ラフマニノフ 愛の調べ
「のだめカンタービレ」のドラマを見て以来、ラフマニノフにとりつかれていたので、映画館に観にいってしまいましたですよ。
たぶん、戦艦ポチョムキン以来のロシア映画。期待してみにいったのですが…どうでしょうか。
私がハリウッド映画に毒されているのかもしれませんが、もう少し脚本や構成に工夫の余地があったのではないかと思います。
映画はラフマニノフがアメリカにわたってスタンウェイのピアノの宣伝を兼ねた演奏旅行をしているシーンを軸に亡命前にロシアでピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18を作るまでのエピソードなどを振り返る、という構成なのですが、アメリカにわたってひたすら演奏旅行を強いられ、作曲できず苦悩するラフマニノフのシーンが多く、見る者の気持ちを沈ませます。
そこがロシア映画ならでは、なのかもしれませんが、そうした苦悩の後にハッピーエンドが訪れるかというと、まあ、必ずしもそういうわけでもなく、じゃあ音楽が素晴らしいかというと、「のだめ」の方が聴きごたえがあります…といったら言いすぎでしょうか。
そんなわけで映画館を出てきたときは、「んー…」と首をかしげていたのですが、案外、こういう映画の方が記憶に残ったりするもので、見に行った連れと、「自分が監督だったらこうする」などといまだにああだこうだと話をしています。
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