセルティックスイングやペニカンプといった馬達が注目を集めていたのですが、ご存知のとおり、無敗、しかも不慮の死を遂げた調教師の家族に同調教師が生前賭けていた配当金をもたらすというエピソード付きで優勝。

その後、カーネギーらを相手にキングジョージで優勝。ダービーは所用があってみられませんでしたが、これはアスコットまで観戦しにいき、ペンタイアとの叩きあいを声の限り応援しました(若かったなあ)。

夏を挟んで凱旋門賞へ。ロンシャンまで行きましたが、私のようなイギリスからの遠征組の期待に応えて見事優勝、無敗の英ダービー、キングジョージ、凱旋門賞の3冠馬の誕生を目の当たりにすることができました。

日本に帰国してから通勤途中に日刊スポーツの見出しに「ラムタラ導入」の文字を見たときはひったくるようにして読んだものです。導入後も北海道まで見に行ったり、思い入れた馬としてはラムタラが一番だったかもしれません。

サンデーサイレンス系全盛の日本では成功しませんでしたが、ヨーロッパであればまだまだわかりません。まだ14歳と若いので、月並みなまとめ方でなんですが、一頭でも多く活躍馬を出してくれることを期待しています。

・・・しかしこのニュースでますますフェイヴァーワンが気になってきたなあ(笑)。

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2006年7月 4日 (火)

メゾンラフィット

Maison_laffite_007 日曜日、パリ近郊のメゾンラフィット競馬場に行って来ました。

メゾンラフィット競馬場はパリの北西約20kmのところに位置しています。欧州の競馬場はアップダウンのあるところが多いですが、メゾンラフィットは川のほとりにあるためフラットで、形態としては新潟競馬場に近いでしょうか。かなり長細い楕円形をしており、直線は引込み線を含めて直線1800mのレースができるほどです。

Maison_laffite_005 パドックはこんな感じです。暑い一日でしたが、パドックの木陰が涼しそうです。

私は車で行ったのですが、RER(都市近郊鉄道)のメゾンラフィットの駅から送迎バスも頻繁に出ているようでしたので、のんびり緑に囲まれて競馬を楽しみたい人にはお勧めです。今の時期は馬も毛艶も冴えて本当に綺麗で、ギャロップで芝生をかけていく姿をみるのは本当に気持ちがいいですね。

Maison_laffite_012 スタンドの中はこんな感じ。馬券が落ちているのと、それを拾って確認している地面師がいるのも日本と同じです。

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2006年7月 2日 (日)

フランス勝利と連帯税

フランス強いですね。とても1次リーグでスイスや韓国に苦戦していたのと同じチームをは思えません。ジダンやアンリに注目が集ってますが、リベリのキープ力も凄いですね。

フランスが勝つと街中は大騒ぎになります。ゴールが入った瞬間やゲームが終わった瞬間は、各アパートから歓声、というより、野獣の咆哮ともいうべき声があがり、街ゆく車はいっせいにクラクションを鳴らしと、一晩中こんな喧騒が続きます。

さて、昨日はシラク大統領も試合を観戦していましたが、昨日7月1日は、同大統領が提唱している「航空券に課す連帯税」が施行された日でもありました。これは、航空券1枚あたりエコノミークラスで1ユーロ、ビジネスクラスで10ユーロの税金を徴収し、これを開発援助の原資とするものです(具体的には、駐日フランス大使館のこちらのページにあるプレスリリース参照のこと)。

シラク大統領はこの連帯税を各国にも導入するよう働きかけており、今回フランスはそれを自ら率先して実施したことになります。目の前のブラジル戦の勝利と連帯税の施行とで、昨日は大統領にとって大変よい一日だったのではないでしょうか。

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2006年5月25日 (木)

モンゴルの相撲人気

朝青龍関が場所中に初のモンゴル巡業にかかる署名を集めていたことで厳重注意を受けたという報道がありました。

朝青龍関の署名活動の是非はともかく、モンゴルは巡業先としてはもっともふさわしいところだと思います。

もう一年以上前になりますが、ある会議であったモンゴルの方と話しているときに、相撲の話題になり、その方からモンゴルでいかに日本の相撲が人気があるかを聞きました。その方曰く、場所中は各家庭が毎日相撲中継を楽しみにしており、しかも必ずしもモンゴル人力士だけを応援しているのではなく、ひいきの日本人力士にも声援を送っているそうです。

その方が「先場所の魁皇は本当に惜しかった。いい力士なのに!」と力をこめて語る姿は、まさに相撲ファンそのもので、なんだか嬉しくなったものです。

相撲はイギリスやフランスでも人気がありますが、その人気はエキゾチズムに由来するところが多分にあります。その点、モンゴルの相撲人気は相撲そのものを愛するもので、そうした国でこそぜひ巡業を実現させてほしいと思います。

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2006年5月15日 (月)

仏のギニーとスト

Hippodrome_longchamp_057 昨日はロンシャンでプールデッセデプーラン(仏2000ギニー、G1、芝1600m)とプールデッセデプーリシュ(仏1000ギニー、G1、芝1600m)の2つのG1レースがあるので、子どもを連れて競馬場に行ってきました。

今週は、Dimanches au Galop(「ギャロでの日曜日」)と呼ばれる入場料・駐車場料がタダでかつ場内で様々なイベントが行われる日で、家族連れの姿が目立ったのですが、競馬場についても待てど暮らせどレースが始まりません。私が競馬場に到着したのは第4レースのプールデッセデプーランの発走時刻の少し前だったのですが、電光掲示板は第1レースの表示。

おかしいなと思って総合インフォメーションに行くと「馬の準備はできているのだが、ストライキでレース開始が遅れている」とのこと。

結局、夕方4時30分頃になって「交渉が妥結したので、これから第1レースのパドックでのプレゼンテーションを開始します」とのアナウンスが流れ、約2時間半遅れで一日のスケジュールが開始されました。

Hippodrome_longchamp_054 面白いなと思うのは、この2時間半の間の観客の反応です。怒っている人や文句を言っている人の姿はなく、家族連れはピクニックやバドミントンを楽しみ、それ以外の人も「まだかなあ」とスタンドに腰掛けて仲間と談笑するなど、まるで平穏でした。フランス人がストに対して寛容ということは聞いていましたが、さすがです。これが日本の競馬場であればもっとザワザワすると思うのですが。

そんなわけで、お目当てのギニー2鞍は午後6時を過ぎないとレースが始まらないことになり、子ども連れだったのでメインレースの前に帰ってきました。後で結果を確認すると2000ギニーは1着Aussie Rules、2着Marcus Andronicusとデインヒル産駒のワンツーフィニッシュ、1000ギニーはMachiaellian産駒のTie Blackが優勝したみたいですね。見逃して残念です。

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2006年5月 9日 (火)

オカール賞など

Hippodrome_longchamp_011第二次世界大戦終戦記念日で祝日の今日、ロンシャンで仏クラシックの前哨戦であるオカール賞(Prix Hocquart,、GII、芝2200m)が行われました。

Hippodrome_longchamp_012 注目は、Horse Racing Styleのこちらのページですえさんが「仏3歳競馬に新星誕生」と伝えておられる、3連勝中でスミヨン騎乗のGentlewave(父Monsun)でしたが、直線で抜け出し勝ったかに思えたところを伏兵Numide(父Highest Honor)に差されわずかに2着でした(結果はFrance Galopのこちらをどうぞ。写真はGentlewaveを外からNumideが交わそうとする場面)。Numideの差し脚は切れ味鋭く、みていて爽快感を覚えるほどでしたが、負かした相手が人気馬だったということで、周囲のおじさん達は「C'est pas possible!」(あり得ない!)と繰り返していました。

Hippodrome_longchamp_025 オカール賞に続くレースはPrix D'HedouvilleというGIII戦(芝2400m)で、ジャパンカップにも出走したPolicy Maker、英ダービー2着のMontjeu産駒Walk in the Park(左の写真)らが出ており、こちらもなかなかの一戦でした。勝ったのは上記2頭ではなく、スミヨン騎乗のBellamy Cay(父Kris)、2着にペリエ騎乗のSalutino(父Monsun 昨年の伊ジョッキークラブ賞GIで2着)、Walk in the Parkは後方からよく追い込んだものの3着まででした。

Hippodrome_longchamp_034 勝ったBellamy Cayは重賞ではパリ大賞典で5着があるほかは目立った成績のある馬ではありませんが、今日は直線抜け出してからいい脚を長く使っており、今後注目したいと思います。
(写真はパドックでのスミヨンとBellamy Cay)

来週はいよいよ仏のギニーです。観戦できるといいのですが。

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2006年5月 1日 (月)

ガネー賞

今日はロンシャン競馬場で欧州平地シーズンで最初に行われるG1レース、ガネー賞(芝2100m)が行われました。

結果Montjeu産駒のCorre Caminosが5馬身差の圧勝でG1初制覇(タイムは2分17秒1)。昨年に引き続き、今年も欧州ではMontjeu旋風が吹き荒れるのでしょうか。なお、もう一頭のMontjeu産駒でコンセイユドパリ賞(G2)勝ちのあるMontareは5着(7頭中)。

この勢いをマイネルクルーガーが日本にも持ち込んでくれることを強く期待します。

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2006年4月27日 (木)

Lalunのクロス(もしくはサドベンド)

有芝まはるさんの殿下執務室にSadler's WellsとMill Reefのニックス(有芝まはるさんによれば「サドリーフ」)のことが書かれていました。これに関連して、感じていることをいくつか(といっても、内容は非常に薄いのでご注意下さい)。

Sadler's WellsとMill Reefのニックスについては、マイネルナポレオン(父フレンチグローリー、母の父サウスアトランティック)に出資していた頃からなんとなく気にしていたのですが、その後、オペラハウスの追っかけをしていたりしているうちに、Sadler's WellsとMill Reefのニックスとともに、Sadler's WellsとMill Reefの父Never Bendとの相性が気になってきました。

例えばオペラハウス。産駒を賞金順に並べると上位に

ニホンピロジュピタ(母父ブレイヴェストローマン、その父Never Bend)
オペラシチー(母父ブレイヴェストローマン)
カネトシオペラクン(母父ミルジョージ)
オペラハット(母父ブレイヴェストローマン)

といった具合にNever Bend系の肌馬との間で複数の1億円ホースを輩出しています。活躍馬というほどではないですが、以前出資していたマイネハルモニア(2勝、フローラS(GII)4着)にも母系にNever Bendが入っていました。

フレンチグローリー。あまり活躍馬を出さないまま終わってしまいましたが、上述のマイネルナポレオンのほか、稼ぎ頭であるクラフトマンシップも母の父パドスールでNever Bend系。

また、Sadler's Wellsの直仔ではカーネギーが母の父Never Bendです。

Sadler's Wells系の種牡馬にNever Bendが入った肌だとNever Bend及びBold Reasonの母Lalunのクロスができます。これは以前、ニフティの競馬文化フォーラムで活躍されていたChesterさんに教えてもらったのですが、以来、クラブ募集馬の血統表でLalunのクロスを見つけると「おっ」と思うようになりました。

そんなわけで毎年、ラフィアンやユニオンからカタログが届くと血統表にLalunのクロスを探すのですが、いかんせんSadler's Wells系種牡馬の産駒自体が少ないこともあり、なかなか目にすることがないのが残念です。

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2006年4月17日 (月)

オートゥイユ競馬場

皐月賞に刺激を受けて、オートゥイユ競馬場に行ってきました。オートゥイユは障害専門の競馬場で地下鉄10番線のポルトドオートゥイユを下車してすぐのところにあり、街の中心から20~30分で行けます。

20060416auteuile_004 地下鉄には「競馬場」の出口の案内があり、地上に出るとすぐ競馬場の門があります。この門はバックストレッチ側にあたり、ここからスタンドまではしばらく歩きます。 普段は入場料がいりますが、今月はキャンペーン中のため、入場料はただでした。ちなみにロンシャン競馬場もすぐ近くにあり、この駅から送迎バスが出ます。

20060416auteuile_005

今日は3連休の中日とあってなかなか盛況で、家族連れの姿が目立ちました。ポニーの試乗(これはいつもどこの競馬場でもやっている)やメリーゴーランド、競馬場内のクイズラリーといった出し物も豊富で、先の入場料無料とあわせ、集客に努力している様子がうかがえます。

20060416auteuile_024 スタンドの様子はこんな感じです。都心からわずかの場所にありながら、見晴らしのいいスタンド席にらくらく座れる(ゴール前でも自由席です)のは、ありがたい限りです。もちろん、パドックの席とりなんてものは皆無です。この日はG2、G3のレースが組まれていましたがそれでもこんなものです。

20060416auteuile_023 コースの向こう側には16区の高級住宅地とエッフェル塔が望めます。東京にあてはめると、新宿御苑もしくは代々木公園の中に競馬場があって新宿の高層ビルがみえるところに競馬場がある(しかも2つの!)というところでしょうか。便利なこと限りなし。

20060416auteuile_009 レースシーン。障害を飛越している写真をとろうとしたのですが、ブレブレでした。レースは午後2時すぎから始まり、今日のメインは午後4時50分、最終レースは午後6時。日本でいうところのはくぼ開催です。

20060416auteuile_016  ところでオートゥイユ競馬場のパドックの脇にはこんなポストが立っています。これは、世界の名だたる障害レースの開催競馬場までの距離と方角を示したポストなのですが、チェルトナムゴールドカップが行われるイギリスのチェルトナム競馬場、グランドナショナルが行われるエイントリー競馬場と並20060416auteuile_017んで、「NAKAYAMA 9738km」の文字があります。

その下の「世界の主な障害レース」にはしっかりと中山グランドジャンプ(春)の名前が。これをみると妙にジーンとします。今年、フランスの馬は走りませんでしたが、来年は雄姿を見たいものです。イギリスの障害は非常にタフなコースで競馬というよりクロスカントリーと言ったほうがいい感じですが、オートゥイユは比較的フラットで日本の競馬場に似ており、出走すればチャンスはあるように感じます。

【追記】パリ在住のカメラマン都筑清さんの写真ブログにオートゥイユの競馬場のエントリがありました。写真がきれいで競馬場の雰囲気がよくわかると思いますので、ぜひみてみて下さい。

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2006年4月16日 (日)

皐月賞

オペラハウス産駒のメイショウサムソンを応援します。

中山競馬場の天候は小雨、芝は良馬場ということですが、渋った馬場が得意とされるサドラーズウェルズ系の中にあってオペラハウスの場合は重や不良よりも、時計がかかる良馬場ぐらいの微妙な渋り具合で好走しているように思います。

【レース後追記】
強かった。すばらしい。自分の出資馬以外の勝利でガッツポーズしたのは久しぶりです。オペラハウスファンとして嬉しいこと限りなしです。ほら、オペラハウス産駒奇数年ヴィンテージイヤー説は本当でしょう(笑)!

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2006年4月14日 (金)

ダイイシスが種牡馬引退

ダイイシスが種牡馬を引退するそうです。

現役時に英2歳牡馬チャンピオンに輝き、種牡馬としてもG1ホースを数多く輩出したダイイシス Diesis(牡26)が種牡馬を引退し、繁養先の米・ミルリッジファームで余生を過ごすことになった。(netkeiba海外競馬ニュース

ダイイシスは、10年程前イギリスに住んでいた頃、産駒のホーリングが大活躍したことや、全兄弟で同様に刃物に由来する名前を持つクリスやキーンが種牡馬として活躍していたことからファンになった種牡馬でした。

それだけにラフィアンで産駒であるマイネルメッサーが募集されることがわかったときには、今年のモンジュー産駒のマイネルクルーガー同様、大いに興奮したものです。○外ということで高額でしたが当時は子どもも住宅ローンも抱えていなかったので思い切って出資したところ、東京スポ杯、朝日杯、きさらぎ賞といった重賞戦線でキングヘイローやグラスワンダー、スペシャルウィークらと一緒に走って入着するなど大いに活躍してくれました。

ダイイシスはこのほかにも多いとはいえない輸入産駒からスギノハヤカゼ、マルカダイシス、マチカネサンシローらを輩出しており、意外に日本向きだったように思いますが彼らを越える馬が出ないうちに引退の日を迎えることになったのは残念です。海外でも産駒の多くが欧州で活躍しているのにずっとアメリカで繋養されており、そういう意味では少し不運な種牡馬だったように思います。

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2006年3月27日 (月)

ドバイ国際競走

ハーツクライがやってくれましたね。クラシックディスタンスでのG1勝利は実に嬉しいニュースです。

ルメール騎手によれば「今のこの馬なら世界のどこに行っても勝負になる」、橋口調教師も「ぜひ、キングジョージに行きたい」とのこと。

ドバイのG1はいかにレベルが高いといっても欧州馬にとってはまだシーズン入り前の1戦。本当の勝負は初夏のキングジョージ、秋の凱旋門賞です。ハーツクライならやってくれそうで、今年の欧州戦線は例年以上に楽しみになってきました。

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2005年12月25日 (日)

有馬記念感想

新聞などではディープインパクトが「まさかの敗戦」という書かれ方をしていますが、初の古馬との対戦でもあり、こういう結果になることも予想していたファンも多かったのではないでしょうか。

ハーツクライはジャパンカップでのゴール前の伸びに素晴らしいものがあり、馬自体が力をつけていることが感じられます。コスモバルクも4着とよく頑張りましたね。

それにしても1着から8着までの父馬をみると、
サンデーサイレンス、サンデーサイレンス、サンデーサイレンス、ザグレブ、サンデーサイレンス、サンデーサイレンス、サンデーサイレンス、サンデーサイレンスと8頭中7頭がサンデーサイレンス。

ちなみにイナリワンが勝った1989年の有馬記念の1~8着馬の父馬は、
ミルジョージ、ノーアテンション、トウショウボーイ、サーペンフロ、ダンシングキャップ、ヤマニンスキー、フィリップオブスペイン、ノーザンテーストで一頭も同じ馬がいません。あの当時は個性的な馬が多かった、と懐かしく振り返るファンが多いのも無理ないような気がします。

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有馬記念の思い出

世間ではクリスマスですが、競馬ファンには有馬記念の日です。ヨーロッパでは冬になるとフラットレースはオフシーズンになってしまいますが、日本では暮れまで有馬記念で楽しむことができます。すばらしいことです。

その有馬記念ですが、普段楽しく読ませて頂いている「馬券日記オケラセラ」「語り継ぎたいあの時代 奇跡のラストランから15年」というエントリがありました。奇跡のラストランとはオグリキャップが引退レースで復活を遂げた有名なレースですが、私も当時大変感動した思い出があります。あの熱気を受けて「世間の競馬熱が冷めても、私には解熱剤は効いていない」という下りは全く同感です。

ちなみに思い出深さとしては、私の場合はオグリキャップのラストランではなく、その前年のイナリワンが勝ったレースの方に軍配があがります。当時、オグリキャップ、スーパークリークとともに3強の一角を担ったイナリワンですが、天皇賞、ジャパンカップはそれぞれ6着、11着と精彩を欠き、世間の注目はマイルCS優勝→JC連闘2着のオグリにのみ集っていました。それが実際のレースでは素晴らしい末脚でスーパークリークを差し切り、堂々のグランプリ制覇。当時、競馬を見始めたばかりでしたが、なるほど競馬とはこういうこともあるのかと大変印象に残っています。

振り返ってみると有馬記念は復活を遂げる馬が多いレースでもあります。オグリキャップ、トウカイテイオー、グラスワンダー、、、。復活という点から言うと、今年はタップダンスシチーやコスモバルクでしょうか。ディープインパクトに話題が集っていますが、そうそう一筋縄ではいかないのが有馬記念。熱戦を期待します。

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