旅行・地域

2014年7月27日 (日)

アニラオ

今日は、マニラから車で2時間ぐらいのところにあるアニラオというダイブリゾートに行ってダイビングをしてきました。

ダイビングのいいところは、ボートに乗ったり潜ったりしている間は、一切のことを忘れられることですね。特に私の場合は、技量がまだまだなので、余計なことを考える余裕もないのですが。

アニラオには、数多くのダイビングスポットがあって、かれこれ10回ぐらい行っていると思いますが、飽きることがありません。

今日行ったのは、ラヤグラヤグバフラと、新しいサイトだというアガフタというところ。

最初のラヤグヤラグバフラでは、ウミガメやフエダイ、ヤガラ、ハナダイ、チョウチョウウオ、クマノミなど、アガフタでは、ヘコアユ、ツバメウオ、シャコ、ハリセンボン、ほとんど岩のように巨大なフグ、ハナヒゲウツボなどなど。

私は水中カメラを持っていないのと、ダイブマスターがフィリピンの人なので、あとで魚の名前を確認するのが困難なのですが、そのほか、たくさんの覚えきれないぐらいの魚がいます。

と、書くとすごく楽しそうなのですが、今日はモンスーンが強くて水面に上がってきてから波にもまれているうちに、気持ち悪くなってしまいました。これが波酔いというやつか…。

ダイビング中に気持ち悪くなるというのは非常につらく、「気持ち悪くなったらレギュレーターの中に吐けばよい」と人はいうのですが、そんな芸当はとても私にはできません。幸い、今日は2本目を潜る前に治まったので事なきを得ましたが。

なお、私がいつもお世話になっているのは、Bontoc in Batangasというダイブショップ、というか民宿ですが、フィリピン人のご主人いわく、日本のお客さんにもたくさんきてほしいとのこと。日本人のお客さんを呼ぶなら日本語が通じた方がいいんじゃない? というと、「君がダイブマスターになってここで働いてくれればいい!」と…。初心者をつかまえて何を言いだすのか。

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2014年2月 2日 (日)

バリカサグ島

P1030498resized週末、ボホール島(正確にはパングラオ島)に行ってきました。

写真は、パングラオ島から船で30分ぐらいのところにあるバリカサグ島にダイビングに行った際にボートの上から撮った写真。

台風が過ぎた後だったので空がきれいでした。

ダイビングは、1回のダイビングでウミガメを何匹も見られたり、ジャックフィッシュの大きな群れをみることができたり、さすがバリカサグ島。ただ、一緒に潜った方々は、それ以外にもたくさんの魚をみておられ…。

まあ、私はまだ潜っている最中も人についていくのにやっとなので仕方ないのですが、もっとうまくなりたいものです。

南の海で潜っている間に日本ではディアベルが勝っていたわけですが、こんな素晴らしい週末があっていいのだろうか。禍福は糾える縄の如し。明日からが怖いな…。

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2014年1月16日 (木)

イフガオの棚田

Ifugaoルソン島の北部にあるイフガオに行ってきました。

イフガオは棚田で有名で、保存状態のよいものは世界遺産に登録されています。

写真は、バナウェの棚田です。これは世界遺産登録はされていないのですが、それでも立派なものだと思います。

まだ田植えが始まったばかりということで、休耕地なのかどうか判然としない田んぼもあるのですが、これが苗が生えそろい、晴れていたらきっと壮観なんでしょうね。この土地でとれたお米も食べさせていただきましたが、食感は日本のものに近く、おいしかったです。

ただ、やはり平野部の田んぼに比べると生産性は落ちるのは否めないと思います。2000年近く続いてきた棚田ですが、耕作を放棄する人もいたりして、伝統の保存と生計向上を如何に図っていくかが課題です。世界遺産でとれたお米、ということでブランド米になりそうな気もしますが、そういうわけでもないようです。

意外だったのが観光客がそれほど多くなかったこと。ハイシーズンでないというのもあるのですが、マニラから車で8時間かかりますので、外国人観光客にとって確かに交通の便はよくないのですが、他方タイの北部もそれぐらいかかるにもかかわらずそれなりにお客さんは入っているので、施設やマーケティングに改善の余地があるかもしれません。

ちなみに仕事というのは、日本の援助で小水力発電所を建設し、その売電収入を棚田の保全の原資にするというプロジェクトに関するものでした。世界遺産の維持管理と生計向上を図っていくのが狙いで、来年には完成する予定です。

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2008年8月26日 (火)

石垣島に行ってきました

2008_0351small 夏休みに石垣島に行ってきました。

初めて行ったのですが、とにかく素晴らしい。青サンゴ群落や、海水浴場で岸から10mも行かないところに群れている熱帯魚、そこらじゅうにいる見慣れない昆虫など、想像を超えていました。

とくに印象深かったのがナイトカヤックオリオン石垣島エコツアーサービスのキャプテンに連れられて海にこぎ出したのですが、海の上から眺める夕日、その後訪れる満天の星空には本当に感動しました。

こうした大自然に触れると、それまで自分の頭の中で考えていた仕事上の懸案事項など、ほんとにちっぽけなものに思えてきて、自分の立ち位置をより大きな視点で見直すよいきっかけになりました。

なお、これほど自然が残っている石垣島(人口4.5万人)ですが、私が泊まった島のはずれの宿泊施設(市街地から35km)でも電気、水道などすべてのインフラが完璧に整っており、さらにはすでにジェット機が運航可能な空港があるのに総事業費420億円をかけて新空港が建設中なのですから、日本はすごい国です。

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2007年8月31日 (金)

エアパシフィックの機内誌

Fiji2007_0281 先週、フィジーに行ってました。

海がきれいで、シュノーケリングでも珊瑚や魚がよくみえて楽しかったのですが、それ以上に印象的だったのが夕陽です。毎夕、写真のような感じで、なんとも言えないきれいな色でした。

フィジーにはエアパシフィックというフィジーの航空会社の直行便が出ています。所要8時間半。

エアパシフィックの機内誌は、開発が重要な課題である国のフラッグキャリアであることを反映してか、機内誌によくある紀行文等に加えて開発関連の記事がいくつかあって面白かったです。

ひとつは外資ホテルへの食料品のサプライチェーンをフィジー内に作って雇用の創出と外貨の流出を防ごうという記事。レストランで出される南国のフルーツも実は海外から輸入されているケースが多く、それを改善するべく試験的に果物や野菜をフィジー国内で栽培したところ、これがうまくいっているという話でした。

もうひとつは、西太平洋の豊富な漁業資源(特にマグロ)を開発に役立てるべく、現在外国の漁船に漁業権を与えているだけになっているのを、自国の漁業を効率のよい漁法を導入して活性化させ、缶詰などの水産加工業を国内に作ろうという記事。これはEUのDevFishという援助プログラムの紹介です。

その他、観光大臣のインタビュー、UNFPAが出した都市化を経済発展の原動力として肯定的に捕らえようというレポートの紹介と島嶼国へのインプリケーションについて書いた記事もあって、なかなか硬派な内容で勉強になりました。

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2007年7月11日 (水)

ジョギングは非フランス的?

ワシントンポストによれば、サルコジ大統領がジョギングをすることについて、フランスのリベラシオン紙によって「非フランス的で右翼的」と批判しているそうです。

フランスのテレビでは識者が、上司がヒザを出して走るなどミッテランの時代には考えられないみっともない行為で、そもそも西欧文明はソクラテスの時代から歩くことともに生まれてきており、思慮深い人間は歩くべきだ、とコメントしている由。

こうしたフランスでの言論をみてイギリスのマスコミが「フランスはまた正気を失った」と面白がっているそうです。

まあ確かにたかがジョギングするだけでアメリカ個人主義の軍門に下ったなどと考えるのは不思議な気がしますが、それだけフランス的価値観というものが確固としてあるということなのでしょう。

ちなみにフランス人はジョギングしないかといえばそんなことはなく、ブローニュの森やエッフェル塔の前のシャンドマルス公園では数多くのジョガーがみられます。もっとも、パリは異邦人が多い街なので、走っているのはフランス人ではないのかもしれませんが・・・。

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2007年5月30日 (水)

メゾン・ド・カンパーニュ

財布の中を整理していたら、パリにいたころに行ったレストランのカードが出てきました。

Maison de Campagne
18 2, Rue Pierre Demours, 75017
Paris France
01 45 72 28 51

写真が手元にないのが残念ですが、その名の通りフランスの田舎家をテーマにしたレストランで、いつもきれいな花で飾られていて雰囲気のある場所です。

店内にはワインカーブがあり、その中に入って好きなワインを選ぶことができます。といってもよくわからないので、私の場合は値段が手ごろなものを選んでいただけですが、こうした趣向はなかなか面白いです。

料理はオーソドックスなフランス料理で、肉料理・魚料理とも私には十分おいしく感じられました。

場所はテルヌ広場の近くで、凱旋門からも悠々徒歩圏です。もし今秋にでもウォッカを見にパリに行かれる方がおられればぜひ。

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2007年3月25日 (日)

サインの偽造

昨日の朝日新聞の「特派員メモ」にパリ支局発のこんな話が載っていました。

日本では、部長の印鑑をしばしば秘書が持っている。部長が留守でも、秘書がポン。これで部長は、一日中書類を待ち構える必要がない。だけど、欧米では印鑑でなくサインだ。どうしているのか。その謎が先日解けた。

(中略)

ある地方自治体が別の自治体に提出する文書を下請けして作成しているのだが、提出期限が2時間後に迫っているという。知人が電話で提出先にいる代理人に指示している。「私のサインをFAXするから、まねて書いて」。それが公文書として通用するのだ。

そのうちに「議員のサインがない」と騒ぎ出した。知人が指示を送る。「ピエールだから、PとRを適当に組み合わせればいいのよ」。それで、すべて大丈夫。

いや、それは大丈夫ではないのでは・・・。全く知らない人の知らないサインまでしてしまうとはフランス恐るべし。

フランスでは小切手を多用しますが、そこで重要なのは署名(サイン)です。

パリに勤務していたころ、偽造小切手が作られたことがありました。取引内容を不審に思った銀行が知らせてくれたのですが、送られてきた小切手のコピーをみてびっくり。漢字の署名がそっくり真似られていたのです。

日本人の漢字の署名は真似られにくい、といいますが(実際欧米人の前で署名すると目を丸くされることもあります)、あながちそうともいえないようです。

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2007年2月12日 (月)

鎌倉大仏と焼きせんべい

Daibutsu日曜日に鎌倉に行ってきました。3連休とはいえ、真冬なので空いているかと思いきや、江ノ電に乗り切れないほどの人出で、大仏がある高徳院の人によれば「10月の行楽シーズンの3連休なみ」とのことでした。写真は鎌倉大仏。

Osenbei 鎌倉大仏から江ノ電の長谷駅方面に少しあるいたところに「雷神堂」というおせんべいやさんがあります。大勢の人が大きなおせんべいを持って歩いているので思わず買ってしまったのですが、焼きたてのおせんべいがこんなにおいしいとは知りませんでした。

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2006年9月27日 (水)

パリの天気予報

いよいよ週末に凱旋門賞が迫ってきましたが、気になる天気はどうでしょうか。

馬券日記オケラセラに以下のような記述がありました。

長期滞在して馬場にあった走りを体得し、日本では道悪は得意だったエルコンでさえ敗れたのだから、ディープにとっても当日までの天気が命運を左右すると言っていい。今週のパリの天気は予報会社によってまちまち。できれば一滴も降ってほしくない。

この「パリの天気は予報会社によってまちまち」というのは本当にそうで、いろんなサイトをみても全く違う予報をしている場合もあります。よほどフランスの天気予報というのは難しいようです。

私の経験上、天気および気温がもっともあたると感じているのは、メテオ・フランスの天気予報です。その次がYahoo weatherでしょうか。gooの世界の天気は、他社に比べて楽観的な予報(つまり晴れマークが多い)のように思います。もっともあてにならないと感じるのはNHK BSニュースの後に流れる世界の天気予報。あれだとパリは一年の大半は曇り/雨ということになってしまいますが、実際にはそんなことはありません。

そのメテオ・フランスの天気予報では、土曜日は終日雨が降りやすいようです。日曜日の天気はまだこの時点では配信されていませんが、はてさてどうなるでしょうか。

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