映画・テレビ

2011年10月12日 (水)

映画はやぶさ

子どもたちに宇宙に興味をもってもらいたいと思い、「映画はやぶさ」に連れて行きました。

子どもいわく「宇宙船に人がのっていないのはつまらない」とのことでどこまで心に響いたかわからないのですが(まあ、その感想はわからないでもない)、私は結構楽しめました。

楽しめたどころか、既に「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」(山根一眞著、マガジンハウス刊、1300円)も読んでいろんなエピソードも知っているはずなのに、打ち上げのシーンや帰還のシーンでは思わず涙してしまいましたよ。

Lullaby_of_muses_2 はやぶさといえば、知り合いに勧められて買ったこちらのCDもすばらしいです。

Lullaby of Muses 2(小惑星探査機はやぶさの組曲)

あまり持っている人はいないかもしれませんが、はやぶさに関心がある人もそうでない人も、ぜひ聞いてほしいと思います。夜空をみながらとか、夜のドライブとかにぴったりです。

しかしJAXA、いい仕事していますね。以前、科学技術庁と同じビルで働いていたことがありますが、エレベーターで聞く彼らの宇宙がらみの話がカッコ良かったのを思い出しました…。

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2010年5月 5日 (水)

戦国鍋TV

Btn02_o 昨日初めてみました。

「戦国鍋TV ~なんとなく歴史が学べる映像~」(TVK、火曜夜11:00~)

武田信玄と上杉謙信の2人が争った川中島の戦いを現代の高校を舞台にしたヤンキー同士の抗争に模した「戦国ヤンキー川中島学園」や、知名度の低い戦国武将がキャバクラ嬢に自らの不遇を慰めてもらう(?)「戦国武将がよくくるキャバクラ」など、よくこんな面白いことを思いつくなあ、と感心しました。

で、そこで語られる知識は正確で、確かに歴史が学べます。

最近、家人がテレビ神奈川の番組にはまっていて(「サクサク」とか、終わってしまったようですが「勝手にガイドライン」とか)、ふうんと思っていましたが、確かに面白かったです。

これまで中央競馬ワイド中継でたくさんお世話になってきたTVKですが、違った楽しみ方がみつけられて収穫のある(?)ゴールデンウィークでした。普段の日はこの時間でも帰ってないからなあ。

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2009年3月26日 (木)

あまりにもアンフェア

NHK BSハイビジョン特集「無国籍・ワタシの国はどこですか」を見ました。

難民キャンプで生まれたり、日本で生まれたのだけど親が不法入国していて強制退去を命ぜられた等の事情で「国籍」を持たない人たちを取り上げたドキュメンタリー。

日本の友達に書いた手紙を読み上げながら「日本に帰りたい」と泣いていた子ども(母親がフィリピン人、父親は日本人で、認知されずに入国管理法違反で強制退去させられた)をはじめ、取材対象となった人たちの涙が印象的な番組でした。

どの人も、戦争によって難民にならざるをえなかったり、生まれた場所がそもそも難民キャンプで国籍が付与されない状態だったり、親が不法入国だったりと、自分ではどうしようもない事情で、普通であれば享受できるはずの当たり前の社会生活ができないことの「アンフェア」さに対する思いが涙になって流れているように感じました。

4月1日(水)23:00から再放送がありますので、関心のある方はぜひ見てください。

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2009年3月 8日 (日)

出社が楽しい経済学

いやあ、ロジユニヴァース、強かった。弥生賞をもったままで勝つ馬なんてめったにいません。全妹を社台で持っている人、期待しちゃうだろうなあ。

2着のミッキーぺトラは、ユニオンで妹(父ディープインパクト)が募集されていますね。チェックしておこう…。

さて、土曜の晩、教育テレビで「出社が楽しい経済学」を見ました。

いつも23時からはTVKで中央競馬ダイジェストをみているので、今まで気づきませんでした。既に9回放映しているとのこと。惜しいことしたなあ。

で、初めてみた感想ですが、コント(ドラマ?)仕立てで経済学のキーワードを理解していくという内容で、結構おもしろく見れました。

今週は、「囚人のジレンマ」で「反復される囚人のジレンマではしっぺ返し戦略が有効」などが取り上げられていましたが、ドラマの形で具体的な応用例を示するとわかりやすい。

行動経済学なんかは心理学的要素もあって面白いですし、この番組が成功すれば、次は「解体新ショー」みたいなバラエティー番組になりませんかね。ならないですか。

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2008年5月 4日 (日)

ラフマニノフ 愛の調べ

「のだめカンタービレ」のドラマを見て以来、ラフマニノフにとりつかれていたので、映画館に観にいってしまいましたですよ。

たぶん、戦艦ポチョムキン以来のロシア映画。期待してみにいったのですが…どうでしょうか。

私がハリウッド映画に毒されているのかもしれませんが、もう少し脚本や構成に工夫の余地があったのではないかと思います。

映画はラフマニノフがアメリカにわたってスタンウェイのピアノの宣伝を兼ねた演奏旅行をしているシーンを軸に亡命前にロシアでピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18を作るまでのエピソードなどを振り返る、という構成なのですが、アメリカにわたってひたすら演奏旅行を強いられ、作曲できず苦悩するラフマニノフのシーンが多く、見る者の気持ちを沈ませます。

そこがロシア映画ならでは、なのかもしれませんが、そうした苦悩の後にハッピーエンドが訪れるかというと、まあ、必ずしもそういうわけでもなく、じゃあ音楽が素晴らしいかというと、「のだめ」の方が聴きごたえがあります…といったら言いすぎでしょうか。

そんなわけで映画館を出てきたときは、「んー…」と首をかしげていたのですが、案外、こういう映画の方が記憶に残ったりするもので、見に行った連れと、「自分が監督だったらこうする」などといまだにああだこうだと話をしています。

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2007年11月 4日 (日)

ラストキングオブスコットランド

Lastkingofscotland 映画「ラストキングオブスコットランド」を見ました。

ウガンダのアミン大統領とひょんなことから彼の主治医になったスコットランド人青年の話です。

クーデターで大統領になった直後のアミン大統領は、村々をまわり「学校をつくろう、道路をつくろう、軍服を着ていても私の心は君たちと同じだ」と演説し、民衆の熱狂的な支持を受けます。青年はアミン大統領のカリスマ性に興味をもち、若者ゆえの冒険心から彼の主治医になり、側近の一人となりますが、やがて大統領は猜疑心から自らの閣僚も暗殺したり、各地で虐殺を行うなどの狂気の独裁者であることが明らかになってきます。

私は1995年にウガンダを旅行したことがありますが、宿の主人がアミンのことを非常に興奮した様子で殺人鬼だ、と話していたのを思い出します。同時に、辺境を除いてはウガンダに平和と安定をもたらしたムセベニ現大統領には熱烈な支持を表明していました。

当時のウガンダはエイズ禍が猛威を振るっていて、隣国ルワンダでは大虐殺が起きて難民が流入するなど、困難な状況にはかわりなかったのですが、人々がムセベニ政権に大きな期待を寄せていることは伝わってきました。そして実際、ムセベニ政権はその後も安定した政権運営を行い、東アフリカの優等生としてドナーからも多くの支援を引き出すことに成功しています。

大変見ごたえのある映画で、ウガンダの過去を知る上でも参考になりますが、他方、この映画をみて「これがアフリカなんだ」という印象が植えつけられてしまうのではないかが気がかりです。

エンドロールでは、アミンに虐殺された人民は30万人にのぼること、失脚後アミンはサウジアラビアに亡命し2003年に死んだことが出てきますが、その後のウガンダについても言及があってもよかったのではないかと思いました。

【余談】

1.この映画の公式サイトのあらすじは、映画のラスト3分までを全て(!)書いてしまってますので、まだご覧になっていない方は読まないほうがよいと思います。

2.最初のほうにでてくるウガンダの田舎の診療所に勤める女性、X-ファイルのスカリー捜査官だということに全く気がつきませんでした。ウガンダで苦労している、という役作りだったのだと思いますが、人間こんなにもかわるのか…。

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2007年6月25日 (月)

BSディベート どうする日本のODA

Datafile02 昨晩のNHK新BSディベート「どうする日本のODA」は見ごたえがありました。

ディベーターもODAと経済開発に関する学界の重鎮・渡辺利夫氏、外務省出身の田中均元外務審議官、財務省出身の行天豊雄元財務官、TICAD市民社会フォーラムの大林稔教授など、それぞれの立場をうまく表したバランスのとれたメンバー構成で、ODAのもつ多面性がよく出ていたと思います。

感想をいくつか。

  • 行天氏が途中で言った「ODAは経済発展に寄与していない」といった趣旨のことを言い、渡辺先生が「それを行天さんが言うと困ってしまう」といったやりとりがありましたが、私も行天さんの発言にはズッコケました。確かにそういう研究はありますが(イースタリーなど)、そうでない研究もあるわけで。
  • 大林先生が言われる、貧困層を経済的にも政治的にもエンパワーすることが重要というのは全くそのとおりだと思いますが、相手国の主権もあるなかで実際にどう実践していくのかは、私の勉強不足でイメージがわきません。欧米(とくにアメリカ)ではそうした市民社会育成、政党支援といった援助を行っていますが、日本ではあまり経験がないはずで、その手法を学ぶにはしばらく時間が必要なように思います。
  • アフリカ向け円借款の再開について、経済発展につながらず債務問題だけを残した過去の歴史を繰り返すのではないか、という指摘がありました。これについて番組では取り上げられませんでしたが、日本のみならず各ドナーは過去の反省に基づき、貧困削減戦略ペーパーの策定や公共支出計画の策定支援、援助の調和化など、アプローチの仕方がかなり変わっています。特に調和化の話は、OECD開発援助委員会が進めている話で、この点をハモンド次長に振ってほしかったところです。
  • 田中元審議官が「アフリカ支援は常任理事国入りの票集めのためというのは間違いであって、国際社会の重要な問題として日本として取り組んでいるもの」という発言をされたことには溜飲を下げました。「票集め」とだけみられるのでは、日夜アフリカ支援に取り組んでいる現場の人たちが浮かばれません。

日曜の夜、しかもBSとあって見逃された方も多いと思いますが、7月1日(日)の15:10から再放送があるそうなので、関心のある方もない方も、ぜひ見てみてください。

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2007年6月18日 (月)

世界の果てで働くお父さん

「世界の果てまでイッテQ!」の父の日スペシャルは、スリランカのダム建設現場で働くお父さんを7歳の息子さんが訪ねていくというでした。

スリランカが世界の果て、というのは大げさですが、近隣の町からでも徒歩2時間というのはさすがにダムサイト。その場所に工事を受注した日本の建設会社の方々が現地の人たちから信頼を得つつ建設工事に従事されている姿は、訪ねていった息子さんのみならず視聴者にも心に残ったのではないでしょうか。

父「ダム自体が水力発電所として電力供給をします。スリランカの経済発展には電力が不可欠です。」

休憩時間の合間、中島が現地の作業員のみなさんに聞いてみた。
中島「ミスター川島(統吾くんのお父さん)はどうですか?」
作業員「日本の人たちが、俺たちの国のために頑張ってくれて本当に感謝している」

番組では触れられていませんでしたが、このダムには日本の援助資金が投じられています。日本のODAを日本企業が受注し、日本の技術者が現場で働いて感謝されているという、ひとつの理想形です。

【参考】
前田建設のプレスリリース
http://www.maeda.co.jp/outfiles/000876/001_0305.pdf

それはそうと、チーズ祭りに挑戦した宮川さんもすごかったですね。イッテQ!は毎週面白いです。

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2007年5月13日 (日)

ドラマ版めぞん一刻

若いころ原作を座右の書としていたので(笑)、思わずみてしまいました。

原作のテンポのよさをドラマで再現するのは難しいだろうなあと思っていましたが、五代裕作役の中林大樹、管理人さん役の伊東美咲はじめ、皆うまく演じていてそれなりに楽しめました。

しかしテレビ欄や番宣にある

携帯もメールもないけど、僕らは一生懸命生きていた!~昭和58年、ボロアパートに咲いた愛と絆」

というのはなんだかなあ・・・。

「めぞん一刻」の素晴らしさは時代を超えて普遍的なもので、最近ありがちな懐古趣味で売るようなもんじゃないと思うのですが。

ところで、1991年の有馬記念を伏兵ダイユウサクが大本命のメジロマックイーンを破って優勝したとき、ダイユウサクは5枠で「ゴダイユウサク」だったんですよね。

その有馬記念も16年前になりますから、もはや昔話ですかね。「めぞん一刻」で描かれた世界が歴史文学になってしまうのも仕方ないのかなあ。

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2007年5月 5日 (土)

ブラッド・ダイヤモンド

Poster2紛争ダイアモンドを題材にした映画、「ブラッド・ダイヤモンド」を見ました。

一本の映画の中に、ダイアモンドをめぐる内戦、少年兵、難民、紛争ダイアモンドの密輸、恐怖を植えつけるために行う生きたままの手足切断等、さまざまな問題を盛り込んでおり、こうした問題があることを知っていても、作り物とはいえ映像でみるとかなり衝撃的です。

印象的なのは、途中、主人公たちが立ち寄る村の老人が「石油が出なくてよかった。石油が出たらもっとひどくなる」と語るシーンです。

天然資源が豊富な国ほど経済発展しない、というパラドックスがありますが、それを象徴する台詞でした。冒頭の反政府軍による村の略奪や首都の市街戦の場面をみると、資源をめぐって内戦が起きたら経済発展どころではない、ということを改めて感じます。

映画は、上述のようにいろいろなイシューをとりあげながらもストーリーがよくまとまっており、大変よい出来であると思いました。特にレオナルド・デカプリオの演技はすばらしく、必見です。

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